SCP-783-L1
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以下は初めて記録されたSCP-783事件簿に関連する実地記録です。更なる情報についてはSCP-783報告書を参照してください。


実地記録1:
画像差し止め中
00:34

D-2172はテンビー市地下における異常空間の予備調査を担当するために選出されました。その巨大な丸い穴は、過去のSCP-783被害者の捻じれ、引き伸ばされた死体が格納されている巨大な墓所として存在しています。また、死体はすべて下を向いて存在しています。D-2172はレベル4MOPPスーツと伸縮自在のハーネスを装着しました。通信および映像記録装置の配線はテザーを通じています。

手持ちの光イオン化検出器、ガイガーカウンター、そしてその他の環境試験装置が支給されました。基本のサバイバルキットが、ルーガーLC9とその十分な弾薬とともに割り当てられました。

探査は現地時間8:00に開始する予定でしたが、8:35まで開始しませんでした。これはD-2172の自衛装備における小さな問題によるものでした。装備のサイズは合っていたにもかかわらず、D-2172は担当職員の助けをもってしても装着することができませんでした。さらに大きい装備が支給されるべきでした。

D-2172がSCP-783被害者の穴の上にクレーンにより降ろされ、音声通信が始まりました。彼は足を二つの死体のコイル状の胴体の折れ目に突っ込みました。彼は見上げ、技術者に続けるよう信号を出しました。

四肢や胴体がレンズに映り込むと、ライブ映像の品質が途切れ途切れに低下しました。日没までに12メートル分のテザーが伸長され、D-2172のヘッドライトが点灯しました。死体の群れの間からは特筆すべきものは何も見られませんでした。

降下はD-2172が手足をバタつかせた時に中断されました。D-2172は司令部により速い速度で降下させるように強く求めました。彼は背中を撫でられていると主張しました。

18メートルの地点で、D-2172はめまいを感じると報告し、降下している方向に関して混乱を示しました。司令部との簡単な議論の後、D-2172が重力の反転を経験したと断定されました。D-2172は自身をの方向をどうにか戻し、降下し続けるために彼自身の目線からは上に登り始めました。テザーが20メートル伸長された際に周辺の光量が上昇し始めました。直後に日の光が見られました。

D-2172が表面をこじ開けると、陰鬱とした空が捉えられました。しかし大量の死体から上方向に向かって伸長している無数の腕によって、視界の一部は隠されていました。D-2172は脱出のため2本の腕をてこ装置として活用し、地面に向かってゆっくりと通過していきました。

その空間は基底現実におけるテンビー市を完全に複製しているようでした。D-2172は市の郊外のしっかりとした地面に立っていました。北にはJohn Myer氏所有の石造りのコテージと、そのさらに向こうには市に進入する主となる通りがありました。D-2172はパノラマ写真を撮影するために回りました。まばらな林と野原がD-2172の周りすべての方向に広がっており、見える範囲内においての複製は完全であることを示しています。

気温と大気の示度は基底現実のそれと一致しています。D-2172は視聴覚フィードを中継装置を介した無線信号に変換し、ハーネスを解除しました。そしてD-2172は光イオン化検出器を用いて土の表面のサンプルを回収するよう指示されました。

D-2172がサンプルを試験している際、Queste研究員はD-2172のそばにある墓地を取り囲んでいる土壌に関して、奇妙な点を発見しました。録画においてやわらかい土壌に数十もの跡が確認されました。そのパターンは、この跡が指を地面に引きずるようにして描かれたと示唆されています。これは司令部により指摘されました。D-2172はこれに気づきませんでした。

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00:26


D-2172は一切の汚染は確認されないと報告しました。司令部は彼にMyer氏のコテージに進入し、Singer研究員の痕跡に引き続き用心するように指示しました。

D-2172はコテージに到達し、ドアを3回ノックしました。彼は返事を待ち、そして進入しました。

コテージは無人であるように思われました。D-2172は最初の部屋を探し、特筆すべきものは見つけられず、寝室に進入しました。ベッドの横の壁に木炭で描画された粗いスケッチがありました。杖を把持しているとみられる、横になった人型の上半身が描写されていました。何も把持していない方の腕は枕の上まで伸ばされていました。

