SCP-8885

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特別収容プロトコル: 捕獲されたSCP-8885-1個体は、その種に適した水棲生物収容ユニットに収容されます。財団ウェブクローラ Portia2 が、既存の登録済アカウントを有するSCP-8885-1個体以外の者によるSCP-8885へのアクセスを全面的に規制します。現在もSCP-8885にアクセスし続けているSCP-8885-1個体は全て発見、捕獲、収容する必要があります。

説明: SCP-8885は “ Plenty o' Fish ”プレンティ・オ・フィッシュ という名称の、水棲生物種が利用するオンライン出会い系サイトです。SCP-8885-1と指定されるSCP-8885のユーザーは、英語を使用する有知性水棲生物種であり、異常な手段でSCP-8885にアクセスする能力があります。SCP-8885-1個体は通常、野生環境での生殖活動が成功していない時の代替手段としてSCP-8885を利用し、交尾相手を募ります。

SCP-8885は2022年後半に、正体不明の要注意人物によって、アメリカ合衆国東海岸における水棲生物多様性の衰退に異常な手段で対抗する目的で創設されました。しかしながら、得られているデータはSCP-8885がこの目的を十分に達成していないことを示唆します。

非異常な水棲生物は、SCP-8885の存在に関する知識を - 典型的にはSCP-8885-1個体との交流を通して - 得た後、新たなSCP-8885-1個体になることが判明しています。

発見: SCP-8885は2024/2/12、財団ウェブクローラが次席研究員 ジェームズ・ハトソン博士のペットの金魚とアパート内装の写真をインターネット上で検出した時に発見されました。彼の金魚1はSCP-8885にアカウントを登録していたことが判明しました。その後、サイト上での金魚の活動が分析・記録され、SCP-8885の発見へと繋がりました。問題の活動内容は以下の通りです。

補遺1.1: 初期登録アカウント: 前述したSCP-8885-1個体のアカウント

補遺1.2: 成立したマッチング: 7ヶ月の間に、前述のSCP-8885-1個体2は複数のアカウントとのマッチングを成立させました。以下のデータが回収されました。

補遺1.3: 結論: SCP-8885-1個体 “ギャリー” 及びその他の監視対象アカウントを利用して、制限の少ない収容プロトコルの適用可能性を判断するため、SCP-8885が生物多様性の衰退に対抗する有益な手段であるか否かの分析が実施されました。

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