SCP-CN-2504

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テキストワクチンの接種開始。

これは、ポストモダン1の住人が現代のルール下で慎重に生きようとしながらも、そのルールによって大切なものを壊されてしまうお話です。
表面上は不可知論2的な混迷の世において、実は誰もが至極適切に、何らかの体系の下に置かれています。
体系と体系の間、それらと全体との間にも、それぞれに相応しい位置取りが発生します。
人は自身の位置から一歩でも、たとえ一時でも離れれば、永遠に居場所を失うリスクに晒されています。
それはまるで、この身勝手にも魔王となった登神アポセオシス少女のように。
不変と思われた環境の中で、彼女には世界から見捨てられるリスクがあり、実際、間違いなく見捨てられました。
彼女が救ったのは壮大な物語世界ではなく、現代人が失った「自分」という名の世界です。
作品は観客によって形作られ、観客もまた作品に影響されます。
一見、観客に逆らうような作品も、彼らがただ、その反逆を求めているからこそ存在するのです。
結局のところ、我々はみな凡人であり、この現代ホラーを装った檻に囚われ、どの魂も苦難に満ちています。
最後になりますが、このような作品が出来上がりました。皆様どうぞ、ご笑覧くださいませ。
もし閲覧中、実生活に影響を及ぼすような情緒が生じた場合……
ただちに閲覧を中止し、読み直す前に心理カウンセラー等へご相談ください。

接種完了。アクセスは続行可能です。







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アイテム番号: SCP-CN-2504 クラス5/fātālis
オブジェクトクラス: Keter 機密

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SCP-CN-2504、"スクルド"

特別収容プロトコル: SCP-CN-2504はその性質上、部分的な収容下にのみ置かれています。詳細については『現実改変実体収容規範』3および『メタ物語実体収容規範』4を参照してください。

説明: SCP-CN-2504は現実改変能力を持つ人型実体です。オブジェクトが有する高濃度のアキヴァ放射および、影響を受けた現実の基底現実との偏差度を考慮し、SCP-CN-2504はVクラス現実改変者と認定されています。SCP-CN-2504は財団に関連した存在現実に対し、積極的かつ侵襲的な異常影響を持つため、オブジェクトについての記録(本ドキュメントを含む)には頻繁な書き換えが生じています。

SCP-CN-2504に関するすべての未改編情報は次の通りです。

  • SCP-CN-2504の本名はしょう、女性。199█年█月██日生まれ。14歳の時に現実改変能力が発現するも、誰にも(オブジェクト自身を含め)気付かれることはなかった。
  • SCP-CN-2504はSCP財団の実在を知る前から「スクルド」というペンネームで文芸創作に熱中しており、創作内容は現代ホラー小説、音声合成ソフトで歌唱されるロック・ミュージック、同人イラスト・PVなど多岐にわたっている。
  • SCP-CN-2504は2007年7月12日に「SCP-173」と題された作品を閲覧し、自身の能力を偶発的に用いて、SCP財団および関連するGoIの存在現実を創造した。

SCP-CN-2504は201█年█月██日に発見されました。この時点で対象は学校を卒業しており、創作物の作風は現実への直接的な風刺と哲学的な思索へと変化していました。対象がウェブ上で公開した創作物(以下、SCP-CN-2504-ᚩと呼称)にはアキヴァ放射が残留しており、財団の注意を引くこととなりました。研究を通じて、これらの創作物は被影響現実に対して微弱な改変効果を持つものの、基底現実には影響を及ぼさないことが分かっています。しかしその後、Desiree博士の研究により、すべてのSCP-CN-2504-ᚩはポケット次元を内包しており、メタ物語と結合した特殊な奇跡論儀式によって、当該次元に進入できることが判明。財団はSCP-CN-2504の現実改変能力に注目し始めました。

2022年5月██日、SCP-CN-2504は未知の手段でサイトCN-██の空想科学研究チームを捕捉。SCP財団および関連GoIの実在に既知である態度を示し、自身の収容を求めました。しかしながら、オブジェクトは財団の収容方針に同意せず、収容業務に継続的に抵抗したことから、財団は対象への強制収容プロトコルを執行しました。当該行為により、オブジェクトは財団の存在自体に対する破壊的心理を発現させ、自身の現実改変能力に対する認知とコントロールを強化し、身体または行動の自由に対する脅威を除去/破壊するために、現実改変を行使できるようになりました。これに伴い、対象へのあらゆる収容の試みは失敗に終わっています。

HK-クラス("神的征服")シナリオの発生を防ぐため、財団は業務の重点を変更し、強制的/徹底的な収容ではなく、SCP-CN-2504による被害、およびSCP財団と関連GoIに対する敵意の軽減を主な収容プロトコルとしています。

現在、空想科学部門研究員のDesiree博士が、オブジェクトの主要なコミュニケーターとして派遣されています。

付録2504:























































































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