SCP-8553
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アイテム番号: SCP-8553

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-8553はベビーベッド・バスルーム・おむつ交換台を備えた5x5x5mの収容セルに収容します。就寝中でない、もしくは実験を受けていない時、SCP-8553は様々な玩具のある遊び場に配置されます。職員の1人がライブ映像を常時監視する必要があります。

食事の供給時やおむつの交換時には、職員が入室を許可される前に、ドローンを介してSCP-8553にマスクを取り付ける必要があります。SCP-8553は実験の結果として作成されたSCP-8553-1実例を保持することが認められています。

説明: SCP-8553は生後██~██か月の女性のドイツ人乳児です。SCP-8553の視線上に入った生物は、即座に玩具 (SCP-8553-1と指定) に変容します。

SCP-8553-1実例の複雑性は個々によって異なり、単純な木製ブロックやボールから、リモコンカーや電池式のアクションフィギュアまで多岐にわたります。各実例は自力での動作を可能にする異常性を保有しているように見受けられます。

発見経緯: 財団が初めてSCP-8553の存在に気付いたのは、2008/07/25、██████████、█████の町にて、地元警察の職員が行方不明者届の調査中に消失した後のことでした。潜入していた財団エージェントのベッカーとダルマンが失踪の調査に任命されましたが、同様に消失しました。

機動部隊イプシロン-6 ("村のアホ") が失踪者の足取りから現地の家屋を特定し、異常効果により重大な犠牲を伴いながらもSCP-8553を収容することに成功しました。発見時、当該家屋の居住者はSCP-8553のみであり1、それとともに約80個のSCP-8553-1実例が存在していました。

SCP-8553 (整備スタッフには "モイスヒェン / Mäuschen" という愛称で呼称される) は幼児としては不自然に陽気であると指摘されており、泣き声といった否定的な感情を出す様子は一度も観測されていません。SCP-8553は限定的な発話が可能です ("おもちゃ"、"パパ"、"ワンちゃん" といった単語を話すことができます) が、SCP-8553の起源に関して問い質す試みは実を結んでいません。

実験ログ:
実験対象: Mus musculus (ハツカネズミ) 1匹
産物: ネズミの絵で覆われた独楽。当該実例は回すと無期限に直立した姿勢を保った。SCP-8553の昼寝のスケジュールを阻害しないよう、実験は2時間3分後に終結した。

実験対象: Canis lupus familiaris (イエイヌ) 1匹
産物: 電動ラジコンカー。コントローラーやバッテリーを欠いているにも拘わらず、当該実例は収容セルの内周を不規則に動き回り、23分後に隅に衝突して横転した。

実験対象: Balaenoptera musculus (シロナガスクジラ) 1頭
産物: 様々な海洋生物の形状に変形された、数千個の青い風船。当該実例群は観察タンクの水の中に戻ろうとしていたように見受けられたが、浮力により阻害されていた。いくつかの実例を割ったところ、それぞれが純度100%のヘリウムを内包していたことが判明した2

実験対象: SCP-6823
産物: 我々にはSCP-8553の能力を制御する術が無い。玩具になったSCP-682は無害だと考えているのかもしれないが、子供向けの玩具の中には、微量の粉末火薬や放射性物質が用いられているものもいくつか存在することを思い出せ。もし2トンのウランに変化したらどうするつもりだ? 却下する。 - リュカス管理官

実験対象: D-2342
産物: マテル社が生産する『トーキング・ケン®人形』。マテル社が録音した通常の台詞の代わりに、SCP-8553-2342はボタンが押される度に悲鳴を発した。
付記: SCP-8553はとりわけ当該実例に喜びを示し、実験以降も当該実例で遊ぶ様子が複数回目撃されている。

補遺2009/06/29: 直近の実験を鑑みて、倫理委員会の命令により、ヒト型に類似したSCP-8553-1実例は例外なく直ちに破壊されることとなりました。今後のSCP-8553での実験にはレベル4承認が必要とされます。

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