あいてむに 通し番号 九三一
この品ぞ 成るやくらすは せーふなり
特別な 扱ひ方の 続きたる
置くべきは さいと十九と 呼べし場所
れべる二の ろっかー内へ 入れなまし
しかれども 立ててならぬは 警備員
うかつにぞ 触れる物なら 知らぬかな
触れうるは 弐より上なる 身の位
天変の 如何なる様や 意に寄るが
書かんとぞ 思い示せば 斯の如く
説明と 並べて下にぞ 示すなら
名にし負ふ えすしぃぴぃの 九三一
見るにつけ はてなやはりか 茶碗なり
肌白く 一文字にぞ 青奔り
覗き込む 袂に貫の 入るかな
背三寸 口の広きは 四半寸
(如何にせよ 米の尺では 手に余り)
たれの手に 成るや焼く人 しらずなら
遅くとも 在るや世紀の はたちごろ
いたづらに 見たる触れたる 椀の内
その筆ぞ 俳諧なるや 是非も無し
(さいわいに 季語のあれとは 言わねども
纏めずに 居れぬ鎖は 五七五)
詠み人の 口の回るに 咎はなく
筆を執り 鍵を叩けば 障りあり
しかれども 会の終わるは 半の刻
(十色なる 幕の落ち目は 判らねど)
椀のこと 知らぬ仏が 書こうとも
逃れ得ず 踏みたりけるや 文の中
知らねども 糸を引きたる 情報子
証さんと 励むこの手ぞ 虚しきか
得ざれども 予想されたる 情報子
その所以 以下に続けて 記したる
予てより 俳句の知見 有す者
季語有す "正しき"俳句 書き得たり
この品の 障り受けたる 凡そは
決まり事 季語を用いる 知らぬ故
五七五 ただ韻のみを 踏むばかり
根の方に 追加情報 残せども
それはみな 音に変えたる 筆の跡
求むるは すてぃぶんにぞ 聞きたまい
彼の人の 手の尽くしたる 有様や
自ずから 聞きて書きたる からくりに
手ずからと 写筆すること 度なるが
幾度無く また幾度無く 重ねども
紙の前 落ちる膝こそ あわれなり
補遺あるや くろすてすとで 使われる
思うるに 安全収容 役に立つ
それすれば 世界を平和に 保つなり
詳しくは 二六七三 封じ込め
これ使い 俳句の中に 閉じ込める