SCP-8726
評価: +37+x
blank.png
james.jpg

SCP-8726。

アイテム番号: SCP-8726

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-8726は、サイト-55のGoI-3861研究室でエバーウッド博士の管理下に置かれます。対象は自由時間において、最低でも1名のレベル2職員の監督下でサイト内を歩き回ることが許可されます。加えて、SCP-8726は直接にSCP指定では呼称せず、「ジェームズ」と呼称すべきです。

説明: SCP-8726は不老不死性を有する、人間の6歳の子供です。複数の精神医学的評価により、SCP-8726の精神年齢や能力は平均的な6歳児の域を超えて進歩していないように見受けられることが示されています。2

SCP-8726は、D-親子プログラムの下でDクラス職員の両親の間に誕生しました。当プログラムは、子供を必要とするアノマリーに使用する、子供Dクラス職員を財団に供給することを意図しています。SCP-8726は誕生後間もなく、財団運営のデイケア及び学習プログラムに入れられました。これは、子供を対象とするアノマリーに使用不可能なまでに成長した場合に、子供Dクラスをレベル1職員に昇格させることを目的としています。対象の異常性が最初に財団の注目を集めたのは2020年における定期小児検査で、そこでSCP-8726(当時8歳)が2年間成長しておらず、同年齢の子供に用いる精神医学的評価が2年連続で不適当でした。SCP-8726の異常性は2023年における別の定期小児検査の際に確定されました。

補遺8726.1: GoI-386研究チームからの子供Dクラス職員の大量の要請、及び該当職員の少なさのため、財団の小児心理学者であるジャクソン博士により提案がなされました。以下はジャクソン博士とGoI-386研究主任エバーウッド博士とのミーティング記録です。

<記録開始>

[エバーウッドは会議室に入り、ジャクソンの向かい側の椅子に近付く。]

ジャクソン: こんにちは、ジェイ。都合をつけてくれてうれしい。

[エバーウッドは着席する。]

エバーウッド: どうも、マーレイ。最近どう?

ジャクソン: あぁ、知っての通り。歳は変わってない変わってない。子どもの扱いもまあ浮き沈みいろいろ。

エバーウッド: 冗談はよして。財団のナンセンスに耐えるあの子たちの能力は称賛したい。

ジャクソン: ああ。でもあなたが妬ましいな。みんなあなたのことが大好きみたいじゃない。

エバーウッド: 企業秘密。ヘッ。それで私に何を持ってきたの?

[ジャクソンは机に身を乗り出し、エバーウッドも同じようにする。]

ジャクソン: よし、本題に入ろう。あなたの部門がしょっちゅう子供Dクラス職員を要請していることは知ってる。

エバーウッド: そう。うちのほとんどのオブジェクトの研究に必要なんだ。

ジャクソン: それは理解できる。でも最新のワンダーテインメント製品より差し迫ったオブジェクトがあることも理解しなきゃならない。

エバーウッド: 階層構造の低いところにいるのは知ってるけど、そんなに低いの? うわあ。

[エバーウッドは後ろに身体を倒し、机からペンを掴む。それを目の前で振り始め、そこに注目する。]

ジャクソン: こういうことなんだよ、ジェイ。どんなものかはまあ知ってるでしょ。

エバーウッド: じゃあ何、私たちを完全に切り捨てるって言うの? 必要な実験対象もなしにどうやって仕事したらいいの?

ジャクソン: 心配無用、あなたたちを完全に切り捨てようってつもりじゃない。解決策がある。

[エバーウッドはペンを机上に落とし、ジャクソンの方を見る。]

エバーウッド: そいつは是非聞いてみたいね。

ジャクソン: 最近D-親子プログラムの中で6歳を超えて歳を取らない子を一人見つけた。彼を仕事に使えるようあなたにあげたいと思ってる。

エバーウッド: ワオ、ほんとに? それは…… それは文字通り問題を全部解決してくれそうね。やっと信頼できる対照群が手に入る。

ジャクソン: いやはや幸運に恵まれた人だこと。

エバーウッド: からかわないでよ。

ジャクソン: 評議会は基本的に、SCPオブジェクトを別のSCPに関わらせることに懸念を持ってる。

エバーウッド: 待って、じゃその子SCPなの?

