SCP-CN-469
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SCP-CN-469で構成された樹林

アイテム番号: SCP-CN-469

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-CN-469の主要分布地は既に国立自然保護区に指定されており、内部の目立つ場所にはそこが自然保護区であることを示す複数の標識を設置します。また、同時に当該区域では盗伐を目的とした侵入者を防止するため、常に警備を行います。 

説明: SCP-CN-469は主に中国の大興安嶺地区一帯に分布する、紅松1です。

オブジェクトの異常性は、主観的に樹木の伐採を望んだ人間がSCP-CN-469と視覚的に接触した際に発生し、対象(以下、SCP-CN-469-1と呼称)の神経系は混乱し、これによりこの人物はオブジェクトを「自分の主観的目的を満足させる樹木」と考え、身辺の条件を利用して伐採を試みます。

この後、SCP-CN-469-1はSCP-CN-469に対して伐採作業を実行します。SCP-CN-469は損傷を受けることがありませんが、対応する傷口がSCP-CN-469-1の身体へ出現します。しかしSCP-CN-469-1の身体上の傷口から人体組織は流出せず、樹脂や木屑等、高木植物の組織が流出します。同時にSCP-CN-469-1のバイタルサインは時間の増加と比例して微弱となります。しかしSCP-CN-469-1は伐採作業を継続します。例えSCP-CN-469-1の身体の█%を破壊したとしても、対象の動作を停止させることができません。

一定時間2後、SCP-CN-469-1のバイタルサインが完全に停止し、身体全体が崩壊して木屑へと変化します。その24時間後、SCP-CN-469-1の身体から流出した植物組織中から、SCP-CN-469の幼苗が一株出現します。 

補遺SCP-CN-469-A: オブジェクトは1988年にフィールドエージェント███により発見され、財団が1988年に大興安嶺地区を国立自然保護区へ昇格することにより収容しました。財団の統制下にあるオブジェクト数量は一定のレベル以下に制限されています。

補遺SCP-CN-469-B: フィールドエージェント███は一本のSCP-CN-469に書き置きを発見しました。 

少数の死傷者環境の方向を修正する、社会の方向 はまたしても修正されていく—修正花卉

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