クレジット
タイトル: SCP-9030 - 潔く耐え忍ぶべし
翻訳責任者: C-Dives
翻訳年: 2025
著作権者: GravelEnthusiast
原題: SCP-9030 - Take It On the Chin
作成年: 2025
初訳時参照リビジョン: 9
元記事リンク: ソース
アイテム番号: SCP-9030
オブジェクトクラス: Keter
特別収容プロトコル: SCP-9030は現時点で収容不可能です。SCP-9030に汚染されたメディアの出荷を妨害し、取り除く努力が進められています。
北アメリカ大陸及びヨーロッパ大陸では、選択的記憶処理薬が12歳以上の全ての人間に投与されます。これは、広大な公共領域へのエアロゾル化した化合物の散布と、全ての義務的なワクチン接種への記憶処理薬の混入によって実行されます。
最初の記憶処理ベクトルは“寓話”、“お伽噺”、“ファンタジー”のキーワードを含む記憶を対象とします。二次的なベクトルは“灰色”と“歯”のキーワードを対象とします。
説明: SCP-9030は、主に北アメリカ大陸において、一見無作為なメディアに影響を及ぼす現象です。SCP-9030はメディア作品を“汚染”して、その物語を改変します。これらの改変は主にブタの追加とその後の死から構成されます。通常、ブタは極めて暴力的な死を迎えることが示唆されますが、それが実際に描写・目撃されることは稀です。作中の登場人物らは、これらの死やその他の物語の変化に対して有意義な反応を全く示しません。物語の変化が本来の雰囲気、筋書き、性格描写と一致する場合、登場人物らはそれ相応の反応を見せます。
SCP-9030は異常性を発現させる以前、複数の物語の中に存在していたと考えられています。これらの物語の調査が行われていますが、過去に大規模な記憶消去イベントが発生したのか、常にこのような状態で存在していたのかは不明確です。
補遺A: SCP-9030実例
以下は最も注目すべきSCP-9030汚染イベントの一部です。特に明記しない限り、SCP-9030は特定メディアの単一のコピーのみを汚染することに留意してください。
| 汚染ポイント | メディアの種類 | イベントの説明 |
|---|---|---|
| 赤ずきんちゃん1 | 書籍 | オオカミが物語に登場しなくなる。赤ずきんが祖母の家に到着すると、寝室から何かを咀嚼する音が聞こえてくる。赤ずきんはドアをノックせず、自分の靴を見つめることに物語の大部分を費やす。1時間後、祖母が部屋を退出し、赤ずきんと一緒に豚肉を食べる。どちらも話そうとしない。 |
| ジャックと豆の木2 | 書籍 | ジャックが家族の農場に植えた豆は一晩で成長する。しかし、ジャックはそれを登ろうとしない。ブタの内臓の断片が上方から降ってくる。ジャックの父親はジャックの傍らに立ち、肩に手を乗せる。 |
| レイダース/失われたアーク《聖櫃》3 | 映画 | ブタはナチスに代わる映画の主要な敵対者となる。映画の終盤で、聖櫃を開いたブタたちは溶かされるのではなく、丸焼きにされる。画面が暗転する前に、聖櫃の中から暗く大きな影が出現するのが見えるが、不明瞭すぎて形状を見定められない。 |
| ハンプティ・ダンプティ4 | アニメ | この童話は原作よりもかなり長くなっている。塀から落ちたハンプティ・ダンプティは、不特定ながらかなり長期間にわたって地面に横たわったまま放置される。彼のひび割れた殻の中には1匹の子豚がいる。やがて、王の部下の1人がハンプティ・ダンプティに包帯を与え、彼はそれを使ってひび割れを覆う。ハンプティ・ダンプティの体内から引っ掻く音が聞こえる短い描写があるが、すぐに収まる。 |
