関連交流通話ログ
通話対象: SCP-CN-040通販サイトのサービスオペレーター
通話日: 2018/3/10
通話者: Nakago博士
[記録開始]
オペレーター: お電話ありがとうございます。こちらはECOの公式サービスオペレーターです。どのようなご用件でしょうか?
Nakago博士: こんにちは。お宅のサイトにある通販チャンネルを見て、デバイスを買ったんですがね。効き目が出ないんですよ。消費者を騙してるんじゃないですか?
オペレーター: すみません、購入されたのはどちらの商品でしょうか。
Nakago博士: 「ミスター・むきむきカスタムデバイス」です。
オペレーター: 公式な通販チャンネルで購入されましたか?
Nakago博士: いえ。
オペレーター: そうしましたら、お客様がご利用になった通販チャンネルにお尋ねください。チャンネルへの連絡方法もご提供いたしますので。
Nakago博士: 分かりました。ですが……先にその、通販チャンネルを閉鎖してくれませんか?他の消費者が騙されるかもしれませんし。
オペレーター: お客様、そちらはサイトに対して何度も攻撃を行い、通販チャンネルの閉鎖を試みていますね。ご容赦いただけましたら、私どもは自主的にチャンネルを閉鎖いたします。もしまた攻撃なさるのでしたら、こちらも相応の措置を取らせていただきますよ。
Nakago博士: はあ。でしたら……
オペレーター: ご連絡方法はお客様のメールボックスに送付してあります。ご査収ください。
Nakago博士: ありがとうございます。
オペレーター: 他に質問はございますか?
Nakago博士: ありません。
オペレーター: ECOの公式コールセンターにお電話いただき、誠にありがとうございました。オペレーターナンバー・1947がお送りしました。
[通话終了]
関連交流通話ログ2
通話対象: SCP-CN-040のサービスオペレーター
通話日: 2018/7/6
通話者: Rye博士
[記録開始]
オペレーター: お電話ありがとうございます。こちらは貴方のミスター・むきむき™です。何かお手伝いできることはございますか?
Rye博士: もしもし。君達はECO通販プラットフォームのオペレーターだね?
オペレーター: はい、そうです。
Rye博士: 君達の所でデバイスを買ったんだが……悪くなかったよ。そこで、フランチャイズを申し出たいんだが。
オペレーター: すみませんが、私どもにフランチャイズ制度はございません。弊社は直営方式でやっております。
Rye博士: こんなにも素晴らしい製品だ、販路を拡大しないのは実に惜しいよ。
オペレーター: 弊社の製品をお認めいただきありがとうございます。他にお手伝いできることはございますか?
Rye博士: あー……
オペレーター: もし問題ないようでしたら、お電話を切らせていただきますね。
Rye博士: 待っ……
[記録終了]
関連交流通話ログ3
通話対象: SCP-CN-040のサービスオペレーター
通話日: 2018/7/6
通話者: Ecun博士
オペレーター: お電話ありがとうございます。何かお手伝いできることはございますか?
Ecun博士: 君達のデバイスだが……壊れてる。全然効き目が無いぞ。
オペレーター: お客様、私どもの製品は数々のテストをクリアしています。長きに渡って販売しておりますが、デバイスが故障したケースは1度も発生していません。
Ecun博士: だが……本当に効き目が無いんだぞ。
オペレーター: 申し訳ありませんが、ご契約内容を確認させてください。
Ecun博士: 8パック、電話は1[編集済]、名前は王ワンだ。
オペレーター: お客様。調べた所、お客様の購入記録は見つかりませんでした。製品を梱包し、弊社スタッフに引き取らさせてください。こちらでご修理いたしますので。
Ecun博士: いや、待て。それはダメだ。
オペレーター: では、どういった解決策をご希望で?
Ecun博士: 社長を出してくれ。
オペレーター: お言葉ですが、私のみでも問題を解決できると思います……
Ecun博士: 悪いが、それではダメなんだ。社長に電話を回してもらいたい。
オペレーター: かしこまりました。少々お待ち下さい。
[慌ただしい物音]
オペレーター: お電話代わりました、私は貴方のミスター・むきむき™社の取締役です。何か問題がございますか?
Ecun博士: 初めまして。そちらとフランチャイズを締結したいのですが。
オペレーター: 弊社はフランチャイズを受け付けていません。
Ecun博士: では、御社を見学できないでしょうか?
オペレーター: 製品の問題をお話しに来たのでは?
Ecun博士: ああ、そうですね。ですが、私の主目的は、御社を見学することでして……
オペレーター: すみませんが、本当に助けが必要な時に電話してください。それでは。[電話を切る]
[記録終了]
関連交流通話ログ4
通話対象: SCP-CN-040のサービスオペレーター
通話日: 2018/7/7
通話者: Aral博士
Aral博士: もしもし、私は……
オペレーター: はいはいどうぞ、何を聞きたいんです?
Aral博士: 君たちのデバイスについてだが……
オペレーター: 俺たちのデバイス?だいたいお前ら、80セットも買ったっていうのに、38セットしか開封してないじゃないか。残りはどうしたんだ?壊れたってか?
Aral博士: 実のところ、問題があって……
オペレーター: なあ兄弟、この仕事は楽じゃないんだ。俺が1日にどれだけの脂肪を食わなきゃいけないか知ってるか?色んな、色んな人の脂肪だぞ。どんだけばっちい仕事か知らないだろ?
Aral博士: 脂肪を食う?
オペレーター: デバイスが摩訶不思議でハイテクなモンだと思った?違う違う、あの脂肪は俺が食ってんだよ!何キロ食ったのか、デバイスが使われてるかどうかすら、俺には分かるんだよ。俺らはこれ一本で食いつないできたんだ。今じゃ、平異会の運営費の半分は俺の金で賄われている。お前らみたいなファッキンクソ博士の暇つぶしに付き合ってる時間はないんだよ、分かる?お前らもあのワンタメ爺さんみたいに、俺と縁切りしてくれない?
Aral博士: ワンタメ?
オペレーター: あの爺さんとは何も関係ねえよ。全部俺1人でやってんだ!もうこれ以上、電話をかけないでくれ。あんたらは配慮ってモンを知らねえのか?俺らは人に危害を加えたりしない。互いに一歩引き合えば、共存の道が開けるんだよ。それで良いだろ?だからもう……かけてくんなよな。それじゃあ!
[通話終了]