SCP-9004
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アイテム番号: SCP-9004

オブジェクトクラス: Uncontained

特別収容プロトコル: SCP-9004は現時点で収容不可能であり、一般社会が精神測定サイコメトリー1に対する懐疑的な見解を広く抱いていることから、いかなる収容措置も必要としません。2025/09/25現在、SCP-9004の性質に関する研究は終了し、解析部門は完全な報告書を公開しています。事件2025/09/25を受けて、当ファイルは更なる検討が行われるまでデータベースから削除されました。

説明: SCP-9004は、精神測定能力者サイコメトリストによって解析された死体から、その死体が生涯で蓄積したと想定される量を遥かに上回るデータ (一部の事例では80年以上に及ぶ) が抽出される異常現象を指します。このようなデータを分析したところ、対象者の死後も、老衰死やその他の自然死を迎えるまで人生が継続していたことが判明しました。

SCP-9004に影響された死体は例外なく、占術、総当たり式計算、代替タイムライン観測を含むあらゆる財団のシミュレーションよりも遥かに肯定的かつ理想化された人生を経験するようです。更なる解析の結果、そのような一連の出来事がベースライン現実で実際に起こる平均確率は0.01%未満であることが示されました。

SCP-9004の活性化には、次の条件が必要だと断定されています。

  • 対象者は50歳以下で死亡した。
  • 対象者は通常あり得ないような死に方をした(確率<5%)。
  • 対象者の人生経験の大部分は否定的またはトラウマ的なものだった。

これらの条件は各々単独でも活性化に十分だと判断されています。財団が試験したこれらの条件を満たす死体は、全てSCP-9004の影響を受けていることが確認されました。

補遺 — 事件2025/09/25

SCP-9004ファイルの作成完了後、プロジェクト主任のジョセフ・ワッツ博士は自宅で自傷行為による銃創を負い、死亡しているのが発見されました。彼の妻と息子の死体も同じ部屋から発見され、法医学的分析は2人がワッツ博士に射殺されたことを断定しました。これ以降、財団全体で同様の自殺が相次いで発生しています。火急鎮静部門は、SCP-9004に関する知識が財団の使命に及ぼす悪影響についての評価を進めています。

特筆すべきことに、活性化条件を満たしていたにも拘らず、ワッツ博士の死体はSCP-9004の影響を受けませんでした。

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