| [編集済]5 | 書籍 | この物語の汚染されたコピーには、いずれも“後戻りはダメ” (No take-backsies) というフレーズだけが記載されていた。これまでに38冊以上の[編集済]がSCP-9030に汚染されている。 |
| ブレイブハート6 | 映画 | 終盤でウォレスが死を迎えるまで、映画の大半は通常通りに進行する。四つ裂きにされる前に、ウォレスは「城壁の中に大いなる獣がいる」と叫ぶ。彼の叫びは無視され、“ヤギの舌”拷問7が行われるが、ヤギではなくブタがそれを実行する。 |
補遺B: イベント-9000-A
2023年9月28日、既に放送終了した深夜トーク番組 “ジョエル・バウアーと夜更かし” の録画へのSCP-9030汚染が検出・傍受されました。この実例は、バウアーと3人のゲストが1999年に公開予定とされる劇場映画8について語り合うインタビューの切り抜き動画でした。問題のゲストは、女優のマリア・ラングと、男優のジョージ・コンティ及びアルバート・アンダーセンでした。この録画は、過去のSCP-9030汚染には見られず、またそれ以降も確認されていない特異性を多数含むため、イベント-9030-Aと指定されました。
録画の完全な書き起こしは次の通りです。
記録開始
映像ががたつき、明るくぼやけた画面に切り替わる。ズームが調整され、レンズはカメラの正面で小さな円形のステージに立つ男性 (ジョエル・バウアーと特定) に焦点を合わせる。バウアーは濃紺色のツーピース・スーツを着用し、革靴を履いている。彼の左後ろには、机と、白いスエード生地の長椅子がある。背景には暗青色のカーテンがあり、その上に薄暗いハロゲン照明が点在している。ステージの奥に、恐らくはゲストを入場させるための狭い通路が設けられている。バウアーは画面外の誰かに視線を向けた後、カメラを見つめ、ネクタイを直して微笑む。
バウアー: 皆様、こんばんは、素敵な夜をお過ごしでしょうか。私はそうしています。今夜はまず“ルポ”の主演キャストの方々をお招きして、この映画について、そしてスピルバーグ監督との仕事体験について語っていただきましょう。もしかしたら、舞台裏情報も幾つか教えてくださるかもしれませんね。
観客が拍手し、歓声を上げる。バウアーは微笑み、両手を挙げて観客を静める。
バウアー: その後、トム・ウェイツと5年以上ぶりのニューアルバム、“ミュール・ヴァリエイションズ”についてお話を伺います。そして、今夜の締めくくりには、次回の北米ツアーを控えたジェリー・サインフェルドをお迎えします。
観客がまた拍手する。バウアーは拍手が続く中で話し続ける。
バウアー: いやいや、盛り上がっているようで何よりです。それでは、次の拍手の準備は宜しいでしょうか。皆様、ジョージ、マリア、アルバートをどうぞお迎えください!
観客は拍手を続ける。ビッグバンド・ジャズ音楽が流れ、ラング、コンティ、アンダーセンと特定できる3人の人物が通路からステージに出てくる。ラングは足首丈の赤いドレスを着ている。コンティはウールのジャケットを着て、ジーンズを履き、サングラスをかけている。アンダーセンは鮮やかな赤いジャケットを着て、カーゴパンツを履いている。ラングはバウアーに最も近いカウチの端に、アンダーセンは中間に、コンティは反対側の端にそれぞれ着席する。観客の拍手が徐々に弱まる中、バウアーは自らの机に座り、各ゲストと握手を交わす。
バウアー: あなた方をお迎えできて本当に嬉しいです、大変光栄なことで。み、皆さん数日前にニューヨークに到着されたそうですね?
