クレジット
タイトル: SCP-8630実験ログ
翻訳責任者: C-Dives
翻訳年: 2024
著作権者: Yossipossi (複数ユーザーによる合作)
原題: SCP-8630 Testing Log
作成年: 2024
初訳時参照リビジョン: 31
元記事リンク: ソース
以下はSCP-8630の実験ログです。当該アノマリーの詳細については、対応する資料を参照してください。
全ての職員は、監督者1名が保証人になることを条件として、このログに自由に実験を追記できます。1
テンプレート:
[[div class="blockquote"]]
**実験監督者:**
**発射体:**
**標的オブジェクト:**
**手順:**
**結果:**
**注記:** (必要に応じて)
[[/div]]
実験監督者: ジェム・ピアソン博士
発射体: 標準的なダーツ。
標的オブジェクト: 標準的なダーツボード。
手順: 標的に当てることを意図しつつ、正確に命中させるには十分でない力を込めて投げる。
結果: ダーツが下向きに弧を描き始めると、標的が壁から落下した。ダーツは下降して標的の中心に命中した。
実験監督者: ジェム・ピアソン博士
発射体: 標準的なダーツ。
標的オブジェクト: 標準的なダーツボード。
手順: 標的に当てることを意図しつつ、その横を狙って投げる。
結果: ダーツが実験室のドアの前を通過した際、サイト-02に所属する次席研究員の1人が援助を求めて入室し、ダーツの軌道が標的に向かって逸れた。
実験監督者: ジェム・ピアソン博士
発射体: 標準的なダーツ。
標的オブジェクト: 標準的なダーツボード。
手順: 標的に当てることを意図しつつ、ダーツを背後に投げる。ダーツの軌道上にドアが存在しないことを確認する。
結果: ダーツがSCP-8630から離れた時、実験室の換気口から大きなカラスが飛び出し、激しいパニックを起こしながらダーツの軌道上に飛び込んできた。ダーツは鳥に当たって上方に逸れ、鳥はパニックを起こしたまま、ダーツボードと実験記録装置を床に倒した。ダーツは標的の上に落下した。
注記: この実験の数時間前、サイトの換気セキュリティにソフトウェアエラーが発生し、鳥がサイト-02に侵入することが可能になっていた。実際に鳥が施設内に首尾良く侵入する確率は低かったものの、この事件は最終的にSCP-8630の異常性によるものと判断された。鳥は捕獲され、最低限の治療と異常性の有無の検査を受けた後、解放された。
SCP-8630の使用は間違いなく保安上のリスクを伴うが、潜在的な用途は幾らでもありそうだ。[機密データ]を考えるにつけ、このアノマリーの異常性をどこまで押し進められるか、具体的に何をもって“ダーツゲーム”とするのか、大いに興味深い。 - ジェム・ピアソン博士
実験監督者: ジェム・ピアソン博士
発射体: 標準的なダーツ。
標的オブジェクト: 標準的なダーツボード。
手順: 標的に当てることを意図する。屈折率1.001のガラス板でD-12330とダーツボードを隙間なく隔てる。D-12330はガラス板の存在に気付いていない。
結果: ダーツがD-12330の手を離れた時、サイト-02の近隣を震源地とするマグニチュード5.3の地震が発生した。ガラス板は粉砕され、ダーツは標的に命中した。
注記: 予備的な地質解析の結果、サイト-02の地下の構造プレートが自然に2つに割れていたことが判明した。SCP-8630以外の根本的な原因を特定するため、更なる調査が行われる予定。
実験監督者: ジェム・ピアソン博士
発射体: 長さ約7m、幅30cm、重量4,725kgのダーツの鋼鉄製レプリカ。
標的オブジェクト: 標準的なダーツボード。
手順: 標的に当てることを意図する。
結果: “手を離した”後、収容違反したSCP-████が実験室を破壊し、██名の死傷者を出した。ダーツボードは瓦礫に埋まったダーツの先端に刺さった状態で発見された。
実験監督者: フェイ・ピーターソン博士
発射体: 標準的なダーツ。
標的オブジェクト: 白色矮星 シリウスB。
手順: 標的に当てることを意図する。
結果: O5-█により却下。
実験監督者: ジェム・ピアソン博士
発射体: Wiiリモコンで制御されるデジタルダーツ。
標的オブジェクト: デジタルダーツボード。
手順: ビデオゲーム内の標的に当てることを意図する。ゲームはダーツが標的に命中しないようにプログラムされている。
結果: 実験担当者の手からリモコンがすり抜け、画面上のデジタルダーツボードが表示されている一画にぶつかった。
実験監督者: アレクサンダー・アヴェンリー博士
発射体: 標準的なダーツ。
標的オブジェクト: 天井に設置された金属製の仕掛けとワイヤーで接続されているプラスチック製マネキン。
