SCP-893
評価: +8+x

アイテム番号: SCP-893

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-893 はサイト管理者の監視のもと、自由に施設を歩き回ることができます。すでに存在するSCP-893-X個体はサイト-17の育児室に収容されます。SCP-893-Xの新しい個体は財団の管理下に置かれます即座に終了させられます。

SCP-893の組織サンプルは取得後5分以内に収容しなければなりません。

説明: SCP-893は自らを████ と呼ぶ39才のヒスパニック系男性です。被験者は緑色の目をした禿げて太った男性です。

SCP-893-Xは建築現場での仕事の事故によりSCP-893の右手の薬指と小指が切断された直後に、████によってはじめ発見されました。SCP-893は指を家へ持ち帰り氷で冷やしたが、“個人的な理由で”病院には行かなかったと述べています。████はSCP-893の小指がその周りに透明な液体を発達させていき、小さな人間の胎児のような形になるのを観察しました。繰り返し行われた実験と研究より、SCP-893の説明は事実であると判明しています。

SCP-893 は未熟な再生能力を示します。この幹に関する詳細な情報は実験記録:893-452を参照してください。

SCP-893から分離した付加物や十分な量の生きた組織は、加速したクローン分裂に似た段階を経験します。小さな量の組織は知能の低く、寿命の短いクローンとなりますが、一方で大きな組織に関しては反対の結果となります。これらの個体は、SCP-893-Xと参照され、平均して人間と比較して20倍速く成長します。そして通常ほとんどをがん細胞組織に侵され、極度に短い人生の最後には醜く変形します。多くの個体はSCP-893の名前を認識しますが、893-Xは限られた知性しか見せません。

補遺893-███: 2805/1967
調査: 知能評価

███████博士: こんにちは、気分はどうですか?

SCP-893-245はうつろにインタビュアーを見ているようである

███████博士: 気分はどうですか?

SCP-893-245: トニー

███████博士: もう一度繰り返してもらえますか?

SCP-893-245は笑いに似た喉からのノイズを出し始めた

███████博士がセキュリティ職員に動きで指示する: 知性はない、[削除済]を回収しろ

SCP-893-245: Páe-

[編集済み]

███████博士: 予定通りに893-352を連れてこい

893-003 契約同意の抜粋:

███████博士: 事件について説明してください。

SCP-893: えーと…俺はそれが初めはなんであったのか知らなかったよ、そうだろ?あの小さな塊はいつだって俺を怖がらせたんだ、俺に何をしろって言うんだ?俺はカーペットの上で両方とも踏みつぶしたんだけど、靴に顔や目がついているのをみたら漏らしちまった…畜生!今まで通りに指が戻ったよ。俺にはどうなったのかわからないが、母さんはただ俺たちがただタフなだけだって言うんだ。母さんが思ってるようなちっこい奴じゃないさ。

███████博士: あなたは驚いていないようですが。

SCP-893: 指が戻ったんだ、当たり前だろ、トカゲのしっぽだって戻るんだ。動物だよ。

███████博士: [編集済]

SCP-893: いや、けっこうだ。前の仕事はクソだった。このことで金がもらえるんだったらいいよ。ただ持ってく時には俺が何も感じないようにやってくれ。

███████博士: この書類を見てください。

SCP-893: いらないよ、ただペンをくれりゃサインするよ。

補遺893a:
彼の片方の目と一本の手はもはや成長することなく戻りません。いくつかの皮膚のパッチには沈下が見られ、同様に変化が起こりそうにはありません。私はこの資源の価値を理解していますが、SCP-893 からのこれ以上のサンプリングをやめるように要求します。彼はそれはまるでジャガイモのようです。

█████博士

要求はサイト管理者██████により拒否されました。

関連するサイト: サイト-17

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