ラング: ええ、今夜の番組の前に着いて、あちらこちらを観光したかったんです。
コンティ: 着陸して飛行機を降りた途端、雨に降られてしまったんだ。タクシーに飛び乗って大急ぎでホテルに向かった。
アンダーセン: 一番上等なセーターが台無しですよ。
観客が笑う。コンティが左人差指のささくれを引っ掻き始める。
バウアー: それは災難でしたねえ。しかし、これまでのところ、この街の雰囲気をどう思われますか? セーターの件はさておき。
観客が軽く笑う。背景のカーテンが開き始める。
コンティ: 実に、あー、斬新な体験だよ。田舎の未舗装路やら、農場やら、14歳の子供が砂利道でトラクターを運転する光景やらは見慣れてるんだがね。
カーテンが更に開くと、藁の壁が現れる。
コンティ: 奇妙な醜悪さがあるような気がする。まるで何かが自分の腕を噛んでいて、骨まで達しようとしているのに、冷たすぎてその感覚が無いような感じだ。ただそいつにかじらせる、かじらせ続けるしかない。
アンダーセン: ピザはとても美味しかったです。今まで食べた中じゃ一番でした。ニューヨーカーの中にはピザを神様の贈り物みたいに言う人たちがいますが、確かに侮れませんな。
バウアー: たった今侮辱した観客席のニューヨーカーたちに謝った方が宜しいかと。
観客が笑う。誰かが「世界一だぜ!」と叫ぶ。
バウアー: あなたはどうです、マリア? やけに静かですね。
ラング: 素敵でしたね。色んな名所を見て、色んな料理を食べました。何もかもが初めての体験です。
コンティはささくれを引っ掻き続けている。小さな血の雫が絞り出されて、すぐに乾き、ささくれを暗赤色に染める。
ラング: 両親から昨晩電話があって、まだ強盗に襲われちゃいないだろうね、なんて訊かれました。はっきり“まだ”って言ってましたよ。
観客が笑う。藁が腐り始める。
コンティ: 私の親も電話してきた。祖母がもうルポを観た気になって、私が見事に仕事をやってのけたのを祝いたがっていると伝えたかったらしい。
観客がまた笑う。
アンダーセン: あなたのお祖母さんは亡くなってませんでしたっけ?
コンティ: あ、うん。祖父のことだ。うっかりしてた。
藁が幾つも塊となって落下し、使い物にならないほど腐敗していく。藁の後ろの壁に沿って何本もの丸太が並んでいる。コンティはささくれを引っ掻き続ける。
バウアー: ご愁傷様です、ジョージ。
コンティ: 気にしないでくれ。それで思い出したんだが、昨日の夜中、無性に何か食べたくなってレストランを探しに出たら、犬を見つけたんだ。路地裏に1匹きりだった。
観客が甲高い鳴き声を上げる。
コンティ: 挨拶でもしてやろうと近付いても、ぴくりともしなくてね。すぐ横まで歩いていったら、息をしていなかった。足先でつついても、中身が半分抜けたビーンバッグみたいに引っ繰り返るだけだ。腹ペコだったんだと思う。つまり、死んだ時にね。どこかに埋めてやりたかったけど、見渡す限りコンクリートとアスファルトばかりだから、ゴミ収集コンテナに放り込んできた。
コンティのささくれから、1滴の血液が指関節を流れ落ちる。
バウアー: 結局どこで食事したんです? もちろん、お聞きしても差し支えなければですがね。
コンティ: トップサイドだ。何も食べなかった。
大きく、虚ろな響きの衝突音が聞こえる。音源は特定できない。
ラング: 私、トップサイドは大好きです。実はほぼ毎晩あそこに通いました。あなたは何を食べたんですの?
コンティ: 何も食べなかった。
アンダーセン: 僕も一度だけ立ち寄った覚えがあります。なかなか良い小さなお店でした。僕の好みにはちょっと堅苦しすぎたけど、料理は上出来でしたよ。
コンティ: ニューヨークでは何匹の犬が餓死していると思う?
