SCP-8339

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    アイテム番号: SCP-8339

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    Level 1/8339

  • ⠠⠕⠃⠚⠑⠉⠞⠀⠠⠉⠇⠁⠎⠎⠒⠀⠠⠁⠏⠕⠇⠇⠽⠕⠝

    オブジェクトクラス: Apollyon

  • ⠠⠥⠝⠗⠑⠌⠗⠊⠉⠞⠫

    Unrestricted


Fire.jpg
  • ⠠⠁⠀⠠⠝⠑⠺⠃⠗⠇⠀⠺⠂⠧⠬⠀⠷⠀⠋⠊⠗⠑⠂⠀⠱⠀⠺⠑⠀⠓⠀⠎⠔⠉⠑⠀⠇⠰⠛⠀⠿⠛⠕⠞⠞⠢⠀⠞⠕⠀⠍⠁⠅⠑⠲

    推測に基づく炎の見た目を表した新点字織り。


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    収容措置: 財団の織字師は、第四次グルシ指令に則り、本文書が確実に複製されるように努めること。本文書は少なくとも一部、各潜窟の財団図書館に収蔵しなければならない。本文書が後世まで読み継がれるようにするため、高位潜窟の財団図書館に設けられた保管庫には複数部を収蔵すること。何人たりとも、この文書のいかなる部分も改竄・編集することは認められない。NE 67年の第一次タムレン勅令に則り、この指示に従わない管理博士は、下層図書館の役職への降格を含む処罰の対象となる。

    本文書は数世紀にわたって幾度となく失われ、再構成されてきた。潜窟一号の崩壊以降、本文書を現在の形式で保存し続けることは必要不可欠である。 新生財団には本文書が今後一度たりとも失われないようにする義務がある。

    これは我々が地下に潜った理由を記憶し続ける唯一の手段である。



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    本来の収容措置: ごく僅かな回収文書と口述歴史によると、SCP-8339の収容措置は次のような指令で構成されていた。

    第一に、財団サイト内のあらゆる光源を消す、もしくは覆い隠すこと。何人たりとも、日中に地上から財団サイトへ入場することは認められていなかった。月が輝いている夜も、同様に施設への入場が禁止された。これはあくまでも一時的な措置として実行されていた。この措置は失敗した。

    第二に、SCP-8339への対抗手段を開発すること。これには“暗黒爆弾”、“吸光火器”、“暗闇錠”の使用までもが盛り込まれていた。この措置は失敗した。

    第三に、SCP-8339に対抗する手段を模索している間、財団サイト内の完全な暗闇の中で生活する方法を見つけ出すこと。これもやはり失敗した。

    第四に、SCP-8339に勝利できなかった場合の緊急時対策を立てること。全ての財団博士は地下サイトを潜窟として再利用する。遺伝学者は、人間が体温で発光する仕組みを排除する手段を見つけ出し、SCP-8339が我々を発見できないようにする。

    第四指令のみが成功した。第四指令こそ、我々が現在も生きている理由である。


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    ⠠⠞⠕⠀⠐⠑⠽⠐⠕⠀⠔⠀⠮⠀⠠⠝⠑⠺⠀⠠⠻⠁⠂⠀⠸⠌⠸⠌⠮⠽⠸⠌⠸⠌⠀⠜⠑⠀⠮⠀⠎⠕⠇⠑⠀⠗⠑⠁⠎⠕⠝⠀⠱⠽⠀⠺⠑⠀⠌⠀⠓⠊⠙⠑⠀⠔⠀⠉⠁⠧⠑⠎⠀⠐⠥⠛⠗⠨⠙⠲

    説明: SCP-8339は一般語で“ルミナリー”と呼ばれている実体の指定名称である。SCP-8339はあらゆる形態の光に敏感に反応する。彼らは光を手掛かりとして移動し、数百リーグ離れた壁越しのごく淡い光でさえも見ることができる。彼らは計り知れない速度で動き、触れたあらゆる生物を破裂させ、全てのスペクトルを網羅する光に変えてしまうことが知られている。初代財団の時代、この特性によって、彼らの多くが我々を見つけ出した。彼らが人間から放出される光を感知できる限り、侵入を防ぐ手段は全く無益だった。彼らは食べず、飲まず、眠らない。見かけたものは全て殺す。

    新時代を生きる全ての者にとって、彼らこそ、我々が未だに地下洞窟に隠れている唯一の理由である。



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    補遺: 以下は、潜窟一号月曜虐殺の発生前、管理者グルシがOE 3年に記したとされている回収文書である。これは、第二世代博士財団期に記され、新時代まで存続している唯一の文書資料である。後世の読者に向けて、その内容を次の通り記録する。

    当初、初代博士財団はルミナリー - 我々の敵を指す古代語だ - は、人類がかつて見ることができたとされる可視光のスペクトルしか知覚していないと信じていた。そこで、慢心した彼らは最初の三つの指令を出した。財団は灯りを消してゴーグルを付ければ生き残れると信じていたのだ。最初の数週間、彼らはそう信じ続けた。

    財団は、敵はただ明るく見つけやすい獲物を優先していただけだと気付いていなかった。

    サイト-19は諸サイトの中でも最大で、全体が地下に位置していた。その近隣にあったニューヨークの街を一掃し終えたルミナリーどもは、数千の人間とアノマリーの体温が等しく発する光を見つけ出した。

    サイト-19は数時間で陥落した。

    サイト-1では、SCP-8339に対抗するため、既に最初の三つの指令が実施されていた。サイト-19の陥落後、彼らは第四指令を追加し、潜窟プロジェクトが本格的に始まった。遺伝学者たちは人類の体温を隠蔽する手段を模索した… そうしている間も、怪物どもは世界中で我々のサイトを嗅ぎ出し、生き残りを殺戮していた。

    やがて、遺伝学者たちは成功した。人類の血は冷め始めた。我々は事実上、ルミナリーの視界から隠された。

    我々はとうとう完全に地下へ潜った。快適さを捨てた。電気を諦めた。炎を諦めた。光を諦めた。

    こうして、潜窟時代が訪れた。下層巣穴期。侵略期。図書館が次々に破壊され、我々が暗闇の中で荒々しくも些細な抗争にのめり込んでいく中、かつての人類の在り方の知識は浸食されていった。我々は下層巣穴民を間引き、下層巣穴民は報復した。我々が彼らの巣穴を崩せば、彼らは我々の巣穴で虐殺を行った。かの薄暗い年月、我々は下等な者たちの頭蓋骨を叩き割ることにしか関心が無かった - そして、そこに歓喜を見出していた。

    そして今や… 我々はルミナリーが存在することさえ忘れている。

    我々の財団は一度破壊され、再建された。この戦争が終結すれば、再び破壊され、また再建されることを私は疑わない。

    我々は終焉を迎えた世界の欠片を拾い集めている生存者でしかないのだ。

    ここに我々の歴史を記したいところだが、我々には何も無い。

    しかし、我々は生き残るだろう。我々はまだ人間だからだ。そして、我々にはまだ、我々のものを取り返す力がある。

    いつか光の中で生きられるように、我々は暗闇の中で死ぬのだ。

    本文書を修正してはならない。いかなる内容の削減・追加も改竄と見做される。いかなる類の改竄も処罰の対象となる。

さあ。ページを裏返せ。


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