SCP-8841
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アイテム番号: SCP-8841

オブジェクトクラス: Pending

収容ステータス: 現在、SCP-8841の異常性に関する調査が行われています。財団とアメリカ合衆国エネルギー省の従業員から成る合同機動部隊が、定期的にSCP-8841を巡回します。

SCP-8841-1は厳重データ保管サイト R-14 に保管されています。

説明: SCP-8841は、アイダホ国立研究所1 (INL) 内に存在する、非稼働状態の実験的ベリリウム酸化反応炉 (EBOR) です。SCP-8841は全く異常性を示していませんが、その内容物と現状はINLの保安レベルと辻褄が合わず、異常な起源を有する可能性があります。従って、その性質が特定されるまでの暫定措置としてSCP指定名称が付与されています。

SCP-8841の唯一の外面的な改造は “ハードコア吸血鬼セクシー吸血鬼動画無料ダウンロード無料登録ポルノ” と記された、巨大な工作用紙製の横断幕の追加です。この横断幕は凝固したヒトの血液で施設の外側に貼り付けられていました2。SCP-8841の発見当時、1階の入口は全て、乾燥した Geospiza septentrionalis3 の死骸の巨大な山で封鎖されていました。横断幕は秘匿性維持のために、フィンチの死骸は立ち入りの容易化のために、それぞれ撤去されました。

発見当時、SCP-8841の内部は現地の屋外気温よりも10°C暖かく、相対湿度は100%でした。また、空気は赤みを帯びていると指摘されました。分析によって、この蒸気は主にヒトの汗と少量の血液で構成されていると判明しました。大気中の酸素濃度は平均以下でしたが、短期的には危険ではありませんでした。施設の窓は全て密封され、塗り潰されていました。

SCP-8841の非耐力内壁の表面には凹凸があり、顕著に劣化していました。検査結果は、壁のどの区画にも、大部分が精液に覆われるまで射精し、血液と唾液を散布し、その上から漆喰を塗る工程を2~7回繰り返した形跡があることを示唆します。また、多くの薄い壁には、床から0.9m~1.3mの位置に幾つもの穴が雑にくり抜かれていました。

SCP-8841のメインエントランスホールは劇場のような空間に改装され、約200名の観客を着席させるのに十分な数のソファや布団が配置されていました。これらの家具は全て体液で著しく汚れていました。ステージには、通常の機能に加えてサンプラーとしても動作するように改造されたアンティークのパイプオルガン (ドイツ製、1400年頃の物) が設置されていました。鍵盤を押すと、このオルガンは対応する音程と同時に、内蔵サウンドボードの音声クリップを再生します。回収当時、オルガンのサンプル音声は様々な性行為関連の音、コウモリのコロニーの録音記録、“邪悪な”笑い声から成っていました。

バッハの“トッカータとフーガ ニ短調 BWV 565”の楽譜が、大量の乾燥した血液で判読不能になり、オルガンの譜面台にへばり付いていました。他の楽譜は発見されませんでした。

SCP-8841の地下にある2ヶ所の保管室は、15~600年前に製造された様々な意匠の木製の棺で、床から天井まで埋め尽くされていました。合計194架の棺が回収されました。外装の擦り傷は、これらの棺が互いに激しく擦れ合っていたことを示唆します。全ての棺は頭部及び/または上半身と一致する箇所に血痕が付着しており、そのうち83架は蓋の内側、概ね胴体中央部の近くに性器分泌物の染みがありました。

13個の成人の頭蓋骨、いずれも西暦およそ700年頃のものが、SCP-8841に散在していた金属バケツの内部から発見されました。どの頭蓋骨の犬歯も、現代的な技術で作られた牙のような中空の差し歯に置換されていました。現場証拠は、かつてバケツが膣分泌液で満たされており、頭蓋骨が長期間その中に浸漬されていたことを示唆します。

発見当時、SCP-8841のあらゆる水道設備は、大量の個人用潤滑剤と避妊具で完全に塞がれていました。これらの閉塞物を除去すると、巨大な男根を象った様々なディルド — その多くは先端にプラスチック製の牙が接着されていた — による追加の閉塞が発見されました。この第二の閉塞を除去したところ、SCP-8841の配管のほとんどは大量の血液に満たされていることが判明しました。

反応炉が本来あるべき空間からは既存の物品や設備が全て取り払われ、装飾の無い広い空き部屋になっていました。唯一特筆すべき物品は、部屋の中央に置かれ、床に血液で描かれた五芒星に囲まれている、高さ6.3m、5段構成の木製の台座でした。台座には多数の装置 (SCP-8841-1と指定) が、様々な男根や女陰の形状を構成するように配置されていました。

SCP-8841-1は、SCP-8841の内部で発見された、3.5ペタバイトの吸血鬼をテーマとする性的なメディアと、それらが散在していた4,831点の電子データ保存装置を指します。これには文章、画像、動画、ゲームなど、最低でも52種類の言語で100万点以上の作品が含まれています。SCP-8841-1のコンテンツの容量、作風、性的着目点、(客観的)品質は多種多様です。民間伝承と現代のフィクションにおける吸血鬼の主要な解釈が全て含まれています。

しばしば既知のメディアやキャラクターへの参照を含む一方で、SCP-8841-1を構成する作品はいずれもSCP-8841の外部で発見されていません。制作者に関する情報は全てSCP-8841-1から除去されており、既知の創作者の作品であると特定されたものはありません。SCP-8841-1に既知の異常性はありません。

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“dracula.png”の詳細、1:7,000,000スケール。

台座の最上段には、見たところ一から組み立てたと思われる特異なソリッドステート・ドライブだけが置かれていました。このドライブに保存された唯一のファイルは、勃起した陰茎を握りしめ、「ヴァタシはお前のキンタマを吸いたい!」 (原文ママ) と宣言しているドラキュラ伯爵の雑なデジタル絵画、“dracula.png”です。ファイルサイズは9.1テラバイト、各辺が21億4000万ピクセルで、SCP-8841-1の中では最大の単一ファイルです。このサイズの画像を作成できる市販のソフトウェアは存在しません。“dracula.png”は暫定的にSCP-8841-1Aに分類されています。

補遺: 回収

2014/06/16、アイダホフォールズの法執行機関に身元不明の一個人から緊急通報が入り、当該人物はその後31分間にわたって合間を挟まずに“吸血鬼ファック”という言葉を繰り返しました。通報はEBORまで逆探知されましたが、アイダホ国立研究所への入場には特別な許可が必要なため、INLが自ら問題を処理するように転送されました。

施設に接近したINL従業員は強烈な悪臭を報告し、やがてこの臭いは約15m地点で耐え難いレベルに達しましたが、周辺の放射線値は無視できるほど低いと判明しました。この時点でエネルギー省は財団に連絡しました。機動部隊デルタ-31 “デルタの夜明け” が調査のため、適切な防護装備を身に着けてSCP-8841に派遣されました。

SCP-8841の探索で、人間の存在や、人間が恒久的に居住していた証拠は確認できませんでした。緊急通報の発信者は発見されていません。

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