SCP-8183
評価: +11+x
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アイテム番号: SCP-8183

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: 物理的コピー、デジタル版コピーがサイト-82のフィルムアーカイブに保管されています。

説明: SCP-8183は1979年、または1980年に公開された、サンドバウンド・スレイヤーと題されたアマチュアホラー映画です。話の大筋はロサンゼルスのビーチハウスでフードをかぶった人物が数人のティーンエイジャーを殺害する過程を追う内容となっています。これはスタイルと内容の観点で同時期に公開されていたスラッシャー映画と完全に一致しています。観客からの注目は皆無であり、80年代初頭に所在不明になるまでに合計100人未満の人物からしか鑑賞されなかったと考えられます。その異常性は、2013年の再発見によって初めて明らかとなりました。

サンドバウンド・スレイヤーは他者がいる状況下で視聴された場合には異常な特性を示しません。ほとんどの視聴者はアマチュア的な演技や稚拙に制作された特殊効果に意図しない魅力を感じる事はあるものの、他のあらゆる点で平均以下の作品だと評価します。一方で、この映画を単独で視聴した人物は圧倒的な恐怖を植え付けられ、その場から動く事や視聴を止めるのを躊躇いたくなるような非常に効果的なホラー映画であると評価します。

15〜40分間の単独視聴の後、SCP-8183の二次的効果が活性化します。全長不定の人間の腕が被験者の左側の暗く観察されていない場所から出現し、ゆっくりと被験者に近付いた後、背後へと回り込み対象の右肩に手を置きます。被験者はしばしばこれを慰めのジェスチャーと解釈し寄りかかると、腕は対象を緩やかに引き寄せる様子を見せます。その腕の外見は一般的かつこれといった特徴を持たないにも関わらず、被験者らはこれを現在または過去の恋人、あるいは人口統計学的に理想とされるパートナーと一致する腕だと主張します。腕はコミュニケーションの試みに反応しない事から、感覚を有していない物と考えられています。

その腕は視聴者に対して自身が出現した地点へと緩やかに引き寄せる行為を継続しますが、SCP-8183の精神影響下にある被験者は映像を視聴できる位置に留まる事を望むため、この試みはおおよそ抵抗されます。結果として視聴者により腕が取り払われると、腕は出現地点へと後退し、その場から消失します。一方、被験者が腕に引き寄せられるままに身を委ねた場合、二本目の腕が出現地点から現れ、視聴者を手短に抱擁した後に視聴の継続を促します。

サンドバウンド・スレイヤーを単独で視聴した個々の人物らは概ね出現した腕と接触した時間に相関する期間この映画に対して高い評価を抱き続けますが、最終的には幻滅する結果に終わります。

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