手順: 標的に当てることを意図しつつ、発射体を投げた直後に天井の仕掛けを作動させて、マネキンを高速で上昇させる。
結果: 1秒後、仕掛けが作動してマネキンを上方に吊り上げた。しかし、1.5秒後、マネキンを支えていたワイヤーの1本が断裂し、マネキンに掛かる推進力が前方へと移行した。この結果、ダーツはマネキンの顔に勢いよく命中した。
注記: 問題の仕掛けは実験前に8回試験し、技術的な問題が無いことを確認してあった。従って、故障はSCP-8630の異常性によって引き起こされた可能性が高いと結論付けるのが妥当だろう。 - アレクサンダー・アヴェンリー博士
実験監督者: A・クラーケン博士
発射体: 標準的なダーツ。
標的オブジェクト: 風力タービンの中心に固定された標準的なダーツボード。タービンは動作状態で実験担当者に面している。
手順: 標的に当てることを意図する。
結果: 発射体が投擲された約10ミリ秒後、実験室が停電した。これは後ほど、システムエラーによって現地の送電線が短時間、他の財団送電網から切り離されたのが原因だと判明した。電力が復旧すると、ダーツが中心部ブルズアイに命中しているのが確認された。
注記: 全ての職員には実験前に目と耳の保護具が提供された。
実験監督者: A・クラーケン博士
発射体: 標準的なダーツ。
標的オブジェクト: 精密爆撃ミサイル (PrSM) の側面に固定された標準的なダーツボード。ミサイルは安全な実験場から、予めプログラムされた経路で外洋に向かって発射される。ダーツは発射後のミサイルに向かって投擲される。
手順: 標的に当てることを意図する。
結果: 衛星画像はPrSMを追尾するダーツの速度が最高秒速300mに達したことを示した。ダーツの投擲から約4.5秒後、PrSMは点火装置の機能を自然に喪失し、自由落下し始めた。推進力が失われた瞬間、ダーツはダーツボードの中心部ブルズアイに命中した。
注記: 全ての職員には実験前に目と耳の保護具が提供された。ダーツが加速した要因は不明確だが、極めて稀な大気現象が関連していると推測される。
実験監督者: A・クラーケン博士
発射体: 標準的なダーツ。
標的オブジェクト: 高度約2,000m以上で待機する遠隔操作ドローンから投下される標準的なダーツボード。この段階で、機械的・デジタル的な障害により、標的の操作は不可能になった。
手順: 自由落下中の標的に当てることを意図する。
結果: 約4500ミリ秒後、ダーツは最高秒速370mに達し、音速の壁を突破した。ダーツボードは中心部ブルズアイに3mmの貫通孔が空いた状態で回収された。ダーツは発見されなかった。
注記: 全ての職員には実験前に目と耳の保護具が提供された。
君が最初の2回を終えてもう保護具は要らないと判断していたとしても、それは私の責任ではないからな。 - A・クラーケン
実験監督者: O・ストルワート博士
発射体: 標準的なダーツボード。
標的オブジェクト: 壁にテープで固定した標準的なダーツ。
手順: 標的に当てることを意図する。
結果: 投擲されたダーツボードは、ダーツの先端に命中した。検査の結果、両オブジェクトは中心部ブルズアイで繋がっていることが確認された。
注記: まさか上手くいくとはね。 - O・ストルワート
実験監督者: S・パタロ研究員
発射体: 標準的なダーツ。
標的オブジェクト: ダーツボード2枚。片方は青色、もう片方は緑色。
手順: ダーツボードは実験室の両端に設置された。ダーツは両方の標的に当てることを意図しつつ、実験室の入口から投擲された。
結果: 投擲されたダーツの先端が本体から分離し、跳弾して青のダーツボードに当たった。緑のダーツボードは換気口の正面に設置されていたが、換気口は最大出力の送風を開始し、緑のダーツボードを残り半分のダーツの方へと吹き飛ばした。
注記: ダーツは事前に確認したが、欠陥はなかった。 - パタロ研究員
実験監督者: H・フェルナンデス研究員
発射体: 標準的なダーツ。
標的オブジェクト: 補強された金属壁の裏側に設置された標準的なダーツボード。
手順: Dクラス職員に、壁の裏側にあるダーツボードのことを伝え、ダーツを投げるように指示する。
結果: ダーツはダーツボードに到達しなかった。
注記: 何かを掴んだと思ったんだがな。まずは資料に目を通すべきだった。 - H・フェルナンデス
実験監督者: T・ザラ研究員
発射体: 標準的なダーツ。
標的オブジェクト: 標準的なダーツボード。
手順: 以前の実験でダーツ投げの優れた技能を元々有することが確認されているDクラス職員に、標的を狙いつつ、ダーツを投げる前に目を閉じるように指示する。
結果: ダーツが投擲された時、ダーツボードが壁から外れて床に落ちた。ダーツは、もしダーツボードが落下していなければ中心部ブルズアイに近かったであろう壁の一点に命中した。

