SCP-938 収容履歴
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1943年3月6日: SCP-938を構成する光の激しい電気エネルギーは、それを収容する方法が現在無いため、その脅威を緩和するために独自の手法を取る必要があります。収容が現実的なものとなるまで、SCP-938の脅威を緩和するためにその行動を理解し、予測することに労力の焦点を当てるべきです。

1950年1月13日: SCP-938-Aの場所が特定され、財団の保護下に置かれました。

1969年7月3日: SCP-938-Aの安全保持に責任のあるセキュリティ職員とSCP-938の研究に割り当てられた研究員はまとめられ、MTFシータ9 "Bad Moon Rising" となりました。MTFシータ9はSCP-938-A候補者の安全を確実なものとする責任があり、また状況が許す限りSCP-938の研究を行います。

1986年12月19日: SCP-938-Aが心臓発作により死亡しました。SCP-938-Aの死の10分前、救急車がセーフハウス██-█へ到着しました。MTFシータ9の職員は救急車を呼んでおらず、SCP-938-Aも否定しました。救急車はいたずらの911コールであるとされ戻されました。SCP-938-Aの心臓発作後、救急サービスへ連絡を取る試みがなされました。救急が到着した時には、SC-938-Aは死亡していました。その後の調査では、地元の救急配車センターはセーフハウス██-█から初めの救急要求の電話を受け取っていませんでした。仕事に就いていた救急配車職員は、彼の端末にはその住所から応答のない救急要請が示されていたと主張しています。

収容実現可能性の再評価が実施中です。

1989年7月2日: SCP-938の収容が、莫大な資源費用が必要とされる可能性が高いものの、実現可能であるとみなされました。また、SCP-938-A候補者の可能性が高い者の場所も特定されました。必要な収容施設の建設にあたっては、SCP-938-AがSCP-938を収容場所におびき寄せるために使用されます。

1989年10月1日: SCP-938の捕獲に成功しました。それは今後バイオ収容所兼研究サイト-6バイオ収容所兼研究サイト-7に収容されます。ゼロ番コンデンサバンク内の収容場所からSCP-938が取り除かれる、あるいは抜け出す可能性のある実験や観測の要求は許可されません。

1991年9月20日: バイオ収容所兼研究サイト-6における"Silent Night"収容違反シナリオによりSCP-938の収容は失敗しました。サイト-6のインフラ基盤は救出不可能であると予想されます。SCP-938が再捕獲される前に新たな収容施設を建築しなければなりません。

2005年12月21日: 2005年12月19日、██████博士は個人のフラッシュドライブを持ったまま、ゼロ番収容倉庫へSCP-938の収容器を調査する手助けのために入りました。翌日失敗に気づいた後、██████博士は事故的に収容違反を犯したことを報告し、フラッシュドライブを研究のために譲渡しました。博士はそれが完全に意味のないデータで上書きされたと述べました。要求に応じて、調査のために研究職員はこのドライブにアクセスすることができます。

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