SCP-7683

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アイテム番号: 7683

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アビゲイル・メトナー、2008年5月頃。

オブジェクトクラス: N/A

特別収容プロトコル:
現時点では不要です。追加措置を講じるのに十分な証拠がないため、管轄権は取り消されました。国内における限定的監視は継続されます。国際的な事案は各国の組織により扱われます。

説明:
全ての情報は調査後にまとめられました。本エントリは一連の原因不明の失踪事件を評価しており、最も注目すべき事件はアビゲイル・メトナーの失踪(2008年7月)です。

各事件で以下が共通しています。

  • 継続的な非精神病性幻覚
  • 所持品の放棄
  • 偏執病の高まり
  • 意識的な孤立行動の誘発
  • 近接する空気に曝された際の感覚異常

メトナー事件は、典型的な事案のごく一般的な例です。しかし、フォトジャーナリストで被害者のボーイフレンドであるデイビッド・カプカがウェスト・ヨークシャー警察の怠慢を非難する社説を主要紙に数本掲載したことで、事件に対する世間の関心は過剰に高まりました。初期の事件報告の大まかな要約は以下の通りです。

メトナーは7月6日、ウェスト・ヨークシャー、カルダデールのブロアム・スティープでの小規模なハイキング中に失踪しました。ハイキングにはカプカと、共通の友人であるライアン・イネス及びシルヴィー・ジーナも同行しました。4名は午前7時30分頃、地元の畑に倒れた鉄塔の横から、一団となってハイキングを開始しました。ある時点でメトナーは鉄塔に触れるとすぐに後ずさり、鉄塔の表面が半酸性であると主張しました。メンバーの誰もそれ以上接触はしませんでした。後に当局により倒れた鉄塔は発見されましたが、その後の検査では表面の錆に微量のタンパク質が検出されたこと以外に決定的な結果は得られませんでした。

メンバー間で軽微な口論が発生し(8時27分)、2つのグループに分かれました。メトナーは当初一人で進んでいましたが、すぐにジーナが後を追い、一方イネスはカプカに同行しました。30分もしない後に、ジーナはメトナーと分かれました。ジーナは、メトナーが不安定な振る舞いをし、独りになりたいと求めてきたためそれに従ったと主張しました。この際メトナーはデジタルカメラで数枚の写真を撮り、急いで立ち去りました。

カプカ、イネス、ジーナは予定されていたハイキングの終了時刻である9時15分に集合しました。メトナーは到着せず、3名は不明なものの相当な時間を待ってから、彼女の捜索を始めました。

約20分後、車道に隣接する鉄塔の下からメトナーの散乱した所持品や微量の血痕が発見されました。特定の物品(携帯電話、車の鍵、サングラス、カメラ)は損傷していました。専門的検査により、血液はメトナーのものであると確認され、血痕パターン分析では、発見された飛沫は受動的なもの、及びおよそ25~30 mの空中から落下したものと一致する衝撃によるものと示唆されました。遺体は発見されませんでした。

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メトナーのカメラから回収された写真。

ブロアム・スティープ周辺に鉄塔が立っているという記録はありません。

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