SCP詩集
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クレジット
丑三つ時の鐘の音 望月に雲のかかりしを
待ちて出でるは何者ぞ
独り今より申し上げるは 本朝八洲に伝わりし
物の怪達が名残にて
怪奇銘々伝大序
クレジット
私は『彼』を知っている。
『食べるモノ』、『着るモノ』、『私達の生活そのモノ』。
『喜び』、『悲しみ』、『私達の感情そのモノ』。
あの暗い『部屋』で、『パソコン』を弄りながら、
『ハンバーガー』片手に、『全て』を語った『彼』。
『私』は『彼』を知っている。
忘れたとは言わせない。
彼は『ボブ』。そして、彼は私たちの全てだ。
クレジット
空を見上げれば、「それ」は在る
やがて太陽ほしの終焉おわりを巣立ちとす
小さき我らに術は無く
巨なる龍蟲は星を呑む
いわんや灼炎の揺り籠は
未だ憎らしいほど遠く
クレジット
世見ぬ幽冥見ゆ 閼伽女の媛よ
安き夢の樹 褪すは闇
萌ゆる気色も 堪へかね裂くに
突つけ突つけよ 娶るは居ず子
暮れる明く日は ふるふる出るも
さらば帰命の 去る事とも言え
夜見ぬ夢見ゆ 紅目の姫よ
易き夢退き 浅すは已み
燃ゆる景色も 絶へかね避くに
続け続けよ 目通るは何処
繰れる飽く非は 布留布留照るも
然らば記銘の 然る古都とも居え
SCP-1154-JP
(編集)(削除等)
ページリビジョン: 17, 最終更新: 19 Aug 2022 18:52