アイテム番号: SCP-L057
オブジェクトクラス: Keter
特別収容プロトコル: 研究者らは、SCP-L057の視聴者から証言を収集する努力を継続する必要があります。証言内容に欠落要素が含まれる場合、または更なる欠落の兆候が見られる場合は、詳細に記録し、継続中の集計に追加します。
民間人による、SCP-L057の内容、存在、または各事例間の不一致に関するデータ収集の試みは阻止されます。
説明: 2015年6月5日、財団はある却下された博士論文の一環として行われた研究に着目しました。論文は既にSCP-L057への言及を全て削除したうえで再提出されていたため、必要な収容措置は最小限に抑えられました。原文からの関連する抜粋を以下に掲載します。
ランニングタイトル: 残虐な死の表現の拡散
████ 1
残虐な死の表現の拡散
博士論文
███ █████ 大学
社会科学部
社会学科
社会学博士号取得要件の
一部として提出
著者
███████ █. ████
2015年 3月
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本研究においては、複数の研究参加者が説明または言及した残虐メディアのうち25例が確認された。これらの事例への言及数は2件から13件の範囲だった。その内容に関する説明は、参加者間で若干のばらつきがあったものの、より詳細な点について議論されるほどに正確性が低下するという予想通りのパターンに従うものだった。
これらの事例のうち、ある特定の殺人事件の映像記録1については、研究参加者の73%が明確に言及するという統計的異常が認められた。この異常は証言自体から明らかになったもので、映像を視聴した参加者の過半数は、その内容を一見すると無関係な細部まで正確に回想できた。加害者らが履いていた靴のスタイル、被害者に浴びせられた特定の罵倒語 (その具体的な言い回しを含む) 、背景に折り畳まれた水玉模様の傘があったことなどは、調査対象者の70-80%によって裏付けられた。
更に特異な点として、問題の動画の中心的要素に関する証言は、想定される基準値よりも遥かに高い割合で参加者ごとに差異があった。研究参加者の88%は、映像中で実行されたか、録画前に発生していたかにかかわらず、身体切断に言及した。以下の図4に示すように、54%は動画の再生中に切断が行われたと報告した。このうち28%は、切断された体肢または指が、加害者らのうち一人によって画面外に持ち出されるのを見たと回想した。この出来事を目撃した研究参加者の61%は、問題の人物が黒いバラクラバ帽をかぶり、正面にスタッズ付きの十字架があしらわれたパーカーを着ていたと述べた。全員が、この男性はカメラから意図的に目を逸らしていたと断言した。
図5は、この動画の説明に認められた更なる異常点を詳述するものである。身体切断の発生を証言した研究参加者の21%は、画面上には他にも体肢や指が映っていたと述べた。身体切断は起こらなかったと報告した参加者の38%も同様の主張を行った。これらの余分な部位は全て被害者のそれと同一であると説明され、一部の参加者は一致する痣の存在について証言した。
SCP-L057の発見以降、追加の研究が財団によって実施されています。その調査結果を当初の研究と照合した結果、腕5本、手9本、指63本が依然として行方不明であると断定されました。


