SCP-ES-156
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by morhadow

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ノルウェー、オスロのSCP-ES-156-1個体群。

アイテム番号: SCP-ES-156

オブジェクトクラス: Euclid Keter

特別収容プロトコル: 保健機関はSCP-ES-156及びSCP-ES-156-1個体による負傷を優先して治療します。財団情報捜査局は、SCP-ES-156-1及びSCP-ES-156-2の形成に関連する全ての事案を検閲し、主要メディアでデマまたはフェイクニュースと認定します。

機動部隊ロー-6 (“緑の風”) は、SCP-ES-156及びSCP-ES-156-1個体の数を、環境上許容できる範囲まで削減する任務を担当します。

事案ES-156以降、SCP-ES-156及びSCP-ES-156-1個体の増殖を抑制する他の収容手段 — 不妊処置をはじめとする間接的収容など — の研究が進められています。

説明: SCP-ES-156は、生きた人間の体組織をつつき、その負傷が6時間以内に処置1されなかった場合、ドバミミズ (Lumbricus terrestris) の個体群に変化させる能力を有するカワラバト属 (Columba) の鳥類の指定名称です。

6時間が経過すると、ドバミミズは影響者の身体から分離して深刻な負傷を引き起こし、最悪の場合は死に繋がります。その後、ドバミミズは合体して1羽のSCP-ES-156-1個体になります。SCP-ES-156-1個体はSCP-ES-156個体に類似しますが、顕著に敵対的に振る舞い、1万人以上の居住者がいる人口中心地で増殖し、体内が完全にドバミミズ群で構成されています。

影響者が死亡すると、その死体は漸進的にドバミミズの個体群へと変換されます。その後、ドバミミズ群は死体から少なくとも1km離れた、自然環境に囲まれている場所2で1体のSCP-ES-156-2個体を形成します。SCP-ES-156-2個体は表面的に異常性の無いヒトと同一ですが、体内はドバミミズ群で構成されています。SCP-ES-156-2個体は常に平和的に振る舞います。周期的に、SCP-ES-156-2個体はドバミミズ群を生成、放出します。これらのドバミミズは1羽のSCP-ES-156-1個体を形成します。

自らの現状について問い質されると、SCP-ES-156-2個体は“大義のために働いて”おり、“永続的な平和を実現しようとしている”と繰り返し主張します。

事案 ES-156: 2010/10/04、MTF ϱ-6 (“緑の風”) によるSCP-ES-156及びSCP-ES-156-1個体の定期的な処分の後、SCP-ES-156-2個体群は2週間にわたって、より頻繁にドバミミズを生成し始めました。事案終了後、財団情報捜査局が標準的な偽情報プロトコルを執行しました。

インタビューを受けたSCP-ES-156-2個体群は“宣戦布告を受けた”、“死者や老いた者たちの代わりとなる”、“如何なる手段に訴えてでも平和を守る”と宣言しました。この事案の後、人口中心地におけるSCP-ES-156-1個体の増殖率の増大と、高齢化や死亡によるSCP-ES-156個体の出生率の低下が確認されました。

当該事案に鑑みて、Keterへの再分類が承認されました。

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