SCP-891-JP
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アイテム番号: SCP-891-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-891-JP付近には、一般人の侵入防止を目的とした警備体制が敷かれています。SCP-891-JP-1-Aの消失リスク回避のため、各実例にはロープによる固定措置が施されています。当時の学童及び職員の名簿リストを初めとした関連資料が不足しているため、それらの入手が現在の最優先事項となります。

説明: SCP-891-JPは、██山標高170m地点に存在する、木造校舎及び運動場で構成された敷地です。1988年時点まで"███市立小学校"として運用されていましたが、学童数の急激な減少を事由として現在は放棄されています。後述する要因により、構造上致命的な欠陥が複数生じていますが、不明な原理によって倒壊は回避されています。

SCP-891-JP-1は、SCP-891-JP内に点在するヒト(Homo sapiens)の手の総称です。本リビジョン編集時点で37体発見されており、いずれの実例も窓枠、木机、チョーク、遊具等の物体を掴む形で存在しています。モンゴロイド的特徴を統一的に有しますが、詳細な形質的特徴は実例ごとで差異が見られます。また、実例は次のとおり大別されます。

SCP-891-JP-1-Aは、限定的な自律性及び加齢現象が見られる実例です。消失可能性を孕んでおり、外因又は自律的挙動により把握対象の物体から離脱した場合、実例及び実例を中心とした一定範囲内に存在する物体は消失します。観測された消失事例のうち、97.5%は自律的挙動による落下を契機としています。

SCP-891-JP-1-Bは、SCP-891-JP-1-Aが変容した実例です。消失可能性及び細胞活動の停止に伴って加齢傾向は廃され、高度な耐久性が付与されます。変容に伴う外観の変化は実例ごとで異なりますが、鬱血症状、指の欠損等の外傷的様相を呈する傾向にあります。変容は不可逆的であり、SCP-891-JP-1-Aに回帰した事例は確認されていません。これにより、実例数は相対的に増加傾向にあります。

補遺: 消失痕の数及び当初から存在するSCP-891-JP-1-BがSCP-891-JP-1-A由来であると仮定した場合、元々のSCP-891-JP-1-Aの総数は109体だと推定されます。また、それらに既知の消失規模を適用して算出した結果、範囲の重複を含めて消失範囲の総和がSCP-891-JPの敷地面積とほぼ一致することが判明しました。このことから、SCP-891-JPはSCP-891-JP-1の残存によって存在を維持されていると推定されます。

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