SCP-7505

評価: +9+x

アイテム番号: SCP-7505

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-7505は、既存の25体のSCP-7505-A実例とともに、地下エリア-49内にある標準大型収容ユニット内に収容されます。 SCP-7505は常に物理的に閉鎖したままでなければなりません。 SCP-7505またはSCP-7505-Aへの曝露により精神的健康に悪影響を及ぼしている人物は、要請に応じて財団所属の精神科医を割り当てなければなりません。

SCP-7505が開いている、または新たなSCP-7505-A実例が出現した場合、SCP-7505への扉は可能な限り近い機会に閉鎖し、直ちにSCP-7505の研究主任に連絡しなければなりません。 SCP-7505に侵入した人物は失われたと見なされます。

そして星々が消えた And Then The Stars Went Out』の行方不明のキャストに関する調査は、ディレクターの失踪時期が異なる点に着目して進められています。

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初期発見時のSCP-7505

説明: SCP-7505は、『そして星々が消えた』というタイトルの未公開の独立系ホラー映画の制作に利用された栗色のトラックサイズのインターモーダル輸送用コンテナを指します。外見上、SCP-7505は同型の非異常の輸送用コンテナと同一ですが、オブジェクトの内部は無限の空間であり、光や物質が存在しません。SCP-7505の内部空間を目撃した人物は、恐怖心の喪失と放浪願望、そしてSCP-7505に侵入したいというかすかな衝動を報告しています。この衝動は、SCP-7505の初期収容以来、影響を受けた全ての人物が抵抗できています。影響を受けた人物は後に急性の閉所恐怖症と暗所恐怖症を発症しますが、これらの病気は非異常な手段で治療することが可能です。

SCP-7505の異常性は、1995年7月28日ニュージャージー州ニューアークの『そして星々が消えた』の撮影場所付近で雇用されていた港湾労働者によって最初に発見されました。『そして星々が消えた』の制作に関与した全ての人物は、1995年7月27日を最後に目撃されていません。公式文書上にディレクター兼プロジェクトプロデューサーとしてクレジットされているエスメ・クイントンは例外であり、1995年5月5日に失踪が報告されています。

1996年から2021年まで、6月5日になると、SCP-7505のドアが異常な方式で開き、SCP-7505-A実例がその内部空間から排出されていました。SCP-7505-Aは人間の死体と類似しており、真の真空に暴露した結果と一致する外観の変形と、5度熱傷を示していますが、両目は損傷を受けていないように見受けられます。SCP-7505-Aを仰向けでない体勢に動かす試みは一様に失敗しています。

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