SCP-7278

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アイテム番号: 7278
レベル1
収容クラス:
safe
副次クラス:
none
撹乱クラス:
dark
リスククラス:
notice

特別収容プロトコル

SCP-7278はサイト-120内の低優先収容チャンバーに収容されます。PoI-7278の捜索は進行中です。


説明

SCP-7278は定義が不明確となったオブジェクトです。明確にする為にSCP-7278の特性と概念的存在の全体を単一の単語、フレーズで正確に説明することは不可能であり、誤伝達部門による試みでは70%の閾値までしか到達することができませんでした。そのためSCP-7278の真の性質を特定することは極めて困難であり、不可能だと考えられます。

SCP-7278の大規模な調査により、現時点で以下の特性があることが判明しました:

  • 機械的性質です。
  • 容積は約1.6m3、重量は約300kgです。
  • 形状は直方体です。
  • 片側の側面にはキーパッドが取り付けられていることに加え、金銭を投入する為のスロットが付いています。
  • キーパッドの表示にはチョコレートバーや袋入りポテトチップス等、数点の低価格の菓子類やスナック菓子が含まれています。
  • 金銭が投入され販売されている菓子に紐付けられたコードがキーパッドに入力されると、対象の菓子が排出されます。

SCP-7278は正体不明の妖精の魔術師(PoI-7278)によって魔術儀式が施された後、当該異常性を獲得しました。

SCP-7278は2019/2/27にFP-120("エスターバーグ")の通りで発見され、エスターバーグ政府によって財団の収容庫へ引き渡されました。


インシデント 7278.01

SCP-7278は以下のインシデント後の2019/2/26に、異常性を獲得しました。

日時: 2019/2/26

対象: PoI-7278

序文: 以下のログはエスターバーグの防犯カメラで撮影されたものです。映像はインシデント後に回収されました。


[ログ開始]

PoI-7278が小さく口笛を吹きながら通りを歩いて行き、SCP-7278の前で立ち止まる。

PoI-7278はポケットから5ズウォティ硬貨を取り出し、SCP-7278内に投入する。少し経つと、SCP-7278は硬貨を受け付けずPoI-7278の元に戻る。PoI-7278は再びSCP-7278に硬貨を投入しようと試みる。それを20回程繰り返し、PoI-7278はますます苛立ちを募らせる。

PoI-7278は別の5ズウォティ硬貨の使用を行い、SCP-7278内に投入することに成功する。PoI-7278はキーパッドでチョコレートバーのGrześkiグジェシュキに対応する52を入力する。

SCP-7278は5ズウォティ硬貨を受け付けず、画面に「指定が見つかりません」というエラーを表示する。PoI-7278はSCP-7278を約20秒間見つめた後、SCP-7278を叩き揺さぶり始める。SCP-7278内に変化は見られない。

PoI-7278はチョコレートバーの購入を再度試み、数回にわたって機械から返却されるコインを投入しようする。キーパッドに数字を入力しようとする度に「指定が見つかりません」とエラーが表示される。これは暫くの間繰り返され、その都度PoI-7278が口頭及び物理的にSCP-7278を攻撃している。

PoI-7278は怒りに任せ拳を振り上げ、SCP-7278を殴打する。

PoI-7278: Skurwysynu!1

PoI-7278は第六生命エネルギーで発光し、SCP-7278に対し魔術的儀式の施行を開始する。

PoI-7278: (ポーランド語で)本当の指定が見つかりませんを見せてやる…

記録終了

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