D-2172は絵に近づいて、調べるように指示されました。D-2172はためらい、絵の存在を認識すると大変不安を感じると報告しました。彼はゆっくりと近づきました。絵画の方向に進むとともに、ビデオフィードの品質が低下し、次第に途切れ始めました。絵画に触れられるほどに近づくと、ビデオフィードは猛烈な電波障害によって不明瞭となりました。音声は甲高い笛のような音でかき消されました。D-2172が絵画に触れる前に、指令は撤退するように指示しました。

彼は黙って従い、引き下がりました。干渉は通常のレベルまで引き下がりました。D-2172に建物から離れ、集落を探索し始める許可が出ました。

D-2172はTembyの道路標識が見えるまでの数分間の間、静かに歩きました。道の曲がり角まで進み、地面に安全靴が片方落ちているのを発見しました。それを拾い上げて手の上でひっくり返すと、Singer研究員の所有物であることがはっきりとしました。D-2172はSinger研究員の進んだ方向を直感し、近くの家を指差しました。

それは家の前にニレが植えられた広い芝生の庭を備えた2階建ての住宅です。木は明らかに死んでおり、周囲の地面には枝が散らばっていました。

正面玄関は広く開放されたままとなっていました。D-2172は扉に顔を向けました。

この時点で司令としてこの遠征を監督しているKim管理官は衰弱するほどの偏頭痛のために、任務から離脱することを要求しました。エージェント・Collinsにより居住区まで案内されました。

Bond研究員がKim管理官の代わりに入りました。

D-2172は玄関を横切って居間に進入しました。ここで戦闘が発生した痕跡が見られました。小さなエンドテーブルとともに、ソファはひっくり返されていました。床下の壁に穴が開いています。D-2172は卓上スタンドランプの残骸を乗り越えて隣接するキッチンへ向かいました。

この部屋も同様にして散乱した状態にありました。棚やカウンタートップに置かれていたはずの皿、食料、そして家電製品は居間へとつながる床に散らばっていました。ほぼすべての物は強い力で押さえつけられたり投げられたことを示唆する損傷を受けていました。

D-2172が流し台に近づくにつれ、床に小さな血だまりが見られました。壁面とカウンターには、はっきりと飛び散った跡があり、長い線状のものは攻撃者が刃物で数回にわたって斬撃を与えたことを示しています。D-2172はひざまずいて血液サンプルを採取し、そして立ち上がると流し台の近くに横になった物切り台を発見しました。すべての溝は肉切り包丁が収まると思われる1か所を除いて埋まっていました。D-2172はこの事実を指摘しました。

一連の血の染みはD-2172の位置から部屋の向こう側のドアに向かっています。ドアには大きく穴が開いていて、ひっかき傷がありました。反対側からカギがかけられていることが判明しました。D-2172はドアを蹴り破ろうとし、3回目の挑戦で息切れするまでにドア枠から木片を飛び散らせることしかできませんでした。彼はキッチンの反対側まで歩き、深呼吸をし、そしてドアに向かって突進しました。

D-2172はドアに全速力で方からぶつかり、破壊することに成功しました。その勢い二より彼は戸口で止まれず、彼はパニックに陥り、地下室に通じる階段に転倒するのを防ぐために壁を使って彼自身を支えました。

D-2172は彼自身の状態を把握し、彼の無謀な振る舞いに関して叱責を受けました。司令は彼に地下に進入するように指示しました。明かりをつけられなかった照明のスイッチを試した後、彼は司令と、彼自身の命の価値に重点を置き、地下室の内容を記録することの利点について話し合いました。彼は当てもなく彷徨い続けることになると脅され続け、最終的に受け入れました。

