クレジット
タイトル: SCP-L408 - クラブ(グ)レイブ
翻訳責任者: Tetsu1
翻訳年: 2026
著作権者: Anorrack
原題: Crab (G)rave
作成年: 2026
初訳時参照リビジョン: 12
元記事リンク: https://scp-wiki.wikidot.com/scp-l408
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アイテム番号: SCP-L408
オブジェクトクラス: Keter Neutralized
アーカイブ済特別収容プロトコル: 収容下に置ける最大個体数は1000体とします。負傷した個体及び上限を超過した個体は焼却処分されます。
SCP-L408の瞬間移動を防ぐ有効な手段は発見されていません。
収容プロトコル更新 (2013/05/12): 収容下に置ける最大個体数は500体とします。
収容プロトコル更新 (2013/08/15): 収容されている個体の腹部に小型のGPSトラッカーを固定します。
収容プロトコル更新 (2014/02/01): 収容下に置ける最大個体数は200体とします。
幼体のHemigrapsus個体、サイト-34レクリエーションルームのウォータークーラー内部から発見。
アーカイブ済説明: SCP-L408は極めて希少な真洞窟性カニの一種であるHemigrapsus estellinesisの総称です。SCP-L408は長時間淡水に耐えることが可能ですが、比重1.031の高塩分水域に生息することを好みます。
右の鋏脚と関節のキチン質に生じた特有の突然変異により、Hemigrapsusは鋏を鳴らすことで空間を折り曲げる能力を有しており、実際のまたは知覚した脅威に対して付近の1水源の内外に瞬間移動することが可能です。この能力は卵内で発達するようであり、卵塊も瞬間移動することが確認されています。
瞬間移動時に最終目的地をほとんど制御できないことから、この突然変異は種内で比較的最近発生したものと考えられています。瞬間移動の対象となる唯一既知の必要条件は、その場所が高含水率であることのみです。これは、瞬間移動先の温度、容積、圧力、密度、相、溶質、物質組成を考慮していません。更に、SCP-L408は群生性であるため、一斉瞬間移動が引き起こされることがあり、しばしば大量死に至ります。
アノマリーは1964年、サイト-34の定期メンテナンス中に発見されました。サイトの浄水場内でコロニーが発見されました。米陸軍工兵部隊によって付近の塩泉から追いやられたものと思われます。
注目すべきインシデント (日付昇順):2
| 個体の場所 | 回復費用 (USD) | 注 |
|---|---|---|
| サイト-34カフェテリアウォータークーラー | $20 | 水の味に関する苦情が相次いだ後、死亡した個体が発見された。 |
| コーヒーの中の氷 | $450 | 2匹のSCP-L408による氷の瞬間的な移動によってコーヒーカップが粉砕され、ジェレミー・オーブス警備員が重度の火傷を負った。 |
| サイト-34レクリエーションサウナ | $1,410 | サイトのレクリエーションサウナは700匹のSCP-L408で埋め尽くされた。当時サウナを使用していた研究員3名は無事に救助された。回収された個体の大部分は生きたまま茹でられていた。 |
| 3オンスの水 | $15,320 | ジェレミー・オーブス警備員が医師の診察を受けた際、その胃の中の3オンスの水の中に4匹の成体が現れた。個体は胃から摘出されたが、それまでに彼は胃の内壁に深刻な裂傷を負った。 |
| サイト-34上空に形成された積乱雲 | $170,000 | 最初の瞬間移動発生後、数時間にわたり郡全体での「カニの雨」の報告が続いた。 |
| サイト-34男性用トイレ | $780 | 男性用トイレの使用中の便器の一つが300匹のSCP-L408で満たされた。その後、ジェレミー・オーブス警備員は業務中の負傷のため医務室に入院した。 |
| ジェレミー・オーブス警備員 | $50,000 | オーブスが副鼻腔の痛みと目の炎症を報告した後、左の眼窩に約70個の卵が埋め込まれているのが発見された。 |
| 水分が5%未満のシアン化物溶液 | $450 | SCP-[編集済]の収容に使用されている溶液内に2匹の個体が瞬間移動した。毒性の溶液から逃れるため、その後ウォータークーラーに瞬間移動し、溶液でクーラーを汚染した。個体が収容されるまでに、研究員2名と警備員1名がシアン化物中毒で入院した。 |
| タピオカティー5杯 | $170 | カフェテリアで提供されたタピオカティーに2個の卵塊が混入しているのが発見された。ジェレミー・オーブス警備員は甲殻類アレルギーを発症していたためにアナフィラキシーショックを経験した。オーブスはその後入院した。 |
| ウォーターベッド | $10 | 1匹の個体が3週間囲いから消失していた。後にジェレミー・オーブス警備員の兵舎において、散発的に「挟まれる」感覚のために夜間連続して睡眠できていないことを述べた後に、彼のウォーターベッド3内から発見された。 |
| ジェレミー・オーブス警備員 | $24,000 | オーブスが数日間にわたり睾丸に極度の痛みを訴えていた後、彼の陰嚢から生きた幼体が摘出された。 |
| フルーツポンチのボウル | $300 | ジェレミー・オーブス警備員の手術後回復祝いパーティーにおいて、52匹の個体がフルーツポンチの小さなボウルに瞬間移動した。その後オーブスは2週間の私用休暇を申請した。 |
| サイト-34スイミングプール | $1,710 | 87匹の個体と2個の卵塊がサイト-34のレクリエーションスイミングプールに瞬間移動し、後に塩素への曝露によって死亡した。清掃期間中、水中エアロビクスは中止になった。 |
| ジェレミー・オーブス警備員 | $500 | 職場復帰から2時間後、オーブスは突然心臓発作の兆候を示し、意識を失った。医務室に到着した時点で生命兆候は認められなかった。検死の結果、彼の左心房を1匹の死亡したSCP-L408が占めており、即座の心筋梗塞を引き起こしていたことが判明した。彼の遺体は火葬され、遺灰は妻に引き渡された。 |
収容プロトコル更新にも拘らず、SCP-L408は深刻かつ抑制不可能な個体数減少を続け、ジェレミー・オーブス警備員が死亡してから3ヶ月以内に収容されていた全個体が自滅しました。
2016年、財団クローン部門は、絶滅した異常生物の組織を複製して更なる研究を行う学際的な取り組みであるLAZARUS計画を開始しました。大量の遺伝物質を保有していたことから、SCP-L408が最初に選出されました。この提案は実用上の懸念から却下されました。
更新(2025/07/20): LAZARUS計画の規模拡大に伴う財団職員のクローン化成功、及びジェレミー・オーブス警備員のクローン作成成功を受け、SCP-L408の絶滅からの復活案が再検討されます。
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ようこそ、オーブス・J (2)
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