クレジット
タイトル: SCP-8604 - エンベネナEnvenena
訳者: tukano_ jellyfish
翻訳年: 2025
著作権者: Ramlethal Valentine
原題: SCP-8604 - Envenena
作成年: 2025
初訳時参照リビジョン: 9
元記事リンク: https://scp-wiki.wikidot.com/scp-8604
| アイテム番号: SCP-8604 | レベル2/8604 |
| 収容クラス: safe | RESTRICTED |
封鎖収容措置以前に入口の外側から撮影されたSCP-8604。
特別収容プロトコル: SCP-8604の入り口はアメリカ合衆国森林局の業務に使用されている種類のバリケードで封鎖されます。常に2名の職員がSCP-8604 の入口の外側に駐在します。いかなる状況においても、財団への所属に関係なく、SCP-8604に立ち入ることは許可されません
説明: SCP-8604は見かけ上無限の長さと3〜8mの幅を持つ異次元空間です。SCP-8604の入り口は一方通行であり、北側・南側のいずれからもアクセスできず、侵入後に引き返しても脱出することはできません。SCP-8604の入り口はアメリカ合衆国ノースカロライナ州のウアリー国有林に位置しています。
ロボット調査によってSCP-8604内部が見かけ上、前後へ無限に広がっていることが確認されました。植生と地面のパターンはおよそ1kmの間隔で繰り返されています。SCP-8604内部では、開けた道の側方の約40m先に炎が見られます。この炎は道に近づくことなく燃え広がっては消えることを繰り返しています。SCP-8604の側方からの脱出の試みは一貫して焼失による探査機の喪失という結果で終わっています。
自動探査中にSCP-8604内部で複数の人工物が発見されました。以下はこれらの物体と入り口からの距離(メートル単位)の記録です。負の距離および斜体表記は入口から見て逆方向を意味しています。
-4m: 火の消えた一本のタバコ。
7m: 犬用のリード。
-19m: 一対のつま先がスチール製のハイキングブーツ。表面が炎で焦げ - ゴム底が溶けている。
22m: 白いハンカチ。
-340m: ノースカロライナ州の登山地図のカバースリーブ。
-1.6km: 火の消えた一本のタバコ。
2.4km: 白い羊皮紙の断片。パンくずやその他の微細な残滓が付着している。
9.6km: 赤いニット帽。開けた道の側面にある木の高い枝に引っかけらている。
-13.4km: 2人の子供とポーズを取っている不明な男性の写真。狩猟用ナイフが写真を貫通し、少なくとも10cm以上地面に深く突き刺さっている。
41.8km: 中年と推定される個体の骨格。遺体の折れ曲がり方は死亡時の跪いた姿勢と一致する。水損によって文章が判読不能になった紙片が骨格の傍らに位置している。
-46.5km: タバコの空のカートン。この地点では、左手側に広範囲に渡って焼けた樹皮と植物が見られ、道の向こうの炎へと続く通路が形成されている。
100kmにわたる両方向への探索の後、これ以上の人工物は発見されていない。



