SCP-PL-259


評価: +10+x
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レベル4
TOP SECRET

アイテム番号: オブジェクトクラス: 脅威レベル:
SCP-PL-259 Euclid

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SCP-PL-259の現在の状況を写した写真

特別収容プロトコル: SCP-PL-259は現在サイト-120レベル3のC区画に収容されています。オブジェクトは常時施設職員による監視と保護が行われなければなりません。施設喪失イベントの発生は、即座にO5司令部に通達されなければなりません。

現在オブジェクトは鉄の外殻を装着されていますが、生命維持が必要な性質上、奇跡術陣による収容が行われています。 2つの魔法陣魔法陣は少なくとも16ヶ月3年毎に維持管理が行われなければなりません。オブジェクトに関する研究と魔法陣の維持はガブリエル・ディーモン博士 ダニエル・アシュワース管理官 ルクレティア・ディーモン博士が担当します。

SCP-PL-259-2として指定された実体は無力化のためにサイトPL-47へと移送しなければなりません。

2010年11月4日更新: ガブリエル・ディーモン博士の死に伴い、オブジェクトの研究及び魔法陣の維持管理はダニエル・アシュワース管理官に割り当てられます。

2013年4月6日更新: オブジェクトの研究及びセキュリティ対策の維持管理はルクレティア・ディーモン博士に移管されます。新しい知識とセキュリティ手段を用いて、両魔法陣を一体化させ、稼働時間を3年引き延ばせるようになる可能性があります。

説明: SCP-PL-259は13世紀から生きているhomo sapiens sidhe種に属する男性です。男性は奇跡術的死霊術1により蘇りました。これらの実践により、実体は生前保持していた奇跡術的能力の大部分を失っており、(同様にSCP-PL-259-2においても発症している)認識機能障害の発症を引き起こしています。実体への対抗措置として部分的に無力化できる奇跡術陣が設置されます。

オブジェクトそのものの起源はモンゴルですが、更なる調査の結果、PoI-001-C ("マブ女帝")の遠い子孫であると判明しました。収容時点で、実体はモンゴル高原の馬と同定できたSCP-PL-259-2実例に跨っています。

SCP-PL-259は一般的に治世下の1206年にモンゴル高原を統一した13世紀のハーン、チンギス・ハーンとして知られています。統一後は支配下の人々がより快適に暮らせる場所を求めて、征服活動に乗り出しました。

SCP-PL-259-2として分類される実体は人型実体と動物実体の2つです。SCP-PL-259が死霊奇跡術を行使して蘇らせたという特徴を持っています。財団が収集したデータによると、人型実体と動物実体の総数は最盛期には200万体に達したものの、大半が破壊されたとされます。集団から隔離した活動中の実例4体はサイトPL-49にて保管されています。

補遺:

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