SCP-CN-1333
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アイテム番号: SCP-CN-1333 レベル 3/1333
オブジェクトクラス: Euclid 機密指定

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SCP-CN-1333個体の接写

特別収容プロトコル: 不活性状態のSCP-CN-1333が1組、サイト-CN-02の独立した生物収容室に収容されています。オブジェクトの摂食要求は強化パイプを通じた定期輸送によって満たされます。オブジェクトに関するあらゆる実験は、2名以上のレベル4収容担当者による書面上の許可を得なければなりません。

オブジェクトの繁殖用宿主については、Dクラス職員を収容室へ片道輸送する形式で供給されます。また、現存するSCP-CN-1333個体に対する数量統計が目下進行中です。未収容の宿主はフロント組織「三里屯がん予防財団Sanlitun Cancer Prevention Foundation」を通じて収容すると共に、社会的痕跡の抹消が実施されます。オブジェクトの個体数が制御可能な域を超えた場合、一部の個体に対する人道的終了と焼却が許可されます。

説明: SCP-CN-1333は異常な特性を持つ無脊椎動物の呼称です。オブジェクトの体長は約5センチメートルで、通常は人間の排泄物と腐敗した動物組織を摂食することで新陳代謝を維持しています。

SCP-CN-1333個体が性成熟段階に突入すると、個体は最寄りの人間を捜索し、その肢体表面1に付着します。同時に、口器を用いて対象の皮膚を突き破ります。プロセスを実行する際、オブジェクトは大量の麻酔物質を分泌し、宿主の痛覚を取り除くと共に、その筋肉を弛緩させます。

その後の段階において、オブジェクトは肢体の筋肉を摂食し、神経伝達を遮断することで、摂食した部分の機能を代替します。また、排泄物はオブジェクトの肛門を通じて、宿主の静脈へと排出されます。一連のプロセスから約114時間が経過すると、宿主の肢体はSCP-CN-1333個体によって完全に置き換えられます。栄養補給のため、動脈にはオブジェクトの口器が挿入されます。静脈は肛門からの排泄物を除去するために用いられ、神経にはオブジェクトが完全に浸透しています。宿主は依然として肢体をコントロールすることができますが、しばしば漠然とした硬直や骨の痛みを感じ取ります2。この段階になると、オブジェクトは宿主との接続の強化を試みつつ、宿主の栄養を吸収しながら成長するため、その体積は著しく増大します。

神経接続強度が一定程度に達すると、オブジェクトの生殖腺が胚発生を始めます。胚は血液循環を通じて宿主体内の任意の地点まで移動し、骨組織に付着して成長を続けます。胚個体は成熟するにつれ、母体の成長過程を反復するようになり、宿主本来の肢体を摂食・置換していきます。残りの個体も肢体に寄生し、宿主の肢体を摂食します。また、一部の個体は宿主の体表面で繁殖を行うことがあり、皮膚に酷似した模様を表出させます。宿主本来の皮膚との違いは、僅かな肌色の差異のみとなっています。

すべてのSCP-CN-1333個体は次第に集合意識的な知能を確立させていき、その知的水準は個体の数量に正比例することが明らかになっています。宿主の身体器官の大部分(通常は約70%)を置換すると、オブジェクトは宿主の脳内中枢神経と身体各部の接続を遮断すると同時に、1匹の個体(通常、新たに生まれた未成熟個体)が身体各部の神経と再接続を行い、集合意識が脳機能を代行するようになります。宿主の脳が完全に置換されたとしても、第三者視点だと全く異常は見られず、日常生活や仕事に依然として取り組むことが可能です。また、宿主の記憶にも影響は見られません3。特筆すべきことに、意識を完全に置換しても、オブジェクトは引き続き異常な活動をとることがあります。個体の一部は眼球機能の置換を試み、宿主本来の眼球を耳道内に移動させます。今の所、このような活動を行う目的は分かっていません。

付録1333-1: SCP-CN-1333はSPI4と思しき人員が管理する拠点において発見されました。当建造物は民間人に発見された時点で完全に遺棄されており、内部にいたすべての人員は生命反応を失っていました。SCP-CN-1333個体は多くが瀕死状態にあり、死体の摂食を試みる個体はごく僅かでした。その後、財団は迅速な介入を行い、個体の一部を収容すると共に、建物全体の焼却処理を実施しました。民間人に対しては(寄生され、終了された者を除き)記憶処理が施されました。

付録1333-2: 20██/██/██、サイト-CN-02の汪█研究員が収容中の宿主に対して定例検査を行った際、耳道内にある眼球が外部からの刺激に依然として反応することに気付きました。その後の実験において、懐中電灯で宿主に強い光を当てたところ、瞳孔が刺激によって収縮反応を起こすことが判明。当検査の実施後、財団は末期段階の宿主全員に対して、人道主義に基づく終了措置を執り行いました。

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