SCP-CN-601
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アイテム番号: SCP-CN-601

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: 現在、SCP-CN-601はサイト-CN-34の7号一般収容室に収容されています。全ての職員は非番時や休暇中に限り、収容室に入ってオブジェクトと接触することが許可されています。Hannah博士が家から持参した玩具は審査と殺菌プロトコルを受けた後、オブジェクトの収容室に置かれます。オブジェクトに関するあらゆる実験申請は、Hannah博士による審査を経た上で行われます。

説明: SCP-CN-601はピンク色で霧状の外見をした不定形実体です。オブジェクトの異常性は、人工中絶を2回以上受けたことがない/異性に人工中絶を勧めたことがない/児童虐待の経験がない成人に対して発揮されます。

SCP-CN-601の内部に進入した対象(この際、対象がピンクの霧に囲まれていくように観察されます)は「落ち着く」「頼られているような喜びを感じる」と供述し、オブジェクトとコミュニケーションを図ります。コミュニケーションの例として、目の前の霧を指でかき回したり、子守唄を歌ったり等の行動をとります(行動の詳細についてはリスト-601-アルファを参照してください)。対象はこうした行動を30分~2時間に渡って続けたのち、平常な状態へと復帰します。対象の影響中の記憶は曖昧になっているものの、対象はその間の記憶について「非常に安心感を覚える」と供述します。

人工中絶を2回以上受けた/異性に人工中絶を勧めた/児童虐待の経験を持つ成人は、SCP-CN-601に進入している間、「特に何も見えないし、感じもしない」と供述します。

現在、SCP-CN-601にはある程度の自我と学習能力が備わっていることが判明しています。オブジェクトの知力と学習能力を測る実験はHannah博士が担当となって実施しています。

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遥かに知る 是れ雪ならざるを

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