SCP-9375
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アイテム番号: SCP-9375

オブジェクトクラス: Neutralized

特別収容プロトコル: SCP-9375またはSCP-9375-Bの全ての古生物学的証拠は押収され、その発見の信用は失われます。押収された証拠は、更なる研究のために最寄りの利用可能なサイトの古生物学棟に保管されます。

説明: SCP-9375は、約5億5500万年前のエディアカラ紀に地球上に生息していた、奇跡論に基づく機械的実体の一群を指します。現在のところ、SCP-9375の個体数は少数であったと考えられていますが、様々な奇跡論的強化によって耐久性が向上した影響により、不均衡なほど多くの化石が現存しています。

SCP-9375は高さ80cm、底辺30cm、上辺20cmの台形の胴体を有し、その形状は四角錘台のカウベルに類似しています。4つの広い角には海底を歩行するための関節肢が取り付けられており、底面の各辺の中央には大型の刃状の付属器官が存在していました。化石には、各台形面の中央に1つずつ、計4つの孔が見られます。初期の復元ではこれらの孔は眼孔であると推定されていましたが、現在では未知の機構によって内部圧を調整する役割を果たしていたと考えられています。SCP-9375の身体は、複数の奇跡論的伝導性を持つ合金の混合物で構成されていたと推定されていますが、その大部分は、当時の地球上に自然に存在し得ませんでした。SCP-9375の感知及び平衡機能は、経年により失われたグリフや機構によって行われていたと考えられています。

SCP-9375-Bは、全ての左右相称動物の最後の共通祖先であると考えられている、絶滅した水生動物を指します。1遺骸は単純な眼及び基本的な神経系を備えた、長さ1.5mmから7cmの蠕虫状の体を示し、基底的な珍無腸動物に類似しています。白海及びエディアカラ丘陵の古生物学的遺跡から、合計125体の化石が発見されています。化石の数はSCP-9375-Bがその生態的ニッチを独占していたことによる個体数の多さに起因しています。

回収された殆どのSCP-9375-Bの化石には、SCP-9375によって深く切断された痕跡が確認されています。損傷の状態から、SCP-9375はSCP-9375-Bを探索し海底域を巡回し、最小限の労力で致死性を確保するように主要な神経経路を切断していたと考えられます。

この行動により、SCP-9375-Bの個体数は劇的に減少し、種全体及びこの種に依存する生物群が大規模に絶滅したとされています。これは、SCP-9375が活動していた時期の化石記録における生物多様性の大幅な低下によって裏付けられています。

周囲の堆積物から得られた証拠は、この時期にアキヴァ放射線の大規模な蓄積が発生したことを示し、2これは致命傷を負ったSCP-9375-Bから放出されたものと考えられています。この放射線は、同時期に観測された複数の現象と強い相関関係があります。

  • SCP-9375-Bの左右相称動物への大規模な多様化。
  • SCP-9375実体の急速な機能喪失と崩壊。
  • SCP-9375及びSCP-9375-Bの化石の周囲における五角形構造の形成。
  • 後口動物に属する左右相称動物内での放射相称構造の再発達。

特筆すべき点として、SCP-9375の化石とともに、五放射相称の星形動物亜門3に類似した化石が発見されていますが、これらの化石は、既知の化石記録における当該生物群の最古の痕跡よりも、著しく古い時代のものであることが確認されています。

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