SCP-7808
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注記:


以下のファイルは上級収容スペシャリストによる審査を受けていないため、誤りや不正確な情報を含んでいる可能性があります。提供された推奨安全プロトコルをご利用ください。

アイテム番号: SCP-81-7808-AC-1411

オブジェクトクラス: Safe Euclid

特別収容プロトコル: できれば自分のオフィスの近くにある小型収容室に収容しなきゃならない。オブジェクトの近くでは忘れず手を覆うこと。

SCP-81-7808-AC-141の収容はサイト管理官マーシャル・コムズに再割り当てされました。収容プロトコルと説明の改訂は保留中です。

説明: これは磁力的に異常な手段で手に引っ付く指輪です。それがお前にくっつくと、それは数本の棘を指に突き刺してお前から生命2を吸い取り始めます。今は、俺のオフィス(ローガン・エイバース。サイト81の141号室)の上の階の収容室81-A4でオードリーの手にくっついてます。

補遺:


注意書

こんにちは、ローガン・エイバース。

世界中での異常現象の過度な急増を受け、財団は残念ながら、適格な職員に様々な低脅威のアノマリーを割り当てることを余儀なくされました。

あなたは次席研究員として、低脅威の異常物体の文書化、目録化、追跡、収容を行うよう選択されました。収容に必要な割り当てとリソースについては、サイト管理官に相談してください。

安全と正常性の維持という財団の大きな目標を支えていただき感謝します。我々はこの困難な時期にベールを維持しようとしているため、常に最新情報を入手してください。

更なる情報については、[番号削除済]3にご連絡いただくか、あなたの四分円区画AI構造体(AIC)にご相談ください。

— ジョナサン・ベル、予算・人的資源管理官


Terminal #141

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Welcome, Logan Avers!
ようこそ、ローガン・エイバース!
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継続にはパスワードを入力してください。

audreyaverslove

ありがとうございます! 四分円区画AICに接続するまでお待ちください。

順番待ちリスト: あなたは待機順で8404番目のユーザーです。推定待期期間: 4.6日。直ちに助けが必要な場合は、端末を閉じて同僚の職員にお尋ねください。素晴らしい一日を!

/priority

順番待ちリスト: あなたは優先列で2474番目のユーザーです。推定待期期間: 22時間。直ちに助けが必要な場合は、端末を閉じて[番号削除済]にご連絡ください。素晴らしい一日を!

たすけてくれ

直ちに助けが必要な場合は、端末を閉じて[番号削除済]にご連絡ください。

/msg サイト管理官マーシャル・コムズ

呼び出し中 . . .

マーシャル・コムズは現在予定が入っています。メッセージを残しますか?

答えねえならてめえのオフィスに行ってぶっ殺すぞゴミクズ。

メッセージを送信しました! 返信を閲覧しますか?

/y

やあ、ローガン。

君は私が君のことを忘れてたと思っているかもしれないが、そうではない。君に送られた自動返信は文脈を無視した無神経なものだった。このような空虚な時間にあんなものが送られてどれだけ腹立たしかったかはよくわかる。こういう時、私たちには全部のメールに手動で返信していられる程の時間がないことをわかってほしい。君の抱えている問題はこっちでも同じ、数レベルだけ上だ。

君が別のアノマリーに、あとは任意で新しいオフィスと寮に移ることを承認した。君のすることは、今の上級研究員にそれを完了したとメッセージを送るだけだ。申し訳ないが今のところは仕事が押し寄せていて、自分で何かをやりくりすることはできない。君に花を送ったが、いつ君のオフィスに届くかは保証できない。ずっと君のことも考えていると約束するよ。

敬具

- マーシャル・コムズ

P.S - 君に起きたことについて、私にも責任の一端があることはわかっているからこれは大目に見ておく。君には怒る権利があるが、でも自分の上司に殺害予告なんてするのは控えてほしい。彼らの多くは私ほど物分かりが良くないからね。

/msg 上級研究員ジェイコブ・ビール

呼び出し中 . . .

よお、ローガン。どうした?

ジェイコブ。このクソアノマリーから降りたい。それと3か月の休暇が欲しい。

3か月の休暇はやれないけど、お望みなら配置転換はできる。なんで、何が起きた?

あれがオードリーを殺した。

…指輪か?

そう。SafeからEuclidへの再分類は保留中だが、サイト中で起きてる混乱のせいで、まあ当然1か月かかる。

もっと助けになれなくて申し訳なかった。

いいよ、ジェイコブ。いてくれるだけでありがたい。

コムズにメッセージは送った?

ああ。実際返信ももらった、珍しいことに。曰くお前と話せって。

マジで珍しいな。一人で少なくとも300のアノマリーに対処して、2000くらい監督してるんだけどな。次席研究員に安全じゃないオブジェクトを割り当てちゃって最悪の気分だったに違いない。

オブジェクトの磁力は時間と共に強くなるんだと思う。ある朝起きたら天井に穴が空いてて彼女の指にはまってた。その後彼女が失血するのは数日の問題だった。

手を切り落としてみなかったのか?

ローガン、どうした?

俺は医療部門にのこぎりを要求したんだが、仕事が渋滞してて要求に応えられなかった。それで、見つかった中で一番大きくて重い金属のドアのとこに行って、引きはがせるくらいぶっ壊れるまで何度も何度も彼女の手にそれを叩きつけた。

上手くいったのか?

…ほぼ一瞬でもう片方の手に移った。

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