SCP-CN-634
評価: +4+x

アイテム番号: SCP-CN-634

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: 移動が困難であり、かつ移転の必要性が無いため、SCP-CN-634は研究ユニットエリア-CN-05基地の緑地エリア・セクター-1地下B5階の精密機器収容室に収容されます。研究員及び監視員は標準反ミーム訓練プログラムを受けなければなりません。プロジェクト“八荒”に対する全ての検査及び実験は専属研究部門副管理官レッド博士に申請すると共に、紙文献保管庫、電子情報ベースへ分けて提出してください。条件が満たされかつ内容に機密情報が含まれない場合は、実験を開始する前に近隣の海外支部へ提案のバックアップを送付しなければなりません。

CN司令部の命令により、実験を行う際は時間異常研究部門職員が同席して時空の数値を監視すると共に、SCP-CN-634の原理解明に対しては同部門が責任を負います。

説明: SCP-CN-634は一台の高さ193メートル、重量約400トンの財団製の半自動化された機械です。通常の権限の範囲内においてこの機械についての公開可能な情報は、Project-634によって生み出された、潜在的なKクラスシナリオの発生を回避するためのThaumielクラス危機対処装置であるということです。オブジェクトの制御室には24個の調整ボタンが存在し、少なくとも4名の職員が同時に操作することで作動させることができます。

財団の研究ドキュメントに詳細情報が記録されています。機械の大部分は合金で構成されており、連結部には現在の財団科学技術レベルを僅かに上回る未知の材料が用いられ、メーター盤上のダイヤルは現実歪曲レベル値を表わしていますが、実際の操作においてはこれらメーター盤が表わす実際の意味とは食い違いが存在する可能性が確認されています。

オブジェクトの研究及び収容プロセスを閲覧するためには、“八荒”計画のレベル3/001クリアランスが必要です。

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