SCP-7496

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アイテム番号: 7496
レベル2
収容クラス:
euclid
副次クラス:
none
撹乱クラス:
vlam
リスククラス:
notice

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SCP-7496の影響範囲の中心地。

特別収容プロトコル: 全米労働関係委員会(NLRB)内部の財団工作員は、ミシガン州███████内でのいかなる組合選挙の請願も断固として拒絶せねばなりません。

SCP-7496実例を監視し文書化するため、ミシガン州███████の外部に仮設サイト-7496が建設されています。SCP-7496の影響を受けた人間に対するメディア報道は、一般的な難読化手順に従って検閲されます。SCP-7496の影響を受けた人間以外の生物は、SCP-7496の影響範囲外に移送され、その時点で異常行動は消散します。

財団職員が2人以上の集団でSCP-7496の影響範囲内に進入することは許可されません。

説明: SCP-7496は、ミシガン州███████の放棄された自動車工場から半径約7kmに局在する行動現象であり、その実現可能性、合法性、合理性に関わらず、関連する個人・個体の集団に労働組合の結成を強制します。SCP-7496の影響を受けた対象は、ミシガン州の労働法に関する極めて詳細な知識を獲得し、以前の認知能力と無関係に、そのような知識を何らかの形で伝達可能となります。

SCP-7496は、その生物が運動性で、何らかの形式で肉体的/精神的労働を行う限り、あらゆる生物集団に発生しうるようです。

補遺7496.1:SCP-7496実例の簡約化リスト

日付: 2007/9/17
生物種:Homo sapiens
被影響個体数: 35
自称: UAW1地方組合2994号
付記: 地元の幼稚園の園児らは、学童保育制度が「無許可の労働時間の延長」であるとして提訴した。これに並行して翌日、雄弁な筆致で記された、幼稚園における組合選挙を求める現地請願書がNLRBに提出され、地元メディアによる報道を促した。財団はこの出来事の後に異常を認知し、現在の収容手順が策定された。

日付: 2007/11/8
生物種:Oncorhynchus tshawytscha2
被影響個体数: 約400
自称: UFCW3地方組合7493号
付記: 複数人の漁師が、過去数週間で地元地域におけるマスノスケの漁獲量が大幅に減少したと報告した。財団はソナーを利用して、サケの位置と、モールス信号と解釈された不規則なヒレの動きを追跡することに成功した。信号が翻訳されると、影響を受けたサケは、1978年のミシガン州法に違反して無期限に給与を留保したとして漁師らを非難した。サケはまた、スペリオル湖の家族を訪問するために最低でも15日の有給休暇を与えない限り、労働組合結成選挙を実施するとも主張した。

日付: 2008/1/15
生物種:Saccharomyces cerevisiae4
被影響個体数: 約1兆7200億
自称: BCTGM5地方組合668号
付記: パン屋のサワードウスターター6のある瓶に、「他の従業員が休みを満喫している一方でクリスマス休暇中ずっとシフトで働く」ことを強制されているという事実について、気泡を利用して長々と不平が綴られていた。労働組合と、クリスマスボーナスとして200グラムの砂糖の要求が満たされない限り「働き続ける」ことを拒否した。関与した人間には記憶処理が施された。

日付: 2008/3/24
生物種: 多数
被影響個体数: 約700兆
自称: UWUA7地方組合2670号
付記: 仮設サイト-7496現地の浄化槽において、濾過効率が大幅に低下した。調査の結果、タンク内の嫌気性細菌がSCP-7496の影響を受け、排出された廃棄物の分解を拒否していることが判明した。細菌は水の変色を利用して、サイトの毎週のタコチューズデー8の夜に残業代が不足しているため、労働組合結成の要望を伝えた。交渉が進行中のため、SCP-7496の更なる調査は一時停止されている。

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