クレジット
翻訳責任者: Linxnach-Daughter
訳題: SCP-9790 - 或る心臓
著作権者: Letova
原題: SCP-9790 - A Heart
作成年: 2025
翻訳年: 2025
初訳時参照履歴: 7
元記事リンク: https://scp-wiki.wikidot.com/scp-9790
アイテム番号: SCP-9790
オブジェクトクラス: Disputed1
特別収容手順: SCP-9790へのハッチから半径5mの範囲に金属製の柵が設置され、従来の錠に代わりチタン製南京錠が取り付けられました。鍵は担当部門によって保管されています。
封鎖された扉はいかなる状況下でも開放すべきではありません。二足歩行の未確認生物に関する報告が世界的に急増した場合、SCP-9790-2が負傷または消滅する可能性があります。
SCP-9790-3の発達を遅延させるか、或いは一時的に停止させる方法の確立はSCP財団が正常性プロトコルを維持し続ける上で不可欠であると判断されました。この目的のため、SCP-9790-3への疾病の挿入が現在検討されています。
SCP-9790への唯一の入口
説明: SCP-9790はベラルーシのミンスク郊外に位置する地下構造物です。当該構造物は2020年3月24日、財団が所有する全物件の審査過程において初めて財団に注目されました。SCP-9790は"サイト-0"に指定されており、取得日は1961年10月30日と記載されていますが、元の所有者の記録は削除されていました。
SCP-9790への進入は防空壕の入口に似たハッチから延びる全長5mの金属製トンネルを経由する事によってのみ可能です。SCP-9790の本体はコンクリート製の全長100mのトンネルであり、両側に15枚の強化金属製の扉が設置されています。さらに、SCP-9790の北端には木製の扉が1枚存在しています。
各扉の上部には真鍮の銘板が取り付けられており、そのうち27枚は以前に刻まれた文字が削り取られ、"廃棄"という文言に書き換えられていました。さらに扉は2つを除いて全て外部から溶接で封鎖されており、内部の部屋へはアクセス不能となっていました。
そのうちの1つ、ある扉は銘板が取り外されていました。当該侵入口及びその内部は、担当部門を含めて如何なる職員も認識・指定・接触すべきではありません。入口はその後溶接で封鎖されました。通路付近に滞在した職員からは、腐肉臭と室内から発せられる単調で持続的な音について報告されています。
SCP-9790-2は封鎖されていない2つの扉のうち、入口上部には"夜の子"と記された銘板が掲げられている扉から侵入可能な部屋に存在する茶色の毛髪と生物学的物質からなる脈動する塊です。部屋内には医療用ベッド、心拍モニター、空のベッドサイドテーブルが配置されています。この塊は時折痙攣する様子が確認された後、縮小を続けており、現在の縮小速度を維持した場合2100年までに消滅すると推定されています。
SCP-9790-3は、部屋上部に"傑作"と記された銘板が掲げられている扉から侵入可能な部屋に存在する、成人男性の胴体に似ているものの皮膚と血管以外の臓器は含まれていない人間の組織塊を指します。この部屋にはSCP-9790-2を収容する部屋と同様の備品が置かれています。SCP-9790-3は年間約0.8%の割合で質量が増加することが確認されています。
木製の扉は1つの事務室へと通じており、その机上にはSCP-9790-2およびSCP-9790-3に関連する複数の文書が置かれています。加えて机の下からは灰の山が発見されましたが、関連性は現時点で不明です。前者は神話・民俗学部門に引き渡されました。
SCP-9790-3に関する文書の大半は高度に編集されていましたが、関連情報を含む1ページが発見されました。
患者の状態: 重篤
症状: 赤と黒の発疹、水疱
日付: ██/██/███
患者の状態: 重篤
症状: 腫脹したリンパ節、部分的な皮膚壊死
日付: ██/██/███
患者の状態: 中程度
症状: 発熱、局所的な皮膚の壊死
日付: ██/██/████
患者の状態: 安定
症状: 発熱、出血
日付: ██/██/████
患者の状態: 不安定、未決
症状: 発熱、不明
日付: ██/██/2019
これらの文書が示唆する意味については、担当部門2により調査中です。









