SCP-7802


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機密指定文書へのアクセスを試みています。

当該文書(SCP-7802)は異常宗教表現部門単独の管理下に置かれています。AREDでのレベル5資格保持を明確にしてください。無許可のアクセスの続行は閲覧者に対して厳しい懲戒処分を下す結果を招きます。

アイテム順序記号: 7802
レベル5
ARED内部機密
ファイルクラス:
esoteric
収容クラス:
ot
攪乱クラス:
amida
リスククラス:
critical
アイテム番号: {$item-number}
レベル5
収容クラス:
{$container-class}
副次クラス:
{$secondary-class}
撹乱クラス:
{$disruption-class}
リスククラス:
{$risk-class}

標準制御プロトコル: 以下の儀式型収容プログラムがSCP-7802-Aにて継続的に実施されなければなりません。

01.svg

儀式作法: 黎明

説明: 夜明け前、収容施設最東端地点に32本の蝋燭が円環状に並べられ、30秒以内に点火されなければならない。全ての蝋燭が燃え尽きた後で、奇跡術に関する基礎的な知識と技能を持つ人物1名が最低でも2グラムのスターリングシルバー製アクセサリーを携えて円環内に入り、その後で最東端の蝋燭に額で触れて、緩慢な速度で移動しながら全ての蝋燭を繋ぎ合わせて完全な円形に仕上げる。当該プロトコルは1日に1度実施されなければならない。

注記: 外の分光汚染度が低下し、収容失敗の可能性が低下する。

02.svg

儀式作法: 燃え滓

説明: 満月が確認でき次第、最低でも2キログラムの紙製オカルト文献を屋外で燃やし、煙が収容施設の地下区画の覗き窓全てを覆い尽くせるようにする。その間、未開封の書簡82通を炎に投げ込み、炎が完全に消え去るまで放置しておく。燃えずに残った書簡は再利用とアーカイブ化が行われなければならない。当該プロトコルは最低でも3ヶ月ごとに1度実施されなければならない。

注記: 現実性の強度が向上し、収容失敗の可能性が低下する。

03.svg

儀式作法: 偶像

説明: 収容施設の中央ホールに高さ1.5メートルの木造聖アンデレ十字を設置する。同様の工程をコプト十字、ケルト十字、聖アントニヌス十字、イェルサレム十字でもそれぞれ実施する。それぞれの十字架の手前に高さ0.5mのユピテルの陶像が置かれ、ユーノー、マールス、メルクリウス、ミネルウァの陶像も同様に設置される。アブラハム系宗教と古代ローマ文化を知らない職員5名が背後からそれぞれの十字架を動かし、各陶像が粉々になるまで打ち付ける。残った粉末は純水に混ぜた後で現地の土地に注がれる。当該プロトコルは毎年1月1日午前2時に実施されなければならない。

注記: アキヴァの安定性が向上し、収容失敗の可能性が低下する。

04.svg

儀式作法: 使徒 預言者

説明: 栄養分豊かで新鮮な腐植土で最低でも高さ2メートルの土山を築き、花崗岩を弧形に並べなければならない。T███████ X████1という名前の人間1人が弧形の境界線を跨ぎ、弧形を越えた領域にて5グラム以下の血2を散布する必要がある。続く13年間で弧形は確実に落雷が原因で破壊される。落雷が弧形の破壊に至らなかった場合や他の原因で破壊された場合、儀式と経過年数の計測は再度やり直さなければならない。当該プロトコルは13年ごとに1度実施されなければならない。

注記: 時間の安定性が向上し、収容失敗の可能性が低下する。

05.svg

儀式作法: ニケ

説明: 選ばれた職員1名がムラサキツメクサ(Trifolium pratense)の四つ葉を磨り潰して水に溶かして飲む必要がある。飲んだ後、当該職員は月桂樹(Laurus nobilis)の冠を被り、空き地にてコイン3を1枚投げる。落下後に表に出た面が1本の槍を携えた女性の肖像画であれば、収容施設の中心エリアに向かって布銭、半両銭、五銖銭4のどれか1つを投げる。もし表に出た面が翼を備えた女性の肖像画であれば、儀式はそこで終了である。

注記: 収容失敗の可能性が低下する。

06.svg

儀式作法: 永劫

説明: 収容施設の中心エリア内に設けられた主要構造物を時計回りに30度動かさなければならず、周辺構造物も全てそちら側に動かさなければならない。5当該プロトコルは四半期ごとに一度実施されなければならない。

注記: 連中に十分な眠りがあらんことを。

07.svg

儀式作法: ARED

説明: 異常宗教表現部門という名の対応チームが結成され、異常宗教活動の制御と収容を引き受けなければならない。どのような組織から命令を受けている立場にあったとしても、AREDは次なる結成にて必要な条件を満たすために一定の独立を保たねばならない。当該プロトコルは[編集済]ごとに一度実施されなければならない。

注記: 収容失敗の可能性が大幅に低下する。

説明: SCP-7802-Aは研究施設跡地であり、1987年7月15日まで財団によりSCP-7802の収容を確立するために再利用されていました。SCP-7802-Aは名前の無い谷に位置しており、当該建造物は最低でも築██████年が経過しているものと考えられます。地上階はありふれた地元の建物に擬装されており、識別する唯一の手段は"異常宗教表現部門"と読めるプラカードが嵌め込まれた、地下の建造物へと通じる金属製気密扉だけです。

補遺: 儀式型収容プログラムの中には実施が中止されたものもあります。

uso.svg

儀式作法:

説明: 一人の職員が何らかの(前日で発したものとは別の)言語を用いて、以下の文章を明瞭な声で読み上げる必要がある。

我々はあのオブジェクトの起源を知らない。

我々は収容に当たって最善を尽くそう。

当該プロトコルは1日に1度実施される。

注記: サイトの倫理感が向上し、収容失敗の可能性が低下する。失敗。

anti.svg

儀式作法: 正常性

説明: 怪奇部門を解散させよ。

注記: 我が幸運を祈る。

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