アイテム番号: SCP-CN-2874
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-CN-2874は現在、非活性生物収容室の遺体冷蔵庫内に収容されています。許可なく当オブジェクトの極度冷蔵を停止することは禁止されています。
人型異常実体標準処置規則に従い、存命の家族には見舞金が支払われ、加えて実際の自殺の原因に関する現地警察の調査が支援されます。
説明: SCP-CN-2874は2012/12/11に自殺した真桑友梨佳氏1の死体です。死体の胴体部表面と任意の液体が接触すると、半径50メートルの範囲内に種類の一様でない多数の水生植物(SCP-CN-2874-1に指定)が継続して発生します。SCP-CN-2874-1は微弱な反ミーム効果を有しており、また次第に液体の水へと変化することで最終的には完全に消失します。この性質は、財団の介入以前に当オブジェクトの存在がヴェール外の社会において露見しなかった主な原因である可能性があります。水生植物の体積は通常の場合周辺環境の水分量と比例関係にあり、これまで地上に出現した-1実体の中には1ミリメートルを超える長さの個体は存在していない一方で、水生環境においては3メートル以上の長さの個体が多数観測されています。
SCP-CN-2874は、入水した際に当地域の生態環境に存在しない水生植物が大量に発生したことで再び現地の財団職員の注意を引きました。一連の実験の結果、オブジェクトの異常性が生前と全く変化していないことが確認されたため、以前のアイテム番号が引き継がれ、また通常の手順に従って以前の文書がアーカイブ処理されました。
SCP-CN-2874-ARCのさらなる関連情報については、
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アーカイブ文書《SCP-CN-2874-ARC》を参照してください。
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アイテム番号: SCP-CN-2874
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: 現時点ではSCP-CN-2874に対する強制的な封じ込め措置は不要であり、他の極低脅威人型アノマリーと共にMTFシグマ-59 "湯麺"の監視下に置かれます。一般社会への露見リスクが許容できない段階まで高まった場合には、関係する責任者によって緊急の封じ込め措置が実施されます。
説明: SCP-CN-2874は真桑友梨佳という氏名を有する個人です。真桑氏の胴体部表面と任意の液体が接触すると、半径50メートルの範囲内に種類の一様でない多数の水生植物(SCP-CN-2874-1に指定)が継続して発生します。SCP-CN-2874-1は微弱な反ミーム効果を有しており、また次第に液体の水へと変化することで最終的には完全に消失します。この性質は、財団の介入以前に当オブジェクトの存在がヴェール外の社会において露見しなかった主な原因である可能性があります。水生植物の体積は通常の場合周辺環境の水分量と比例関係にあり、これまで地上に出現した-1実体の中には1ミリメートルを超える長さの個体は存在していない一方で、水生環境においては3メートル以上の長さの個体が多数観測されています。
SCP-CN-2874は、2007年4月16日に発生した水難事件の際に初めて発見されました。捜索及び救助が失敗した後、SCP-CN-2874は警察に対して、水中で未知の種類の水草と接触したことを供述しました。しかし、それまで現地では水生植物の存在が発見されていなかったことから、調査のため財団職員が現場に派遣され、当該植物がSCP-CN-2874によって水中での犠牲者2の捜索中に生成された異常な実体であることが明らかになりました。SCP-CN-2874が自身の異常性を全く認識していないことに加え、異常性が外部に露呈する確率が指定された基準を大きく下回っていることが確認されたため、現地サイトはオブジェクトに対して強制的な封じ込め措置を実施しないことを決定しました。
2012年12月11日更新: 本日、SCP-CN-2874が上述の事件現場を再び訪れました。オブジェクトは現地の漁民と短い会話を交わした後、自発的に川へ入水し自殺を図りました。現在オブジェクトの救命措置が実施されており、容態が安定し次第この文書の当セクションが更新される予定です。
現時点においてはオブジェクトの自殺動機は未だ不明であり、また、自殺直前にオブジェクトが行った、現地に水生植物が生息するかどうかを尋ねた質問の実際の意図は明らかになっていません。