SCP-836-JP
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アイテム番号: SCP-836-JP

オブジェクトクラス: Neutralized

カワウソ.jpg

SCP-836-JP-4

特別収容プロトコル: SCP-836-JPは無力化しました。現在は標準収容ロッカーに収容されます。

説明: SCP-836-JPは異常性を持つ片手遣い人形です。SCP-836-JPは自律稼働をし、浮遊することにより移動します。SCP-836-JPは開口部を上に向け、振り子運動を織り交ぜて移動します。最大浮遊高度はSCP-836-JPによって差異があります。SCP-836-JPへの干渉1は原理不明の抵抗を生じさせます。これらの抵抗を干渉した人物は「殴られた様」「掴まれた様」と表現します。

以下は確保されたSCP-836-JPのリストです。
ナンバー 外見 浮遊最大高度
SCP-836-JP-1 ゾウ科の動物を模した人形 188cm
SCP-836-JP-2 カエル目の動物を模した人形 188cm
SCP-836-JP-3 ウサギ亜科の動物を模した人形 194cm
SCP-836-JP-4 カワウソ亜科の動物を模した人形 220cm

SCP-836-JPは神奈川県██市にある██宅から発見されました。██一家の所在は現在も不明です。

SCP-836-JPの確保時に運搬するため小型ボックスに入れようとして失敗しました。よって運搬はトラックの荷台に直接入れた状態で行い、収容も中型収容ロッカーに個別に収容しました。SCP-836-JPはロッカーの扉を腕部で頭部を保護する形で頭突きを行っていましたが、収容違反には至りませんでした。SCP-836-JPが徐々に衰弱していったため財団は様々な措置を施しましたが、すべてのSCP-836-JPは収容から1週間後に異常性が見られなくなりました。Dクラス職員による追試験を行ったものの、一切の抵抗が確認されなかったためSCP-836-JPは無力化したと判定しオブジェクトクラスは変更されました。

追記: SCP-836-JPを収容していた中型収容ロッカーから異臭が発生するようになりました。清掃は完了し脱臭はされましたが原因は不明です。

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