アイテム番号: SCP-PL-006
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: 研究グループ13のリーダーと事前の協議を行い、彼の提示した指示書の内容を厳格に守った上で、全てのオブジェクトは21番施設に輸送されるべきです。確保、収容の過程では、研究グループ13のリーダーが監督を務めます。
説明: SCP-PL-006は全国的に分布しているオブジェクト集団です。オブジェクトは、どのようなタイプであれ、異常性のない柳の木となんら違いのない形態をとり、識別は困難を極めます。それらの構造の相違を発見するためには、細胞単位での分析が必要です1。オブジェクトの目に見える異常効果は、周期的な時間で発生し、それぞれのオブジェクトが別個のサイクルを保持しています。SCP-PL-006実体の活動の結果として、通常は全ての生命活動に影響を与えないエーテル物質が形成されます。それらはしばしば、特定の地域で流布している御伽噺や伝説に登場する幽霊やモンスターと似通ったものです。それらの主張するそれらの危険性は、通常これらの物語に準拠しています。
SCP-PL-006自体が老衰で枯れたり切断されたりして破壊された場合、異常性質は消え、それによって作成されたクリーチャーも消失します。しかし、植える場所に関わらず、対象の種子を植えたり接木をしたりすると同様の効果が再発生します。異常性質が発現している限り、別のオブジェクトは周囲5~10kmには存在せず、破壊されるといずれかの樹木に異常性が宿ることとなります。
現在、SCP-PL-006には5つのオブジェクトが分類されていますが、その総数は不明です。同様に、オブジェクトが発生した原因も不明のままです。オブジェクトの分析によって得られたもっとも古い樹齢は300~600年でした。
オブジェクトの収容は、機動部隊タウ-6 ("除草剤")によって行われます。この部隊は、このオブジェクトの新しい物品を見つけた際に呼び出される可能性があります。調査、譲渡、実験は責任者の安全性に異常が無いか確認した後のみに可能です。対象の更なる取り扱いについては、特に明記されない場合研究グループ13のリーダーの決定によります。
各オブジェクトの簡易的説明