ジャクソン: その通り。

エバーウッド: なんて世界。可哀想な子にはあまりに酷だったに違いない。

[エバーウッドは再度机の上に身を乗り出す。僅かな沈黙がある。]

エバーウッド: そう、私は自分のラボで子供たちが楽しめる環境を作ることに誇りを持ってるんだ。何もかもカラフルで、私たちが働いてる間はそれで遊べるように、異常なのもそうでないのもたっくさんのおもちゃがある。あの子たちの人生が最低だってことは気付いてるから、私は彼らの灯台の光になれるよう最善を尽くしてる。だからあの子たちは、プログラム友達のもとに戻った時に、「エバーウッド博士ととってもいい時間を過ごした!」って言える。

ジャクソン: 私にもそんなに簡単ならどんなに良かったか。時々、アノマリーを扱う中でこの子たちをあの世へと送らないといけないことを知ってて、それで私の心は固くなっちゃった。まだ世界に喜びを見出せているあなたを称賛する。

エバーウッド: そうしないといけない。私がそうしなかったら、誰がするって言うの?

[エバーウッドは肩をすくめる。]

ジャクソン だね。

[一時静寂があり、ジャクソンは眼前の数枚の書類を見る。]

エバーウッド: それで、この子…… 名前はあるの?

ジャクソン: うん、ちょっと確認…… あー…… あぁ。ジェームズ。

エバーウッド: ジェームズね。了解。それで彼はDクラスとして私に割り当てられるの? それともSCPとして? この子をDクラス指定で、ましてやSCPナンバーでずっと呼び続けるなんて考えはあまり好きじゃないんだけど。

ジャクソン: 彼はあなたのチームメンバーになる。あなたの好きなように扱ってくれていいよ。

エバーウッド: それなら、私はこの子をナンバーで呼ばせたくない。ジェームズと呼ばせたいし、全員にそれを知ってほしい。それと彼に、Dクラスとヒューマノイド全員に着させてるオレンジのジャンプスーツを着せたくない。ふさわしい服を持っていてほしい。

[短い沈黙。ジャクソンが咳をする。]

エバーウッド: リクエストに付け加えると、ジェームズには宿舎でサイトの他の職員と一緒にいさせたい。

ジャクソン: しかとやってみるけど、でも本気でこれ全部を1つのSCPオブジェクトに認めてくれると思ってる?

エバーウッド: わかってないね。この子は幸せでなきゃいけないの。彼が望む人生から行き詰ってしまったのは十分悪いこと。彼に劣等感とか、自分に居場所がないとかいう感情を抱かせるわけにはいかない。財団があらゆるチームの他のメンバーに対して行ってるのと同じこと。お願い。

ジャクソン: どうしてあなたは、他にいる子供Dクラスを差し置いて、一人の子の状況を改善するためそんなに一生懸命なの?

エバーウッド: 私にはこの子一人を助ける力しかないから。

ジャクソン: なるほど…… よくわかった。何が…… 何ができるか確かめてみる。

エバーウッド ありがとう、マーレイ。

<記録終了>


補遺8726.2: エバーウッド博士の研究チームへの配属から数か月後、SCP-8726は精神的健康状態の悪化を示しました。これにより、最終的にチームの特定のメンバーとの協力を拒否したり、軽度の癇癪を起こすようになりました。その後フォローアップ精神医学的評価のため、ジャクソン博士によりインタビューされました。以下にSCP-8726とジャクソン博士のインタビューの抜粋が添付されています。

<記録開始>

ジャクソン: エバーウッド博士と一緒に仕事をするのはどう?

SCP-8726: 楽しいよ。エバーウッド博士とレックスさんは好き。優しくしてくれる。でもメイさんとチディさんは好きじゃない。

ジャクソン: それはどうしてかな?

[SCP-8726は沈黙する。]

ジャクソン: なんでも教えてくれていいよ。他の誰にも言わないし、君に迷惑を掛けないって約束する。

SCP-8726: 約束?

