SCP-CN-3922
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アイテム番号: SCP-CN-3922

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-CN-3922はサイト-CN-19の低危険度物品収容ロッカーにて収容されます。予期せぬ事態や実験の際を除き、異常性の誘発を防ぐため、対象を連続して3km以上運搬することは禁じられています。

説明: SCP-CN-3922は内容物のない卵の形をした首飾りです。オブジェクトの装着者が対象を装着した状態で3km以上移動した際に、乗っている乗り物の外側に三から四羽の鳥類(SCP-CN-3922-1)が出現し、同速で並んで飛行します。-1の種類は、装着者の使用している交通機関及び出発地に関連しており、ほとんどの場合において同種族の正常な飛行能力を超越しています。オブジェクトが移動を停止すると、-1はそのまま消失します。

装着者が-1を観測した際、対象の孤独感は明確に減少すると共に、周囲にうっすらと他の人間の気配を感じ取ることが報告されています。

補遺一: 実験記録
出発地 乗り物 SCP-CN-3922-1
清華大学 自動車 コクマルガラス
広州市 自動車 ガビチョウ
フルンボイル 高速鉄道 サカツラガン
南極半島 モーターボート コウテイペンギン
タクラマカン砂漠 歩行 オジロサバクガラス
セネガル 飛行機 マダラハゲワシ
日本鹿児島 ロケット ハヤブサ

補遺二: 再回収
2023年10月、SCP-CN-3922はカオス・インサージェンシーによる襲撃の中で強奪され、行方不明となりました。2024年8月7日、オブジェクトはサンフランシスコ湾の飛行機墜落事故にて回収されました。当該墜落事故によって103人が死亡しています。残されたブラックボックスにより墜落の原因はSCP-CN-3922-1が飛行機のエンジンに巻き込まれたものによると判明したため、カバーストーリーの適用は必要ありませんでした。

オブジェクトは再発見時、ホホジロザメの背びれに引っかかっており、周囲を100匹を超えるトビウオに囲まれていました。

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