クレジット
タイトル: SCP-CN-1433 - ロマンチック・フラットアーサー
著者: NewKeith
訳者: VideoGameMonkeyMONO
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アイテム番号: SCP-CN-1433
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: オブジェクトは長期間セキュリティリスクを示しておらず、追加のセキュリティ対策が必要であるとは考えられていません。人道的観点から、研究員は毎年秋分前にオブジェクトの生活環境を調査し、来るべき冬に対し十分であることを確認する必要があります。
説明: SCP-CN-1433は、ユーラシア大陸最東端、デジニョフ岬近郊のベーリング海峡ロシア沿岸に居住するアングロサクソン人の男性です。財団に最初に発見されて以来、16██年から現在までオブジェクトは老化の兆候を示していません。 オブジェクトはそれ以外に異常性を示しませんでした。 12月17日、オブジェクトは定期的なリスク評価でSafeへと格下げされました。
SCP-CN-1433は非常に困難な状況下で生活していますが、研究員からのあらゆる種類の支援に対して断固として受け入れることを拒否してきました。オブジェクトは現在、自身で建設した木造住宅に住んでおり、付近に現れるペンギン1を狩って生活しています。 研究員は、恒久的な住居の建設や食料の提供を繰り返し申し出てきましたが、オブジェクトは拒否しています。研究員は、セキュリティ上の懸念からオブジェクトに船を提供することが禁止されています。
追記:
オブジェクトは研究員に好意的であり、研究員が訪問した際に食料を共有することさえ申し出ました。
現代の技術に対してオブジェクトは抵抗感を示しており、研究員に自身や家を撮影しないように求めています。
また当該地域に対する並外れた執着心から、研究員が地域を離れるように説得する試みは何度も失敗しています。
住居にはオブジェクトとは異なる男性の油絵肖像画が飾られていますが、オブジェクトは男性に関する情報の提供を拒否しています。
交流記録1433-132にて、研究員は当該地域にオブジェクトが滞在し続ける理由について、ベーリング海峡が再び凍結して徒歩で横断できるようになるのを待つためであると判明させました。
付記: