SCP詩集
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str0717str0717 - 13 Nov 2020 14:30


丑三つ時の鐘の音 望月に雲のかかりしを
待ちて出でるは何者ぞ
独り今より申し上げるは 本朝八洲に伝わりし
物の怪達が名残にて

            怪奇銘々伝大序




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BenjaminChongBenjaminChong - 08 Jun 2019 14:54


身心を
蚕喰くらふ怪ぞ居り
視えぬとも
劔掲げて
禊ぎ祓はむ




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M_KousakaM_Kousaka - 13 Nov 2020 14:00


日を跨ぎ
昇る陽の影
境もなく
地にあたる陽よ
同一なりか




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Oda_keeentOda_keeent - 13 Nov 2020 14:11


我々を分けた"壁"など何処にもない
我々を育ませた"故郷"など面影もない
揺り籠より脱し
この星の海へと旅立つのだ
平和の星へ
戦争の星へ
そして、まだ見ぬ星々へ
そして、新たな揺り籠へ
 
また新しく、"お帰り"と言えるように
また新しく、"ただいま"と返せるように




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Oda_keeentOda_keeent - 13 Nov 2020 14:33


川を下りて、その先には
全てはニガヨモギのみぞ知る
全ては青い縞模様のみぞ映す
これは現か幻か




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leafletleaflet - 02 Nov 2022 14:19


ぬばたまの
我が黒髪を
茜さす
日如し君と
替ふたあがなひ




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R_KierR_Kier - 08 Jun 2019 09:56


病むことの
無き水底の
くらげにて
病める水面の
などか明るき




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TachyonTachyon - 20 Jul 2020 15:39


余命は二月 滅びの暗示
我ら 行く末悩むも逃げぬ
手を取り興さね『神へ迫る装置』
 
よめいはふたつきほろひのあんし
われらゆくすえなやむもにけぬ
てをとりおこさねかみへせまるそうち




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agtd120agtd120 - 10 Feb 2021 17:32


いかなる道にも果ては在り、
往く手を恐れぬ者は無い。
木々は集い、空を成し、
影に惑わぬ者は無い。
勇み憂い様々あるが、
果てには何も残らない。




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falsehoodfalsehood - 11 Jun 2019 04:45


世見ぬ幽冥見ゆ 閼伽女の媛よ
安き夢の樹 褪すは闇
萌ゆる気色も 堪へかね裂くに
突つけ突つけよ 娶るは居ず子
暮れる明く日は ふるふる出るも
さらば帰命の 去る事とも言え
 
夜見ぬ夢見ゆ 紅目の姫よ
易き夢退き 浅すは已み
燃ゆる景色も 絶へかね避くに
続け続けよ 目通るは何処
繰れる飽く非は 布留布留照るも
然らば記銘の 然る古都とも居え



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