SCP-8647
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2018/12/03の14:00時点におけるSCP-8647収容チャンバーの図式。それぞれの長方形がドアを、緑の長方形がSCP-8647を構成するドアを表している。

アイテム番号: SCP-8647

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: エリア-8647がSCP-8647の収容を目的として特別に構築されました。エリア-8647のドア (収容チャンバー内のものを除く) にはいかなる種類の施錠機構も設置されず、開放を物理的に妨害することは認められません。1部屋に3名以上が集合することは禁止されます。エリア-8647に設けられたSCP-8647の収容チャンバーは、全方位において、当該チャンバーと建物外装の間に最低5枚のドアが介在する配置となっています。

SCP-8647の収容チャンバーは、一片の長さが2.5mである同一構造の部屋を廊下で区切った30×48グリッドの空間です。各部屋のドアには3種類の機械式施錠機構が取り付けられています。ドアフレームに組み込まれたセンサーは、これらの施錠機構が解除されるのを監視し、エリア-8647の管制室に情報を通達するように設定されています。

いかなる時も、SCP-8647収容チームは、2名のオペレーターと最低6名のランナーで構成される必要があります。オペレーターはエリア-8647の管制室に、ランナーは収容チャンバー内に配備されます。オペレーターは常にSCP-8647の居場所を追跡して、おびき寄せるのに最適な部屋を割り出し、SCP-8647に最も近い位置のランナー2名に無線で指示を出します。ランナー2名は指定された部屋に遅滞なく入室し、ドアに施錠し、SCP-8647がロックを解除するまで室内で待機します。

SCP-8647収容プロトコルの過酷な性質上、不注意や疲労は収容失敗のリスクを著しく高めます。深刻な人員不足が起きていない限り、SCP-8647収容チームのメンバーを3時間以上のシフトで勤務させるべきではありません。

説明: SCP-8647は施錠や封鎖が不可能な142枚組のドアとして出現する非物理実体です。これらのドアの開放防止を意図して取られる全ての行動は、磁気に似た不可視の力によって反発されます。同様に、SCP-8647に統合されたドアの施錠は即座に解除され、障害物は全てその領域から撥ね除けられます。

SCP-8647は大まかにヘビ様の形状をしており、最も太い部位の幅はドア3~5枚程度で、尾部は先細りになっています。SCP-8647は頭部領域に新しいドアを追加し、身体の他部位から同数のドアを除去することによって移動できます。このプロセスには約45秒かかります。SCP-8647は物理的な距離に関係なく移動できる反面、ドアを“飛ばす”ことは不可能のようです - SCP-8647は遠くのドアに到達する前に、中間点のドアを身体に組み込みます。

SCP-8647はドアとそれが設置された部屋の限られた情報を知覚できます。この知覚能力は、SCP-8647の頭部の全方位にあるドア4枚分の距離に及びます。SCP-8647は次の刺激に反応することが知られています。

  • ドアを塞いでいる施錠機構や障害物の数。
  • ドアが設置された部屋の中にいる知性体の数。
  • ドアが設置された部屋の広さ。

SCP-8647は厳重に施錠されたドア、狭い部屋に設置されたドア、及び/またはより多くの人物を収容している部屋のドアを優先的に狙います。この挙動を利用してSCP-8647を特定の場所におびき寄せることも可能ですが、頻繁に新しい“刺激”を提供されない場合、SCP-8647は別なドアの占有を求めてその場を離れます。従って、絶えず収容チャンバー内の違う位置へと誘導し続けるのが、SCP-8647を収容下に留め続ける唯一の手段となります。

補遺: 回収

SCP-8647は2015/07/30、当時███体の知性体SCPが収容されていたサイト-17のヒト型異常アノマリー棟に侵入した時に発見されました。SCP-8647が引き起こした唐突かつ大規模な収容違反によって、サイト-17の内部保安部隊は即座に圧倒されました。発生した暴動を鎮圧し、逃亡したアノマリーを回収するために、別サイトから複数の機動部隊が招集されました。

サイト-17の秩序は51時間後に回復し、数週間後に存在を特定されたSCP-8647は外部へ移送されました。最終的に、18体のアノマリーが収容下から脱走し、他43体が何らかの傷害を負いました。83名の財団職員が負傷しました。死者は出ませんでした。

SCP-8647がサイト-17に出現してから間もなく、サイト管理官は手書きのメモを受け取ったと報告しましたが、どのような経緯でそれを取得したかを思い出せませんでした。メモの内容は次の通りです。

私がここに来た理由はよくお分かりのはずです。私のペットの蛇ちゃんと楽しんでくださいね。ファッキュー。

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