SCP-PL-167
評価: +2+x
アイテム番号:
>SCP-PL-167
脅威レベル:
>緑
オブジェクトクラス:
>Neutralized
クリアランスレベル:
4/PL-167

特別収容プロトコル: SCP-PL-167の入り口周辺のスペースは財団のフロント企業によって購入されており、施設の入り口は割り当てられた警備員によって守られています。

説明: SCP-PL-167は、エジプトにある長さ62.5m、高さ2m、幅1mの地下回廊です。

SCP-PL-167は、地表から3m下に続く階段からアクセスできます。この階段の先には厚い金属製の扉がありますが、過去に扉を開けるための機構が取り外され、扉自体が溶接されているため、開くことができません。

この扉には、SCP-PL-167の内部を見る唯一の方法である覗き穴があります。覗き穴にはフラップが付いており、開閉が可能です。その下には、ギリシャ語とエジプト語で「怪奇部門」と刻印された金属製のバッジが付いています。

SCP-PL-167の内部はその光の性質からロウソクであると推定される、壁に埋め込まれた未知の光源によって照らされています。SCP-PL-167の終端には小さな椅子が見えています。

SCP-PL-167は2つの異常性を持っています。

  • のぞき穴を通してSCP-PL-167の内部を見ると、観察者はその内容を口頭で説明したいという弱い欲求を引き起こします。説明をする際、人はいずれもSCP-PL-167内の椅子付近に人型の影があることに言及しています。
  • SCP-PL-167の壁は、人が内部を見るたびにゆっくりと崩れていくように見られます。

補遺: SCP-PL-167に配属されていた警備員の報告によると、SCP-PL-167から不自然に長引く木の折れる音や喘鳴、呼吸のような音が発せられたとの報告がありました。

警備員がSCP-PL-167の内部を調査したところ、椅子が消えたように見えました。椅子のあった床には、小さな四角い紙のような正体不明の物体が置かれていました。

これらの出来事の後、SCP-PL-167の異常性は消失しました。

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