アイテム番号: SCP-ZH-251
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-ZH-251の入り口は2名の守衛により防護されます。発掘担当職員を除き、職員はSCP-ZH-251に立ち入るべきではありません。各SCP-ZH-251-1はまずサイト-ZH-02で保管され、異常性を有しているかどうか確認するために追加調査が実施されます。異常性を持たないSCP-ZH-251-1は収容のためにサイト-ZH-26へと送られます。
説明: SCP-ZH-251は元々サイト-ZH-02の3階にある16号記録室でした。SCP-ZH-251の異常性はその内部からのあらゆる下方向への掘削が、深度不明の土壌層に繋がる結果になることとして現れます。この地層には大量の清王朝の骨董品(以下SCP-ZH-251-1と呼称)が存在します。サイト-ZH-02の2階天井からSCP-ZH-251底部まで掘り進める試みはいずれも失敗しています。SCP-ZH-251は2階と3階の接続手段には影響を及ぼさないことがわかっています。
SCP-ZH-251-1実例は5度に渡る考古学的発掘の後、財団に発見されました。当該物品はSCP-ZH-251-001からSCP-ZH-251-3679までの名称が当てられています。分析結果は一部のSCP-ZH-251-1が要注意団体に関連しており、内10個は異常性を有することを示しました。(詳細は補遺Aを参照)
SCP-ZH-251はサイト-ZH-02の改装中に発見されました。SCP-ZH-251内の床の改装中、建築士は大量の黄土と少量の陶磁器片を発見しました。財団はこの改装に関わった5名の建築士にクラスA記憶処理を施しました。
調査の結果、SCP-ZH-251を建設した業者は繁広化工によって処理されたケイ酸ニカルシウム混合コンクリートを使用していたことが明らかになりました。業者が”有限会社 強記建材”から素材を入手したこともわかっており、機動部隊 "人波買物客" がそこから██袋の疑わしいコンクリートをまとめて購入し、サイト-ZH-02の倉庫に保管しています。