また別な血の雫がコンティのささくれから絞り出される。ささくれの周囲の肌は赤みを帯びて腫れている。
バウアー: トップサイドは名店です。実はオーナーと顔見知りでしてね。
コンティ: おや、本当かい? じゃあ私が割引で食べられるように掛け合ってくれよ。
観客が甲高く鳴き、蹄を打ち合わせる。
ラング: ぜひ私も。
更なる鳴き声が響く。ゲストの後ろの壁から1本の丸太が落下する。丸太が床に当たる時、先程と同じ虚ろな衝突音が聞こえる。
アンダーセン: ところで、何の話でしたっけ?
バウアー: そうそう、ルポでしたね。危うく忘れるところでした。
ラング: こっちもです。
更に数本の丸太が落下する。カメラがバウアーに焦点を合わせる。
バウアー: さて、お二人とも今夜ここにいる素敵な方々に、この映画の話をしたくてたまらないでしょう。そして皆さんも聞く準備は万端に違いありません。
観客が甲高く鳴く。それが次第に収まってゆく中でも、1つの鳴き声が他より大きく聞こえてくる。この鳴き声は12秒間続いてから唐突に途絶える。
バウアー: 間違いなく準備万端です。
カメラ視点が再びゲストを映す。アンダーセンの席に1匹の豚がいる。
バウアー: 無論、全てをお話しできないのは承知の上です。特に公開が差し迫っているわけですしね - ご存知ない方々のために言っておくと10月15日です - しかし、何を聞かせていただけるか楽しみですよ。
アンダーセン豚は床に降り、ステージ外へ歩き去る。
ラング: ここ、ちょっと寒くありません?
バウアー: そう言われると、少々風が入ってくるようですね。
アンダーセン豚が去った方向から甲高い鳴き声が聞こえる。コンティの手首に細い血の筋が流れている。コンティの手の甲は擦り剥けており、彼は皮膚を剥がそうとし始めている。
ラング: ええと、例のカフェのシーンはお話しできるんじゃないですか?
コンティ: うん、多分ね。
ラング: なんだか自信なさそうですねえ。
観客が甲高く鳴く。コンティは鳴き声が静まってから話し始める。
コンティ: 今すぐにお前らの腹を裂いてやってもいいんだぞ。
ラング: 本当に寒くなってきました。
バウアー: ええ、ちょっと、毛布か何か用意しましょうか。スタッフに持ってこさせましょう。
コンティ: 私たちを凍死させるつもりじゃないだろうね、ジョエル?
観客が甲高く鳴き、ブヒブヒと鼻を鳴らす。背景から丸太が全て落下し、レンガの壁が剥き出しになる。
バウアー: さあて、これ以上の脱線は止しておきましょうか。視聴者の皆さんは多分もう私の声に飽きているでしょうから、少しお二人で話してみませんか? なんと言っても、あなた方が主役ですからね。
カメラはコンティとラングに焦点を合わせる。
ラング: まあ、私が映画の中で一番好きなシーンは、カフェでの一コマですね。主役が、つまりジョージと私ですけど、テーブルに座ってただ談笑しているんです。全てが終わって、まさにちょっとした“嵐の後の静けさ”みたいな状態ですよ。するとジョージが「とても腹が減った。飢え死にしそうだ。頼む。すまない。本当にすまない。もっと欲しい。あとほんの少しだけ」と言うんです。
血がコンティの腕から肘まで流れていき、ソファに滴り落ちて白い布地を赤く染める。
ラング: 素晴らしい情景ですよ。この映画が目指したもの全てが凝縮されていると思います。生まれ育ったのとは違う場所で、生きる意味を探求する人の姿を美しく描き出しているんです。
コンティ: それは最低だと思うよ。
ラング: 全くのところ、ジョージと共演できたのは本当に光栄でした。とても親切な人です。
コンティ: どうして返事をしないんだ?
コンティはささくれに近い手の皮膚を引っ掻き続け、小さな穴を空けている。穴からは血がゆっくりとにじみ出ている。
ラング: ある晩、撮影が終わったら外が土砂降りだったんです。私は傘を忘れてしまったんですが、ジョージはただそこに立って、私を待っていてくれました。
コンティ: どうして誰も私に返事をしないんだ?