ジャクソン: 神に懸けて死んでもそう誓うよ。

SCP-8726: ……死んでほしくない……

[ジャクソンは笑う。]

ジャクソン: 私だって死にたくないよ! ただの言い回し、私のことは心配しないで。しばらくはここにいるよ。

SCP-8726: わかった。

[SCP-8726はクスクスと笑う。]

ジャクソン: メイさんとチディさんがどうなのか教えてくれる? 君に意地悪するの?

[SCP-8726は頷く。]

ジャクソン: それはいけないね。

[SCP-8726は首を振る。]

ジャクソン: じゃあ、その人たちは君に何をしてるの?

[SCP-8726は動きを止める。その後、顔を手で覆う。]

ジャクソン: ニンテンドーを返したら教えてくれる?3

[SCP-8726はしばらく沈黙し、その後頷く。]

ジャクソン: オーケー。でも教えてもらわないと。わかった?

SCP-8726: 教える!

[ジャクソンは背後の机に手を伸ばし、SCP-8726のNintendo Switchを掴み、手渡す。SCP-8726はそれをスリープ状態から再起動し、プレイを再開する。]

ジャクソン: よし。じゃあメイさんとチディさんが君に何をしてるか教えて。

SCP-8726: 僕のことをSCP-8726って呼び続けてるの。エバーウッド博士は誰にもそう呼ばせないって言ってたけど、あの人たちはそれが僕のし…… し…… 指定って言った。

ジャクソン: エバーウッド博士がいないときにそうするの?

SCP-8726: うん。

ジャクソン: なるほど。エバーウッド博士が正しいよ。そんな風に呼ぶべきじゃないね。二人をそのことで注意しておくよう博士に言っておく。

[SCP-8726はSwitchを落とし、ジャクソンに近付く。]

SCP-8726: ダメ! 僕が誰かに言ったってバレて、もっと意地悪される!

ジャクソン: 二人は大人だよ。指示にちゃんと従えるし、子供を恨んだりなんてするはずないよ。心配しないで、ジェームズくん。大丈夫だよ。約束する。

SCP-8726: 神に懸けて死んでも?

ジャクソン: よくわかってるね、相棒くん。

<記録終了>

付記: メイ・ウォーターズ研究員とチディ・グアイ研究員は標準のSCP-8726収容プロトコルに違反したとして叱責された。

このインシデント後、SCP-8726はサイト-55の全職員が「優しくしてくれる」[原文ママ]4と確認しているにも拘らず、依然としてエバーウッド博士の研究チームに非協力的なままでした。SCP-8726は頻繁な癇癪、部屋の退出の拒否、全職員との交流の拒否などの行動をとりました。この行動は、SCP-8726が「SCPでいることに怒ってる」[原文ママ]と主張し、その日の仕事を拒否した時点でピークに達しました。

SCP-8726の示した問題行動のため、サイト-55のアルダー管理官はプロジェクトを見送り、SCP-8726を一般的な収容下に戻すことを提案しました。これに対してエバーウッド博士はジャクソン博士に連絡し、プログラムにおいてSCP-8726を維持することを求めました。その後、ジャクソン博士はSCP-105の収容主任である█████博士に連絡を取り、SCP-8726と対話させるためSCP-105をサイト-55に連れて行こうと試みました。█████博士はその試みを承認し、SCP-105は翌日サイト-55に連れてこられました。

以下に、サイト-55のセキュリティシステムを通じて記録されたSCP-105のSCP-8726との交流記録が添付されています。

<記録開始>

[SCP-105、エバーウッド、ジャクソンがSCP-8726の部屋の外に立っている。扉は開いており、SCP-8726は扉の反対方向を向いている。エバーウッドは扉をノックする。]

エバーウッド: ねえ、相棒くん。ちょっといいかな?

[SCP-8726は沈黙し、顔を背けたままである。]

エバーウッド: あなたと話すようにある人を連れてきたよ。きっと好きになると思う。

[SCP-8726は沈黙する。]

エバーウッド: 入って。

[SCP-105はSCP-105-Bをエバーウッドに手渡し、部屋に入り、SCP-8726に向かって歩く。そのそばのベッドに腰かけ、SCP-8726の肩に手を置く。]

SCP-8726: 触らないで!

[SCP-8726はSCP-105に振り返って硬直する。]

SCP-105: どうも、ジェームズくん。私の名前はアイリス。

SCP-8726: ど-どうも……

SCP-105: ここに座ってたら嫌かな?

