SCP-7477

評価: +2+x

アイテム番号: SCP-7477

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: 既知のSCP-7477の媒介源は全て破壊されました。SCP-7477の最後の既知の感染者を終了する必要性については現在議論されています。

説明: SCP-7477は複雑な問題や計画(影響を受けた存在によって判断されます)の解決策を見つけ出そうとしている生物の中に潜伏する、伝染性の認識災害です。SCP-7477はそのような問題に取り組んでいない生物に感染することが可能で、感染した生物がそのような問題に取り組むと該当する問題に固定されます。SCP-7477には極めて多様な宿主が確認されており、ヒトと非ヒト生物のどちらにも影響を及ぼすことが可能です。

収集可能な情報と唯一の存命のSCP-7477の感染者からの証言によると、感染者が自身と繋がった問題に対する実現可能な解決策にたどり着くと、SCP-7477は爆発を引き起こします。この際、感染した生物の頭部が自ら爆発します。爆発の威力は影響を受けた生物の頭部の大きさに応じて指数関数的に増大します。ヒトの頭部は手榴弾とほとんど同じ威力で爆発するのに対し、影響を受けたシロナガスクジラの頭部は10ktのTNTと同等の威力で爆発します。

SCP-7477による爆発の過程を目撃する、感染者の遺体(特にその頭部)と接触する、またはそれ以外の方法でSCP-7477の爆発やその影響に直接接触した人物はSCP-7477に感染します。SCP-7477に関する情報が著しく歪められていた場合、認識災害性は消失します。例を挙げると、犠牲者の頭部の遺灰はこの現象を媒介しません。

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