SCP-7688
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アイテム番号: SCP-7688

オブジェクトクラス: Neutralized

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SCP-7688を描写したとされる、19世紀初頭のスケッチ。

特別収容プロトコル: 21世紀現在、SCP-7688の更なる活動は、いかなる物理的文献にも確認されていません。従って、SCP-7688はNeutralizedに再分類されました。

説明: SCP-7688は18世紀半ばに活動していたイギリスの文筆家、マリー・ストラトフォードに類似する霊的実体でした。18世紀後半を通して、報告されたSCP-7688の目撃証言は100件未満です。

全ての報告例において、SCP-7688は著名な目撃者の自宅で、最近執筆されたフィクションまたはノンフィクション作品の草稿を調べていたと述べられています。SCP-7688は右手に半透明の羽ペンを出現させ、草稿の文章をなぞりました。この行動を終えると、SCP-7688は近くの壁や似通った垂直面をすり抜け、誰にも気づかれずにその場を去りました。その後 (草稿の長さに応じて数時間から数日後) 、SCP-7688が目撃された場所では、草稿の綴り・文法の訂正案や全般的フィードバックを提供する手書きのメモが発見されました。

目撃者がSCP-7688を退去させようと試みた事例でも敵意は報告されておらず、SCP-7688は何ら問題なく家屋を退出しました。最終稿は、総合的な可読性という点で、当初の作品とは著しく異なるものになりました。幾つかの例外的な事例では、SCP-7688は同じ家屋を少なくとも2回訪問し、その際にも問題の文筆家はSCP-7688の作業を妨げなかったことが判明しています。

SCP-7688の関与を仄めかす資料は、後の20世紀半ばにも、第一次・第二次世界大戦期の様々な戦争詩に添えられた注記という形で発見されました。

生前、主に編集者やゴーストライターとして雇用されていたストラトフォード女史の著作のうち、公に彼女が執筆したと認められているものはごく僅かです。ストラトフォード女史は1847年に死去するまで、様々な出版社や個人契約者の下で働いていました。彼女が生前に多額の収入を得ていた証拠は発見されていません。その生涯を通して、独自の中編小説、詩、外国文学の翻訳、科学論文などの作品を多数執筆したにも拘らず、ストラトフォード女史が死後に名声を得ることはありませんでした。


補遺.1: オブジェクトクラス: Neutralized *オブジェクトクラス: Keter

21世紀現在、SCP-7688の更なる活動は、いかなる物理的文献にも確認されていません。従って、SCP-7688はNeutralizedに再分類されました。 *長期的な活動休止に続いて、SCP-7688は再度出現し始めました。調査が推奨されます。

霊的実体でした *です

やるべき事は山積みです。この新しい“オンライン”の執筆時代には、私の透き通った手を付けるべき作品が溢れています。

補遺.2: “Neutralized”から“Neutralised”への訂正は不要ですか? そのままにしておきます。

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