ラング: ジョージは雨の中を一緒に歩きながら、私の両親の近況を訊ねてきました。何週間も顔を見てませんでしたが、何度か電話はしていました。
コンティ: まだ寒気を感じるか?
ラング: あら、今の聞きましたか、まだ私のことを気遣ってくれてます。
コンティ: 絞め殺してやろうか。
ラング: とにかく、彼が車までずっと付き添ってくれたおかげで、少し気分が明るくなりました。嬉しかったです。
カメラ視点がバウアーの机に戻る。1匹の大きな豚が、前脚の蹄を机の天板に乗せた体勢で座っている。豚は大きくブウと鳴き、空気を数秒間嗅いでから紙を食べ始める。
1個のレンガが壁から落下する。
ラング: 今回の体験は初めから終わりまで実に得難いものでした。ジョージ以上の共演者は望めません。
コンティの腕を血の筋が数本流れ、正面の床に血溜まりを形成し始めている。彼の手の甲には大きくえぐれた掻き傷がある。傷口は濃い紫色で、膿がにじみ出ている。ささくれは長くなり、周囲の皮膚は鮮やかな赤みを帯びている。
コンティ: ろくでもないカーペットが血塗れだ、ジーザス。誰かタオルを持ってないか?
ラング: 風が強くなってきましたねえ。
コンティ: ぷーぷー吹き付けてるな。
ラング: 面白い言い方ですね。
バウアー豚が椅子から転落し、甲高い声で鳴く。観客もそれに応えて鳴く。
ラング: じゃあ、インタビューを続けますか?
コンティ: いいとも。
リノリウムの床面から急速に草が生えてくる。曲がりくねった砂利道が出現してステージ裏へと向かい、恐らくは壁の裏側へと延びていく。更に多くのレンガが落下する。コンティは立ち上がり、バウアーの椅子に歩み寄る。
ラング: ところで、トークショーの司会者としての生活はどんなものなんですの。
コンティ: クソが付くほど最高さ。
ラング: それは素晴らしいですね。
コンティが皮膚を引っ掻く音は今や聞き取れるほど大きい。傷口から血が噴き出す。
コンティ: おお、神よ。
ラング: これまでに選択してきたことや、それが招いた結果をどう思いますか?
照明が変化する。ハロゲン電球はもう存在しない。明るい黄色の光が上方のどこかから射している。
コンティ: あそこを出るべきじゃなかった。こんなに腹が空くなんて知らなかった。
ラング: ご家族はどう思ってらっしゃるの? お友達は?
レンガの壁が崩落する。空がコンティとラングの向こうに見える。野原が遠方まで広がっている。丘の上に3軒の家がある。カメラ視点がコンティにズームインする。
ラング: ちょっぴり肌寒くありません?
コンティは親指と人差指でささくれをつまみ、引っ張る。ささくれは腕を伝って肘まで剥がれる。剥がれた跡からは灰色の毛皮が突き出している。
コンティ: とても腹が空いた。すまない、本当にすまない。
ラング: どんな -
ラングの声が唐突に途切れ、甲高い鳴き声に置き換えられる。カメラがズームアウトし、机を回り込んでラング豚の横に跪くコンティを映す。コンティは両手でラング豚の頭を抱える。
コンティ: わ、私の話を聞いてるのか?
ラング豚は鳴く。観客も鳴く。バウアー豚とアンダーセン豚は丘の上の家へと近づいてゆく。コンティはカメラに顔を向け、上空に突然現れた太陽は急速に沈んでゆく。
コンティ: 聞い -
記録終了
イベント-9030-Aの終了時、録画の再生に使用されたテレビから空の胃袋が排出されました。胃の内壁には “そしてさんびきはいつまでもしあわせにくらしましたとさ” という文章が刻み込まれていました。