D-2172はヘッドランプを点灯しました。銃を抜き、安全装置を外し、手すりの反対側の壁を伝いながら慎重に、低い姿勢で注意深く階段を降下していきました。

地下室の大部分は空でした。D-2172はその領域をさっと見渡し、部屋の向こう隅の地面にある何かが彼のヘッドライトの光を受けて輝いていました。D-2172は近づき、失われていた血濡れの肉切り包丁を見つけました。 彼は包丁を調べるために膝立ちになり、立ち上がる際に幅25cmほどの穴、つまり地上に通じる排気口がコンクリートの壁に空いているのを見つけました。一枚の布が中にぶら下がっていました。

より精密な検査により、それはズボンの足であることが判明しました。D-2172はそれを引き抜き、それがSinger研究員が以前着用していたタン色のスラックスであると決定づけられました。さらさらという音が排気口の中より聞こえました。D-2172は検査のために体を寄せると、肉のような物体がパイプの中に見られましたが、それはすぐに動いて視界から外れました。

D-2172は即座に住居から離脱しました。

本地域内での発見により、Singer研究員は戦死したと推定されています。D-2172は、その地域自体の性質をさらに記録し、その実際の境界を、もし存在するならば、それを特定するために町の外へ移動するように指示されています。 D-2172が北へ、そして町の外へとテンビー市のメインストリートを進むため、次の40分間はほとんど注目に値しません。

D-2172は現在テンビー市の郊外におり、白樺の木々が生い茂る森の中を通る幹線道路を進み続けています。この地形は2キロメートルの間、基底現実のそれと一致していました。2km時点で、森林から畑に出られました。小さなコテージが発見されてやっとD-2172が懸念を表明しました。彼は立ち止まって周辺地域を調査し、どういうわけかテンビー市の南側に戻ってきたことを明らかにしました。

D-2172はSCP-783犠牲者の死体の穴からはみ出しているはずの四肢が確認できないと指揮官に伝えました。彼は道から分かれ、予想される犠牲者の場所に向かって走り出しました。そこに達すると、ひっくり返った土の広い円形の領域があり、死体は全く存在しませんでした。ここにもD-2172がここにいた証拠もなく、以前に廃棄されたサンプルバッグは中継装置およびそれに付随して繋がっているハーネスと共に存在しません。 D-2172はパニックを起こし始め、司令部が行動方針を決定する間、その位置を保つように指示されました。

Bond研究員はD-2172のハーネスの状態を確認するために近くの技術者に相談しました。 D-2172がハーネスを脇に置いて以来、それが時期尚早に回収されておらず、その上テザーは一切使用されていなかったと伝えられました。いくらかの審議の後、D-2172はおそらく彼の元の進入地域から隣接する反復する空間に進入したと決定づけられました。そして、この地点を超えた探査は、この種の経験をした職員が最もうまく処理できると決定づけられました。

D-2172は進入地点に向かって道を戻るように指示されました。

D-2172は白樺の森の中を良いペースで通り抜け、ぼんやりと司令と会話をしました。いかなる生命の痕跡も見当たらないと言及した時、葉擦れの音が確認されました。D-2172は騒音の源へと振り向くと、SCP-783犠牲者が発見されました。それは道路を横切って広がっており、動かず、数十メートル先にありました。 D-2172は大声で悪態をつき、それから道を進み続けました。

もう一人のSCP-783犠牲者は彼の前の少し離れた道に沿って静止して伸びていていました。 D-2172は銃を抜き、死体に向けて一歩踏み出しました。すると、D-2172の後ろでさらさらという音とスナップ音が聞こえ、彼は後ろの死体に向き直りました。

