SCP-7537
評価: +9+x

アイテム番号: SCP-7537

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-7537の敷地は私有財産とされ、一般人の立ち入りを禁止します。侵入者は捕縛され、適切に記憶処理された後に解放されます。

SCP-XXXX1[ママ]は元の状態のまま無期限にSCP-7537内部で保管されます。

説明: SCP-7537はオフィスビルに類似した大型建造物であり、アメリカ合衆国[編集済]の、かつては不毛の砂漠地帯であった場所に位置しています。SCP-7537の下には地階が1つあり、1本のみ存在するエレベーターシャフトによってアクセスできます。この地階とSCP-7537の間には十分な地下空間が存在しますが、エレベーターシャフトを除き地下構造物は存在しません。

SCP-7537の内部では各所に財団のシンボルマークが見られますが、識別符号として有効なサイト番号は現在まで発見されていません。周囲に他の建造物は存在しません。SCP-7537の窓からは中央ロビー・オフィス・通路などが視認でき、灰色や白色に塗装された内壁や、天井の蛍光灯が点灯している様子が確認されます。SCP-7537の発見以降、内部での活動は確認されていません。

SCP-7537の出現した区域は、かつては安全上・保安上の環境的要件を全て満たしていたため、財団施設の建設候補地に正式指定されていました。特に、敷地が広大であり公衆の関心が低いため、潜在的に脅威度の高いアノマリーのための収容施設建設用地として活用されることが見込まれていました。しかし、実際にこのようなサイトの建設が計画されたことはありません。SCP-7537は1週間かけて徐々に実体化したことが確認されており、出現当初は実体を有しておらず、視覚的に甚だしく不鮮明でしたが、最終的に物理的実体を伴った状態となりました。

補遺 - 探査ログ:

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