SCP-9148
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アイテム番号: SCP-9148

オブジェクトクラス: Thaumiel

Level 1/9148

Confidential

特別収容プロトコル

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SCP-9148。

使用されていない時、SCP-9148はサイト-157の高度保安アーティファクト保管庫に収容されます。

監督評議会は、SCP-9148の運用を承認する権限を、サイト-157管理官 マイアミ・ヴェンチュラ、解析部門長 サイモン・ピエトリカウ、監督者5の3名から成る、特別設置ad hocのSCP-9148標的選定委員会に委任しています。SCP-9148のあらゆる使用申請は、審査および承認のため、標的選定委員会に提出されなければなりません。却下された申請は30日間再提出できません。

説明

SCP-9148はソビエト連邦の参謀本部情報総局・精神工学部局 (GRU-P) が1970年代に暗殺目的で開発した超常兵器の試作品です。この装置は外見上、拳銃に類似しますが、発射体ではなく念動力によって対象を殺害します。

SCP-9148の核となっているのは未知の金属合金製の円筒であり、その組成はプロメテウス研究所が開発した“テレキル”合金と類似します。この円筒はベリリウム青銅で被覆され、長さ約1mの銅線がきつく巻き付けられています。銅線はシリンダーと乾燥したネズミの脳の前頭葉を接続しています。装置全体はソビエト製のA343電池で作動します。

引鉄を引くと、SCP-9148は射程距離185m、強度1.7ナノニュートンの念動力バーストを放出します。この出力は即時の肉体的危害を加えるには不十分です。代わりに、SCP-9148は神経組織を標的とし、タンパク質のミスフォールドを引き起こすことによって、被害者を致死性家族性不眠症に似たプリオン病に罹患させます。ごく少数の例外を除いて、SCP-9148の被害者は1年以内に死亡します。

SCP-9148は実用性こそあったものの、ソビエト連邦による運用は限定的なものに留まり、追加の複製は制作されませんでした。これは、兵器本来の目的に対して、標的が死に至るまでの間隔が長すぎたためだと考えられています。また、複数の勢力がSCP-9148の複製を幾度も試みていますが、例外なく失敗しており、その製造プロセスが大量生産を不可能にするほど複雑であったことを示唆しています。

1991年、KGB特殊現象部門 (DSC) が離反した際、SCP-9148は彼らが持ち逃げした大量のソ連製超常兵器の中に含まれていました。元DSC要員らは、ヨーロッパ共同オカルトベンチャーの副長官 アレックス・ペシェクや、ロシア連邦国家院議員のドミトリー・アントーノヴィッチ・ヴォルコゴーノフなど、彼らの非合法活動の妨げとなる重要人物の排除にSCP-9148を使用していました。

SCP-9148は1997年、GRU-Pと財団の合同襲撃作戦において、他数点の超常兵器と共に回収されました。この作戦に参加した機動部隊エージェントのうち3名が、SCP-9148の作用と思われるプリオン病を発症し、後日死亡しました。

標的選定委員会記録 — 特筆すべき提言

収容当初、SCP-9148は暫定的にSafeと分類されていました。しかしながら、標的を自然死に見せかけつつ痕跡を残さずに殺害する機能の有用性を踏まえて、SCP-9148はThaumielオブジェクトに再分類され、ヴェール維持作戦における運用が承認されました。倫理委員会勧告 99-フォックスグローヴ に基づき、Thaumielオブジェクトの致死的な配備にはクリアランスL4以上の職員3人以上から成る委員会の承認が必要です。この目的のため、SCP-9148標的選定委員会が設置されました。

以下に添付されているのは、SCP-9148の運用提言に関する標的選定委員会の記録です。特に注目すべき提言のみが抜粋されています。

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