死体の位置は変わっていませんが、体幹と腕が伸び、ねじれ曲がっており、D-2172に近づいていることは明らかです。さらにスナップ音がD-2172の後ろから聞こえました。彼は素早く振り向いて道を塞ぐSCP-783犠牲者を発砲しました。その犠牲者の首は伸び曲がり、頭がD-2172の目の前おおよそ1メートルの位置にありました。弾丸が数発、顔に命中しましたが、死体は反応を示しませんでした。スナップ音がD-2172の後ろにいる未確認の犠牲者から再び聞こえました。そしてD-2172は実体の間から道を離れ、森の中に走って逃走しました。

D-2172は、指揮官の道路を視界内にとどめるという助言を無視して、東へ数分間走りました。結局彼は息を切らせて回復するために大きな岩の上で一瞬休みました。 SCP-783犠牲者からの追跡の兆候はありませんでした。 D-2172はこの機会に銃をリロードしました。それをホルスターに収めるにあたり、彼は少し時間をかけてレーションを消費しました。彼は相対的な位置について司令と相談し、どの方向に向かうべきかを決定します。自分自身を回復させるためにしばらく時間をかけ、彼は出発しました。

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02:03

D-2172が止まるまでの14分間、この路上で特筆すべきことは発生しませんでした。彼は、地面に細かい振動を感じ、短く不連続な爆発が起きていると主張しています。彼は今いる時空領域の不安定さにこの感覚が起因しているであろうと確信していますが、これが関係する可能性は低いです。さらに彼はじっとして、聞いてくれと主張しました。爆発音を聞きました。彼は司令に振動と同時に発生するぐぐもったどしんという音を知らせました。これは音声では記録されませんでした。

彼はゆっくりと進み、銃を用意しました。遠方で一本の銀色の白樺が垂直に木々の上に、枠外まで持ち上げられたのをカメラが記録しました。D-2172はこれに気づいていない様子でした。司令部がこれをD-2171に伝えようとした途端、それは梢を通り、D-2172に急接近し、地面を揺さぶるのに十分な力で地面に衝突しました。

その分厚さとまだらな白模様にもかかわらず、それが実際には白樺でないことは明らかでした。D-2172の視界からは、それは枝を持っているとは考えにくく、梢のどこかまで伸びていると思われました。D-2172はそれに近づき、調査するように言い渡されました。彼が行動を移す前に、同じような物体がまさにD-2172の横に落下し、彼を地面に倒しました。

立ち上がった後、彼は二番目の物体に近づきました。彼は物体の側面を走っている鼻梁や溝や、その反対にある平らで角のある爪板のほのかな痕跡を見るなり、静止しました。D-2172は物体に対して発砲し、流血させました。 それはすぐさま撤退しました。深く、長い悲鳴がD-2172の上から聞こえ、彼は走り出しました。

D-2172は森を駆け抜け、絶え間なく悪態をつき、何らかの助け、もしくは司令部からの援助を懇願しました。 彼が走っていると、より多くのものがその周りに墜落し、D-2172を直接攻撃しようとしているように思われました。

彼は森から抜け出しました。彼は現在、テンビー市の北部郊外にいます。 D-2172が急いで町までの距離を縮めようとすると、別の未確認の物体がD-2172と衝突してその背中を打ちました。物体はD-2172のそばで静止し、ビデオフィードの大部分を占めました。 D-2172は物体を注視し、視線でその長さをたどりながら追跡しました。梢の邪魔にならずに、それは曲がったりねじれたりして、空中において数百メートルで終了するのを見られます。彼がその出所を発見したとき、D-2172は悲鳴を上げました。

Singer研究員の、細長く、ひどく肥大化した指でバランスをとっている裸体が空中で高く吊り下げられておりました。

Bond研究員はコマンドコンソールの彼女の場所から立ち上がり、腰を折り、大量に嘔吐しました。彼女が意識を失ったと同時に、医療スタッフの一人は彼女を支えるために彼女の側に急ぎました。Peterson博士がコマンドコンソールにて彼女の代わりをすることになりました。