SCP-8726: 別に……

[SCP-8726は再度向き直り、壁に顔を向ける。]

SCP-105: それじゃあ。聞いた話だと、君はSCPでいることにとっても落ち込んでるみたい。本当?

[SCP-8726は沈黙している。]

SCP-105: 君を責められはしないよ。私もそれがとっても悲しいもん。

[SCP-8726は振り返る。]

SCP-8726: あなたもSCPなの?

SCP-105: そうなの。SCP-105。

SCP-8726: 僕はSCP-8726。

SCP-105: 8726、へえ? わあ、そんなにたくさんあったなんて思わなかった。私は今も歳を取ってると思うんだけど、どうかな?

[SCP-105は笑う。]

SCP-8726: 僕は歳を取らない。あなたは何ができるの?

SCP-105: 自分が撮った写真の向こうに手を伸ばして、その周りにいろいろできる。

SCP-8726: かっこいい。

SCP-105: 歳を取らない方がかっこいいよ。私がいつまでも子供でいられたら、絶対にそれに大喜びだろうな。何も心配しなくていいし、必要なことはいつまでも面倒見てもらえるんでしょ? ちぇー、いいなあ。私の言ってることわかる?

[SCP-8726は首を振る。]

SCP-105: 子供でいることをやめたことがないからわからないかな。

[4秒の沈黙。]

SCP-105: じゃあ。聞いたように、君はSCPでいることが幸せじゃないみたいだね。

SCP-8726: うん。ひどいよ!

SCP-105: そうなの? 私も賛成、ひどいところもある。でも全部が全部悪いとは言わない。君は自分のSCP指定以上の存在なんだよ、ジェームズくん。

SCP-8726: どういうこと?

SCP-105: 君はただの数字の組み合わせじゃないってこと。君は一人の人。いろんなものを持ってる人。希望、夢、憧れ、目標、やる気、趣味…… 普通の人が持ってるもの全部。例えば、君の趣味は何かな?

SCP-8726: 趣味って何?

SCP-105: やるのが好きなこと、主に自由時間にね。私は写真が好き。

[SCP-105はカメラを手渡すよう身振りで示す。エバーウッドは部屋に踏み入れてSCP-105-Bを手渡し、微笑んでSCP-8726を見る。]

SCP-105: どう?

SCP-8726: かっこいい!

SCP-105: ここはまだかっこいいところじゃないよ。ジャクソン博士、私のファイルを渡してもらえますか?

[ジャクソンがマニラフォルダーを持って入室する。彼女はSCP-105にそれを手渡し、SCP-105はそれを開いて複数の写真を見せる。]

SCP-105: 見てみて。数年前のミッションで外に出たときにこれ全部撮ったんだ。

SCP-8726: これは何?

SCP-105: テントウムシだよ。私がいることを気にもせずにいる様子だね、わかんないけど。私に話しかけてきたみたいだったの。だから、写真を撮った。

SCP-8726: ポケモンスナップみたい!

SCP-105: え?

SCP-8726: 見て!

[SCP-8726は立ち上がり、机に向かって歩く。Nintendo Switchを掴んでそれを起動し、ベッドに戻った後、SCP-105に現在プレイしていたゲームを見せる。]

SCP-8726: これでポケモンの写真を撮れるんだよ。

SCP-105: あぁ、それはいいね。わからないポケモンがたくさんいるな。最後に外にいたときから何匹くらい追加されたんだろう……

SCP-8726: 僕はポケモンの写真を撮るのが好き。あなたみたいに!

SCP-105: 一緒に写真を撮りたくないかな、ジェームズくん?

SCP-8726: もっといいアイデアがあるよ。

[SCP-8726は再度ベッドを離れて机に近付き、そこからスケッチブックと数本のクレヨンを取り出す。SCP-8726はそれを床に置くと、その上に何かを描き始める。]

SCP-105: そこに何を描いてるの?

SCP-8726: 秘密。

SCP-105: あぁ、オーケー、了解。ジェームズくん、ここにいる間に大事なことを話したいと思ってたんだ。

[SCP-8726は頷き、絵を描き続ける。]

SCP-105: 君がSCPだからって…… 君のことが好きというわけじゃない人もいるかもしれない。その人たちは君を問題とか、危険とまで見るかもしれない。そういう人たちを君に近寄らせちゃダメって話したかったの。

SCP-8726: チディさんとかメイさんみたいなこと?

