アイテム番号: SCP-99999-JP-J
オブジェクトクラス: Fuzz a Keter
特別収容プロトコル: SCP-99999-JP-Jは██都上空に座標を設定したサイト-8999内の順位XX式高驚異対応型収容ユニットに高純度のTDQ薬剤を充填した状態で収容されます。SCP-99999-JP-Jの活性化に備えユニットの周囲には格闘術、錬金術、超心理術、拘束術、魔術に長けた警備スタッフ12名を配置して48時間の交代制で監視を行って下さい。SCP-99999-JP-Jの活性化が確認された場合は電磁拘束連鎖を使用してクローンエージェントと警備スタッフによる即座の拘束を行い、更なる被害の拡大が予測された場合は機体処置構成部隊へ指示権の移行を行った後に新日本共和国軍と共に連携してSCP-99999-JP-Jの確保を行ってください。
説明: SCP-99999-JP-Jは25██年█月█日に発生したSCP-001-JPに関わる事案の際に、██独立国(旧██県)の地下に存在する遺跡から発見された有機的な特徴を持つ霊的神性人型実体と思われる存在です。
SCP-99999-JP-Jは[削除済]、[検閲済]、[データ削除済]にて構成された稀少線維状物質や有害指定樹脂に酷似した未知の生体組織で出来た体を保持しており、頭部と胴体に描かれたシンボルは過去に日本国内で使用されていた言語で「生命の終焉」「悪意を持つ神格存在」を意味していると古代民俗学研究班は解読しています。
SCP-99999-JP-Jは極めて敵対的で現実改変能力と再生能力を持ち、素早い動きと2対の腕の内の1対に備わった未知の材質の刃物状の部位にて周囲に甚大な被害を及ぼすと考えられています。この他には目視した人間の動きを一時的に止めて致命的な隙を発生させる認識汚染、外見を形容する際に混乱をもたらすミーム的性質が確認されています。財団のフェイス・チームは上記の特異性に関して5世紀前の財団神話との関連性を指摘していますがその情報に合致する事実は確認できていません。
SCP-99999-JP-Jが出現した遺跡内部からはSCP-99999-JP-Jに関する情報の記述された古代文書が発見されており、文書内にはSCP-99999-JP-Jが世界を消滅させる力を持つ神格であるという記述の他にSCP-99999-JP-Jによって引き起こされる様々な異常現象が記されていました。上記の事実からSCP-99999-JP-JはSCP-5000-JPとの関連性及びXJシナリオを引き起こす可能性があると判断された為、O99評議会の指示によって特殊なオブジェクトクラスが割り振られ半永久的に実験、接触が禁止されています。
警告:
これ以上の情報を取得しようとしている無許可の職員はライト=スリーアワー・ミーム殺害エージェントにより即座に処分されます。適切なミーム摂取無しに情報の取得を行えば、即座に致死性の横隔膜の痙攣が発生します。
待機してください。
[情報の取得が行われます]
ミーム殺害エージェント作動
生命徴候の継続を確認
安全装置を解除
SCP-99999-JP-Jに関する情報制限が解除されました。