SCP-7718
評価: -4+x

アイテム番号: 7718
レベル1
収容クラス:
safe
副次クラス:
{$secondary-class}
撹乱クラス:
ekhi
リスククラス:
notice

特別収容プロトコル: SCP-7718はその性質上収容の必要はなく、実現の可能性やその見込みはありません。SCP-7718に関するこれ以上のいかなる研究は低優先事項として扱われます。

説明: SCP-7718は世界各地の個人が親友にあると認識している存在から電話を受ける異常イベントです。SCP-7718イベントの大多数は幾つかの共通点を有しています:

  • SCP-7718の影響を受ける個人の年齢は通常29歳から55歳の間です。1
  • 過去2週間のいずれかの時点で悲哀と懐古の情、そして/または不安の感情の高まりを経験しています。
  • 個人には現在強力な支援団体や親友が存在しません。


補遺7718.1

発見


財団.aicスキャナーは2019年3月9日の通常勤務中にエージェント ハロルド・リーが受信した通話内の異常干渉を検出し、更なる調査が促されました。以下は通話の転写です:

SCP-7718: もしもし? 番号は合ってるかな? ハロルド?

ハロルド: ううん? どなたでしょうか?

SCP-7718: ああ、合ってた! やあ、こっちはジョシュだ!

ハロルド: ジョシュ…、ああ、えーっと待って。クラーク? ジョシュ・クラーク?

SCP-7718: その通りだ! やあ調子はどうだい? 互いにしばらく話せてなかったよな、ごめんよ。俺で間違いないよ。

ハロルド: 今日君から電話が掛かってくるなんて思ってもみなかった、元気にやってるよ、全然進んでないけどね。(溜息)

SCP-7718: 最近は何の仕事をしてるのかい? 君がルイジアナに旅立った時のことを覚えているよ、確か2003年のことだったかな? でも、君は本当は画家になりたがっていた覚えがあるんだ、ええ。うまくいったか?

ハロルド: それについて考えることはあるけど、でもまぁ、下らないことに夢中にはなれないんだ。今は事務職から手を離せないんだよ。(嘲笑)だから少なくとも僕は今忙しいんだ。

SCP-7718: なあ、金が稼げているなら、それで十分だ。それに少なくとも、もし大企業に勤めているのならばそこの奴らが何か間違ったことをしても君自身を責める必要はない。どっちにしろ最低だがな。俺自身、幾つかの冒険的事業に巻き込まれて、そうだな、幾つかのことに挑戦してきた。うまく行ったものもあれば、行かなかったものもある。

ハロルド: ああ、分かるよ。

SCP-7718: だがな、俺が電話した理由はそもそも、俺が今街にいて、他の仕事のことについて話し合っているからなんだ。後でビールでも飲まないか? 奢るよ、昔のよしみで。

ハロルド: 僕の仕事が終わるまで待ってもらうことになるかもだけど…まあ、いいか。もちろん。昔のよしみで。ただ大学時代みたいな下らないパーティトリックはやるなよ。

SCP-7718: 約束はできないけど、開催は決まったな! 暇な時に電話してくれよ。

ハロルド: ああ、ありがとうな。本当に。数時間後に折り返すよ。

SCP-7718: 君の役に立てて嬉しいよ。じゃあまたな。

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