[SCP-105はエバーウッドとジャクソンに顔を向ける]

SCP-105: あの人たちがそういう……?

エバーウッド: そう。

[SCP-105はSCP-8726に向き直り、SCP-105-Bを弄りながら再び話す。]

SCP-105: そう、ジェームズくん。その人たちみたいに。そういう人に近寄らせないで。君はSCP指定以上の存在なんだよ。君は可愛いちっちゃな子で、それを忘れないでね。いい?

[SCP-8726はお絵描きを続けながら頷く。]

SCP-105: いつも覚えておいてね、いい?ここには君のことを気にかけてくれる人がいる。エバーウッド博士、ジャクソン博士、私、それに君が働いてるラボの他の人たちがいる。何でも君を支えてくれる素晴らしい人たちがいるの。友達がいるんだよ。

SCP-8726: 友達のことは好き。でもチディさんやメイさんは好きじゃない。まだ意地悪する。

[SCP-105はエバーウッドとジャクソンの方を見る。短い沈黙の後、再び話し始める。]

SCP-105: そうだね。残念だけど、君が何をして、どこに行ってもそういう人たちはいる。でも聞いて。君には友達がいる。そして彼らこそが何よりも大事なものなの。

SCP-8726: 時々、僕と同じ歳で、仕事で忙しくないときに一緒に遊べる友達がいたらなって思うんだ。僕がまだ他の子たちといたとき、マイケルやロージーと遊ぶのが好きだった。

SCP-105: あぁ…… ごめんなさい、ジェームズくん。

SCP-8726: 会いたいよ。

[短い沈黙。]

SCP-105: ええと、わかった。じゃあ、過去よりも未来のことに目を向けた方がいいと思う! そして君にとって…… とっても楽しい未来。おもちゃで遊んだり、友達と一緒に時間を過ごしたりできるの。

SCP-8726: うん。あなたの未来はどう、アイリス?

[短い沈黙。]

SCP-105: 私にはもう無理。

[SCP-105は立ち上がり、部屋の外へ歩く。エバーウッド博士が後ろに続く。ジャクソンはSCP-8726と共に部屋にとどまっている。]

エバーウッド: [囁き]何をしてるの? 悪いことばかりじゃないってこの子に示さないと。

SCP-105: [囁き]あそこで座って6歳の子にSCPでいるのがどんなに素晴らしいか嘘をつくのは無理です! 今経験したこと全部が私の人生を奪い取っていて、更に始まってすらいないこの子のものも奪っているんです! 良心がこれに耐えられません。すみません。

[短い沈黙。]

エバーウッド: [囁き]わかった。やってくれてありがとう。

[SCP-8726は床から立ち上がり、その絵をエバーウッドとSCP-105の下に持ってくる。]

SCP-8726: 僕が描いたのを見て!

<記録終了>






















jamesart.png

ぼくのおさにいりのえ。

アイテムばんごお: scp-8726

オブジクトクラス: safe


とくべつしゅうよおプロコトル: scp-8726はエバーウッドはかせとレックスさんがいっしょにあそんでくれるワンダーテインメントのおもさゃであそぶのをきよかされます。spc-8726はエバーウッドはかせかレックスさんがみてないときにへやをでるのはきよかされません。


せつぬい: ぼくはscp-8726です。ぼくはとしをとりません。ぼくはずっと6さいでもオーケーだってエバーウッドはかせとアイリスとレックスさんとほかのgoiラボのいいひとたさみんながいっしよにおもさゃであそんでじかんをすごしてくれるからです。かれらはやさしくてぼくはとってもすきです。ぼくのおさにいりのおもちゃはぼくのにんてんどースイッチです。なせならポケモソスナップがはいっててしやしんをとるのがすきです。


はい: ぼくのおさにいりのしゆみはおえかきです。ぼくはじぶんのscpふぁいるのしやしんをかきました。






特に指定がない限り、このサイトのすべてのコンテンツはクリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス の元で利用可能です。