SCP詩集
ソート方法: 高評価順, 低評価順, 古い順, 新しい順, ランダム
クレジット
丑三つ時の鐘の音 望月に雲のかかりしを
待ちて出でるは何者ぞ
独り今より申し上げるは 本朝八洲に伝わりし
物の怪達が名残にて
怪奇銘々伝大序
クレジット
我々を分けた"壁"など何処にもない
我々を育ませた"故郷"など面影もない
揺り籠より脱し
この星の海へと旅立つのだ
平和の星へ
戦争の星へ
そして、まだ見ぬ星々へ
そして、新たな揺り籠へ
また新しく、"お帰り"と言えるように
また新しく、"ただいま"と返せるように
クレジット
余命は二月 滅びの暗示
我ら 行く末悩むも逃げぬ
手を取り興さね『神へ迫る装置』
よめいはふたつきほろひのあんし
われらゆくすえなやむもにけぬ
てをとりおこさねかみへせまるそうち
パングラム「筐体造り」
(編集)(削除等)
クレジット
いかなる道にも果ては在り、
往く手を恐れぬ者は無い。
木々は集い、空を成し、
影に惑わぬ者は無い。
勇み憂い様々あるが、
果てには何も残らない。
クレジット
世見ぬ幽冥見ゆ 閼伽女の媛よ
安き夢の樹 褪すは闇
萌ゆる気色も 堪へかね裂くに
突つけ突つけよ 娶るは居ず子
暮れる明く日は ふるふる出るも
さらば帰命の 去る事とも言え
夜見ぬ夢見ゆ 紅目の姫よ
易き夢退き 浅すは已み
燃ゆる景色も 絶へかね避くに
続け続けよ 目通るは何処
繰れる飽く非は 布留布留照るも
然らば記銘の 然る古都とも居え
SCP-1154-JP
(編集)(削除等)
ページリビジョン: 17, 最終更新: 19 Aug 2022 18:52