エージェント・CollinsはBond研究員を適正な処置を受けさせるために医療棟に彼女を運ぶのを手伝うために到着しました。

かつてSinger研究員であったその生物は、白樺の木立の奥深くのどこかから指を1本持ち上げて、D-2172に向かって数本の木を吹き飛ばしながらそれを引きずり、空虚な叫び声をあげました。 D-2172は左に転がりその道から外れました。彼は自分の武器を抜き、Singerに発砲したが、着弾しませんでした。

その後、Singerの怪物は左手を上げ、D-2172を掴むためにその指を引き寄せました。D-2172は素早く立ち上がり、反対の方向にめがけて走り出しました。指同士がぶつかったと思われる音が彼の後ろから聞こえました。

彼は安全に幹線道路に到着し、ペースを緩めずにそこを通って町の南に向かっていきました。Singerの怪物が追跡の最中に指の上を動き回っていると、大きい動悸音が確認されました。D-2172は寸でのところで右に通り過ぎて行く指を回避し、一つの家を取り囲んでいるフェンスを突破しました。もう一つの指がD-2172の上の屋根を突き抜けました。

D-2172は彼がSinger研究員のブーツを発見した曲がり角に到達すると、繰り返し悪態をつきました。道路標識を越え、転倒しそうになりました。D-2172が息切れするにつれ、そのペースは明らかに遅くなってきました。 Myer氏のコテージが視界に入り、そのすぐ後に体の穴より伸びている腕が見られました。司令はD-2172を勇気づけ、彼に穴に戻るように急かし、技術者たちが彼を引き戻す準備ができていると保証しました。

Singerの怪物は金切り声を上げました。D-2172は大きな力により倒され、地面に転がっていました。 ビデオフィードは損傷により、失われました。D-2172の叫び声や罵倒が聞き取られましたが、次第に小さくなっていく音量は彼が録音機からどんどん遠ざかっていることを示唆しています。Singerの怪物の指を打ち鳴らす音もどんどん遠くなっていきました。最後の30分の間には静寂が記録されました。

Peterson博士はビデオフィードの終了を命じ、D-2172の喪失を宣言しました。D-2172のハーネスは将来のために回収されることが決められました。

エージェント・Collinsは指令室に到着し、Peterson博士と問題について話し合いました。CollinsはD-2172が捕獲、または終了された証拠はないと主張しました。また倫理委員会の非侵略的な余剰次元探査における義務を引用して、D-2172のハーネスは彼のために利用可能な状態で残されるべきだとPeterson博士を説得しました。

その後数時間にわたって何人かの職員が残りました。現地時間の02:13に、主任技術者はテザーが動いているのを目撃したと報告しました。一瞬の静止の後、彼らはそれが短く引っ張られるのを観察し、ラインが二度引っ張られるのでD-2172の救出のための信号であるとされました。

D-2172には治療が必要であると予測されるので、医療関係者が通知を受けました。1分後、D-2172のからのハーネスが表面より現れました。回収される前に、ストラップのどれも適切に固定されていなかったようでした。ハーネスは穴の中の何かに引っかかっているようでした。テザーは引き込み続け、D-2172の手がハーネスを握っていることを明らかにしたのち、手は滑り落ちました。 D-2172の手は活発に動いているように見え、ゆっくりと死体の塊に沈み込まないようにするために何かを握ろうとしていました。

D-209はピットに向かって突進し、D-2172が見えなくなる瞬間にその手をつかみました。彼らは死体の集まりに沈み始めました。 D-774、Lafayette博士、そしてAwde氏がすぐにD-209を助け、人間の鎖を形成し、その総力で2名のDクラスを穴から引き抜き始めます。

D-209は無事回収されました。両腕は広げられており、両手は依然としてD-2172の手を握り、やがて視界に戻ってきました。 4人の人間が引くと、約3メートルのD-2172の前腕が体の穴から外れました。それは曲がり始め、いくつかの新しい関節点で折られ始めました。

D-209は手を放しました。D-2172は穴に引き戻されました。

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