SCP-728-ARC
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アイテム番号: SCP-728

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: セクター-28のアッパーレベル36は、居住する728の群れの生息地に転換されており、発破作業から採取した現地の石で構成されている「崖」に組み込まれた観測地点を有しています。人工水路が域内を横断するように引かれており、水路の両側には怪我防止用の格子が取り付けられ、水のみを通す濾過システムを設置し再循環させています。また域内にはSCP-728の元いた自然環境が原産の芝生、樹木、およびその他の植物を導入し、手入れは高山植物に関する技師が行って下さい。

収容地帯はレベル1セキュリティクリアランスを有する全職員に解放されていますが、跳躍飛行が活発的になって来た際には入場希望者はヘルメットや衝撃を吸収する防護服を装備する必要があります。

説明: SCP-728は通常のキタオジロジカ1(Odocoileus Virginianus Borealis)に類似した生物ですが、その種(以下Odocoileus Virginianus Volaticusと分類)に特有の異常な変異を3つ有しています。

1つ目は、全4本の脚を身体と垂直に延長するように、肩関節を回転させる能力です。2つ目は、通常は隠されている飛膜(調節可能な緊張感を持つ、皮膚の拡張機能)を広げ一般的なムササビとほぼ同様に飛行する能力で、先述した1つ目の能力によって使用可能となります。3つ目は骨密度を著しく低下させる能力で、これは長時間の滑空を可能にする為に発達してきたものと思われます。

休息時は飛膜は見られず、肩関節は平均的なオジロジカと同一に見えます。よって、SCP-728の脱走を一匹でも防止する事、および群れの発達度合いの変化に対する厳密な監視が最重要事項です。捕獲した群れの現在の個体数は27匹で、雄が9匹、雌が18匹です。岬の群れの個体数は約60匹で、その雌雄比は不明です。

SCP-728はニューファンドランド島のロッキー・ハーバー町で、灯台(現在は歴史的建造物)の最初の灯台守に発見されました。パークス・カナダ2の従業員が地元メディアにその存在を詳述した2008年後半まで、継続した灯台守の世代を通じて群れの秘密を守る使命が受け継がれていました。

発見後間もなく2組のチームが派遣されました。片方のチームはこの話を抑制し、関連する個人に対しては終了・移住の両方またはどちらか一方の措置を取り、もう片方は繁殖や実験用途で群れの何個体かを捕獲し、灯台の維持管理に従事しているパークス・カナダの職員を交代させました。

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